2011-02-21

親の影が消せない

親には子供のころからいろいろなことを強制されてきた。小学生のころは同級生と満足に遊べたこともない。中学生高校生の途中までは友達がいなかった。日常ほとんどは親を失望させてはいけないという感情だけ。成績のことと将来のことしか考えていなかった。結局体調を壊してしまう。

好きなこと、興味がある事はあったけれど、親には禁止されてしまった。兄弟の中で私だけが禁止された。後で聞くと、やはり私にだけ、別な進路を期待していたかららしい

親に反抗したり、意にそぐわないことを言えば、捨てる、面倒を見ない、ご飯を作らない、縁を切るなどと言うのだから、もうどうにもできない。従わなければ殴られた。

今になって、その親の傲慢さを笑えるが、服を自分で着替えられるようになる程の年齢から、そのようなことを言われてきて殴られていたのだから子供のころは真剣死活問題だった。

体調を壊して、とはいえ内科的な問題は特別にはな精神的なものだが、平均的に大学に入学する機会もなくなり子供のころに少しばかりあった情熱もなく、気がつけばまた、親の機嫌をとることだけを考えている。

それでは体調が悪くなるから薬を飲むが、今度は何もやる気がおきない。医者によれば、そのような副作用はないということだから、それが今の素の自分の意思なんだろうなと思う。

から大学に入学しても、全うできるとは思えない。そのやる気はないし自分のために何かをしようという気もおきない。

お金がなくても、働こうとしないから、食料がなくなれば、次第に弱っていき、最後は平静を保てなくなって即身仏のように無意識に暴れ周り死ぬのだろう。その時に他人に不快感を与えることになるかもしれないのが気にかかる。想像しているよりも、もっと悪いかもしれない。

すでに意識不明で病院に運ばれたこともあるから人間最後は少なくとも意識の上では落ち着いたものであるのかなぁと思って、安心している。

いろいろな薬を試せば、薬を飲み健康を保ち、親のためでもいいから生きるという状況もあるかもしれないけれど、そのことに何の意味があるのだろうか。

薬を飲んでいる今は、そのように考えてしまう。結局は多少の脳機能の違いで、考え方すら変わってしまうのだ。

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