ダビング10であってよかったな、と思うことがあった。
ただ単に、友だちに録画したビデオを渡しただけのことではあるけれども。
これがもしコピーワンスであったら、DVDに焼くのをすこし躊躇っただろうな、と想像できる。その場合はコピー外してしまったかもしれないが、尤も今回の場合、渡したビデオは私にとってさほど大切でもなかったから、そのまま消してしまったかもしれない。
全てのテレビ番組が、放送後にビデオソフト化されたり、レンタルビデオ店に並んだり、或いはネット配信されるわけではない。だから録画に関する制約はいっさい撤廃して欲しい。というのが一視聴者としての要望であったりする。
もちろんテレビ放送というのは、基本的にその番組の放送時間にテレビの前で見るというもの。しかし、我が家にはレコーダーというものがあるのだから、テレビ番組を録画しておいていつでも好きなときに見ることができるのは当たり前のことである、と思ってしまうのは自然な心理ではないだろうか。
まあ、全番組をネット配信したところで利益につながるのかどうか。私はある程度までならお金を出していいと思うけれど、課金システムや値段にも因ることは確かなこと。
結局のところ、レコーダーなる便利な代物が生まれてしまったがために、見逃した録り逃した番組を後から見たいという需要ができてしまったのだろうなあ。テレビはリアルタイムで見るもの。私はついつい忘れてしまう。
しかし、地上波アナログ放送の録画についてはコピー制限がなかったのに、望んでもいないのに地デジになりますと言われて、しかも録画コピーは10回まで、なんてはいそうですかと納得できないところはある。アナログ放送では技術的にDRMが用意できなかったのだろうけれども。それより先の話は、それでは私的録音録画補償金はどうなっているんだ、とかいういつもの議論になってしまう。
録画を他人に譲渡してはいけないよ
まだテレビを録画して友達に渡すみたいな文化って残ってるんだな。
ちなみに、「録画」に対する補償金はデジタル放送のDRMを根拠にレコーダーの製造メーカーが支払いを拒否したら裁判で認められて、録画に対する補償金は今の日本では取られないはず...
頭悪そう