2024-01-06

日本近代史上初の識字率低下

はじめに最近個人的体験について聞いてほしい。昨年末帰省する際、指定席特急券を受け取ろうと都会のターミナル駅券売機の前に行くと、10人くらいの外国人観光客の列ができており、列車発車30分前に駅に着いたのに指定席特急券を受け取れずに列車に乗り損なってしまたことがあった。(増田地元チケットレスでたどり着けないエリア)

券売機の数は3台。普通の成人が操作すれば10人の待ち行列は5分くらいで捌けるはずだ。それが一向に列が進まないことに猛烈なストレスを感じた。結局間に合わないと判断して、15分くらい過ぎたところでネットから特急列車の変更をしたのだが、地元に帰るのが2時間ほど遅くなってしまった。

外国人観光客言語問題券売機操作時間がかかるのは仕方ない。私もこんな事でイラつくのは不寛容だったかもしれない。だけど、似たような問題日本中で起きていて無視できない社会コストになってきてるんじゃないだろうか?

主語が大きい話になってしまうが、日本近代史上初かもしれない『識字率の低下』が起きているとでもいうか。

一昔前なら、わざわざ海外から日本に来る人は物好きが多かったので日本語がある程度わかったり、下調べしっかりしてくるタイプの人が多かったイメージがある。それが近年のLCCの普及や円安の影響で、日本語はおろか英語もわからないし下調べもしてないけど遊びに来た的な人が増えてきている。

国内でも外国人の増加に合わせて、公共交通の案内板に英語中国語韓国語併記が増えてるけども、外国人旅行者さらに増えたらどうするのか?ベトナム語タイ語インドネシア語記載をどんどん増やしていくのだろうか?案内板のスペースの限界翻訳コスト問題があるし、日本人の利便性が下がりもする(多言語併記日本語の文字が小さくなったりなど)のであまり現実的な解と言えない気がしている。

先日の能登半島地震みたいに緊急時にはさら問題が大きくなりそうである外国人被災者との意思疎通、英語がわかるなら対応できる人は一定数あると思うし、中華圏の人でも最悪筆談できる。が、タイ語しかからない人がいたとして、避難指示の案内とかどうすればいいのだろうか?スマホ翻訳アプリバッテリー切れたら通信断絶したらアウトである。そろそろこの問題について真剣議論がされてもいいように思う。

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