2023-01-22

忍者極道』のガムテラストバトルがオンリーロンリーグローリーだった理由完全に理解した

白鳥の湖』で二人共敗北したことが、結果としてあの世で引き合わされる二人の魂の勝利意味する伏線だったという所までは、一年ほど前にたどり着いていていた。

でも今日ふと気づいたのさ、Spotifyバンプを聞いていてわかったんだ。

オンリーロンリーグローリーには「トロフィー」が3回出てくるんだ。

この3回が大事だったんだよ。

それこそがガムテ過去と今と未来に連なる3つのテーマだったんだ。

ガムテ物語は3つのトロフィー」の物語だったんだ。

最初トロフィーは、「殺しの王子様」という称号だ。

ガムテこそが発する光によって、グラスチルドレン達に希望を与える。

それこそがガムテ存在証明だった。

ガムテ王子であることをやめたとき、グラスチルドレン達は目指すべき姿を失って絶望の中に戻ってしまう。

から負ける訳にはいかない。

そのためにも目の前のターゲットを倒す。

そう、忍者(しのは)を倒すこと。

そうして守り続けるのだグラスチルドレンたちの夢を。

特別じゃないその手が触ることを許された光を。

2つ目のトロフィー極道(きわみ)だ。

グラスチルドレンのリーダーとしてではなく、ガムテ個人物語における最重要ターゲットだ。

ガムテ人生における最大の目的、それは極道(きわみ)に自分を認めさせること。

そのための最短ルート、それは極道(きわみ)の首級(トロフィー)を獲ることだ。

殺しでだけ繋がった歪な親子関係、その物語の完成のために必要不可欠なトロフィー

失った家族愛を取り戻すための一瞬の温もりを求めて。

一人に凍えるこの手が温もりと出会うための光へ。

最後トロフィーは温かい家庭本当の家族

これはガムテだけの物語じゃない。

プリマ物語でもある。

物語の骨子は白鳥の湖だ。

呪われた王子と姫が呪いを越えて結ばれる物語

二人の物語から失われた家族の温もり、それを寄り添い合うことで取り戻すまでの道だ。

特別じゃないこの手を特別と名付けるための光だ。


かくして3つのトロフィーに向けてガムテの帰投なきラストフライトが始まる。

その始まりを告げる歌だったんだ。

俺はやっとたどり着いたぞ近藤信輔。

見ているか

かに伝わったぞ!

つのトロフィー物語が!

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