最近の研究では人間は心臓が止まり、血液や酸素の循環が停止した後も、脳はすぐには活動を停止しないことがわかっている。そのため心臓発作から生還した人々のなかに臨死体験をする人がいると考えられている。また、心臓停止30分後でも脳活動が見られたケースもあったそうだ。
[Nature]Pig experiment challenges assumptions around brain damage in people
https://www.nature.com/articles/d41586-019-01169-8
[日本語記事][Nature ダイジェスト]死んだブタの脳を体外で数時間生存させることに成功
⭐️日本語記事のタイトルの通り、食用に解体されお肉になった豚の脳が復活
> 研究チームは、BrainExに組み込んだブタの脳が6時間でどの程度回復できるかを調べた。
> その結果、保存液を注入しなかった対照群の脳の細胞は崩壊してしまったのに対し、
> BrainExに組み込んだ脳では個々の細胞や部位の構造が保存されていた。また、ニューロンや他の脳細胞が正常な代謝機能を再開したことや、
> 脳の免疫系も機能しているらしいことが分かった。さらに、BrainExに組み込んだ脳から採取した組織試料に通電したところ、
> ただし、高度な脳活動を意味する脳全体の協調的な電気的活動パターンは全く見られなかった。
> 研究チームによれば、そうした高度な機能を復活させるには、電気ショックを与えるか、もしくは、もっと長い時間にわたって脳を溶液中で保存し、
> 酸素供給がない状態で受けたあらゆる損傷から細胞を回復させることが必要だろうという。
>
死んだブタの細胞と臓器を回復させる新技術「OrganEx」と、ブタからヒトへの臓器移植元年
https://www.newsweekjapan.jp/akane/2022/08/organex_1.php
> 死後、数時間経った臓器を回復させる方法は、これまでにも身体から切り離された臓器を使った実験が行われています。セスタン教授らのチームも2019年にBrainExという装置を開発して、脳の機能回復を検証しました。
> 『Nature』に掲載された論文によると、研究チームはBrainExを使って、死後4時間経過した32頭分のブタの脳に特別な液体を6時間送り込みました。液体は、合成血液や脳細胞の死を遅らせる効果のある薬剤から構成されていました。その結果、通常と比べて脳細胞の死は減少し、血管と一部の脳機能は回復しました。
> BrainExを6時間使用したブタの脳は、情報伝達を担うシナプスの働きが回復し、生きている脳と同じように薬物に反応したり酸素を消費したりすることが確認されました。けれど、意識や知覚を示す電気活動は観測されませんでした。つまり、「脳が生き返った」とまでは言えませんでした。
> ただ、セスタン教授らは、身体から切り離された脳が意識を取り戻すことを懸念し、脳の活動を抑制する薬を投与しながら実験をしました。抑制剤を使わなかったり4時間より前に実験を始めていたりしたら、脳は意識を取り戻したのでしょうか?謎は残されたままです。
安楽死制度賛成派の多いはてブの皆さんに教えて欲しいことがあります。 「死ねば今の苦しみから全て解放される」ということが安楽死を希望する前提になっていると思うのですが、ど...
意識は脳の信号によるものである 猿の頭蓋を開いて、脳を撫でればよく分かる 猿は震え、目を踊らせる 苦しみも喜びも、全て脳によるもの 脳が機能しなくなれば、全て発生しなくな...
なるほど、ありがとう。 少なくとも脳が昨日を停止すればこの世の苦しみは感じることはできなさそうですね。 あとはあの世なんて無いと信じることができれば良いのでしょうか。
脳は停止しても蘇らせること可能やで ついでに生命も自我も現象であり脳単独でどうのこうのって話ではないよ
可能になってから言え
最近の研究では人間は心臓が止まり、血液や酸素の循環が停止した後も、脳はすぐには活動を停止しないことがわかっている。そのため心臓発作から生還した人々のなかに臨死体験をす...
「停止したと思われていたけど停止してなかった」場合の話であって 停止しても蘇らせられるという話じゃないやん
これをそう読むんだね >食用に解体されお肉になった豚の脳 なお、植物状態(遷延性意識障害)になって、 15年、19年、23年、27年経っても会話ができるまでに回復したりするのはよく知...
意識が脳と肉体による電気信号によって形作られるものなら それが失われたとき あの世がどこに存在できるのか わたしには想像できない
おまえんちのパソコン、クラウドに繋がってないの?
興味ないね
FFはよくわからんのよ…
電子は万物に宿っている
想像をそこで止められるかどうかが分かれ目になりそうですね。 科学ではあの世があるとも無いとも断言できないけど、無い方に賭けようと。
失われ、無くなり、二度と再現できなくなったものが、どこに存在できようか?どのような力によって?なぜ? もっとも、高次元からの干渉という反論はあり得る。もしかしたら、イ...
高次元ですか!それは興味深いです。 しかしやはりなかなか想像を止めるというのは難しいですね…… でも、少し分かってきたかもしれません。 「死ねば無」を信じるというよりも、...
私には、個々の人間の中に臓器があり、細胞が活動し、栄養や体液を微細な働きでやり取りし、電気信号が行動を形作るように映る。太古から連綿と受け継がれてきた、個と群れの生存...
ありがとう。 してみると自分のものと思われるこの生物個体に意識を集中することができれば、死ねば無ってことになりそうですね。 自由意志を確固たるものと考えるあたりも含めて、...
縁、それは現代では捨て置かれ、顧みられなくなったもの。 人々は利益と契約での明白な接続を望み、それは個人主義となって人々を孤立させた。 人々は利益と契約で説明できない愛を...
面白いなあ、自分の小さな想像なんてほんと知れてますね。ありがとう。 ネットワークに自分が少し溶けている感覚は希望だったのですが、死への恐怖の根源でもあるかもしれないとい...
これ前もやったけどあの世とか以前に自分が存在するのが気のせいなのよ 宗教の人、自己との対話を辞めた病気の人に何言っても無駄だけどね
面白そう! 自我が気のせいなら、死に対する恐怖も気のせいってことになりそうですね。 何かそういう考え方について書かれた本とかありますか?
Bing(Copilot)ちゃんに聞いたら下記がお勧めだって言ってたよ。ワイは書評については目を通したが未読 アルフレッド・ミーリー『アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようで...
なるほど、自由意志についての検討の中で「自分という存在は幻想にすぎない」という話が出てくるのですね。 自由意志を強く信じる人が「自分を殺す権利があるのは当然」と主張して...
自由意志は幻想。原子の間にそれはない。 自由意志は矛盾。私は自由であることしかできない。あなたも自由であることしかできない。 自由意志は調和。あなたとわたしが愛し合い、あ...
そもそもそんなもの存在しないとか現象っていう認識欲しい