「吉田秀和」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 吉田秀和とは

2023-12-19

anond:20231216182609

長いこと室内楽をだらだらやりつつも、あんまり俺も詳しいわけではないので語るのもなんだし、そのうちクラオタというオタク界で最も闇の深いところに住む怖い方々から講釈頂けるだろうから控えようとは思ったが、ディヴェルティメントから伝って探しても見つからないだろうなぁと思ったので書いてみる。

モーツァルトのディヴェルティメントは間違いなく名曲だが、さすがに2千回も聴くほど好きってのは初めて聞いたのでいろんな人もいるんだなぁと思った。そこからプロファイルしてみよう。

作曲家にも努力型/天才型が居て(まぁ歴史に残る作曲家はみんな努力した天才なんだが)、ご存じの通りモーツァルト天才型ですげえざっくり神童と呼ばれた幼少期(初期)、メキメキと才能を発揮して実験的なこともした青年期(中期)(ウ○コマン期)、色々と人生の哀歓を味わった壮年期(後期)で結構作風が変わる。このディベルティメントは中期の作品。ということで

1.誰が:天才が作った若い頃の

2.どんな:軽快な長調宮廷音楽である

3.なに:多楽章形式室内楽

ってことになる。

1から入るならメンデルスゾーンが同じ属性なので近い曲が見つかると思う、バイオリンソナタはディヴェルティメントに近いが、バイオリン協奏曲も有名なので聴いてほしい。

2は古典派の音楽全部じゃねーかって気はするが、ハイドン皇帝ヒバリグリーグのホルベルグあたりは特に近いと思う

3は無限にあるけど有名どころだとチャイコフスキーの弦楽セレナーデシベリウスのカレリアとかだろうか、どれもド定番から既に聴いてるかもしれないが。

もちろんモーツァルトをひたすら聞いても人生1回分には十分なので彼の伝記(漫画でよい、もちろん吉田秀和でも良いが)を読んでこのころに書いたんかなぁ〜とか妄想しながらディベルティメント、アイネク、ピアノソナタ28とかを聞き直してくれてもいいと思う。

あと俺の最推しは「偉大な芸術家の思い出に」って曲です。これも良い曲なんや。素敵な音楽出会えることを祈る。

2014-06-18

大学教師が新入生に薦める100冊」のCSV

大学教師が新入生に薦める100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」のCSVファイルを重複排除ソート出現数3回以上だけを抜き出してみた。記号が統一されていなくて漏れしまっているのもあるかも知れない。(ゲーデルエッシャーバッハの長音風記号はなぜか統一されていて、Amazonでも全く同じ表記

2007-07-28

FM

吉田秀和元気だなあ。よきことなりよきことなり。

2007-03-18

上機嫌に生きること

今日天気がよくて、めずらしく上機嫌に過ごすことができた。

料理して家族と食べて、歩いて散歩に行って、夕飯のお買い物して帰ってきただけで何もなかったけど、本当に楽しい日だった。いつもこんな風に上機嫌に過ごしたいと思う。たとえ不幸な日にも。

不機嫌でいることは自分や自分の人生精神や周りの人や生活のすべてを少しずつだめにしてしまうような気がする。

モーツァルトをとても尊敬している理由のひとつに、いつも上機嫌だったっていうのがある。(もちろんあんなに美しくて神々しい音楽を作ったということもそうだけど)

吉田秀和の『モーツァルト手紙』を読むとわかるけど、モーツァルトはいつも上機嫌だった。モーツァルトは傍からみて必ずしもいつも幸せだったというわけじゃないのに。お金がなくて借金を重ねて、スポンサーに意地悪されて、バカにされたりしても、それでもいつも上機嫌で、仕事をして、しかも家族を愛して、そう手紙に書いた。

バカで子どもみたいで、金づるを得るために賢い振る舞いができなかったかもしれないけれど、私はそうできる人よりも、どんなに優れた人よりも、いつも上機嫌だったモーツァルトというのがとても好きだ。

上機嫌でいること、自分を愛すること、人生を愛すること、家族身の回りの人を愛すること、そういうことがとても大事だということは、それを読んでもわかるけど、モーツァルト音楽を聴くと一瞬でわかる気がする。

モーツァルトというと、初心者音楽だ、とか、オンナコドモの趣味だ、とか言ってしまう人は、本当にかわいそう(実際私は、初心者だけれども)。あの幸福感、人生幸福感がわからないんだと思う。

上機嫌に過ごした完璧な日には、そういうのがとてもわかる気がするのだ。(もちろんそういう気分じゃない日もある)

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん