■そういえば子宮取ったよ

子宮筋腫が大きくなってどうにも辛かったので、41歳で子宮全摘出したアラフィフです。

卵巣は異常がないのでそのまま２つとも温存。骨粗鬆症や他の病気のリスクが上がるので、通常はできるだけ残します。

排卵された卵子はいつの間にか吸収されるらしいけど、どうなっているのかいまだに不思議だ。

ちなみに子宮全摘出は卵管もセットで摘出します。術後に写真を見たら、ほんとに先がひらひらしているのに謎の感動を覚えた。

以下、とりとめもない感想など。一個人の感想としてどうぞ。

• 40歳超えると医師も「全摘出」言いやすいらしい。子どもいないけどあっさり全摘で話が進んだ。子どもや配偶者の有無でケースバイケースになると思われる。
• 生理がないのは本当に楽。仕事や旅行の心配がひとつ減るだけでめちゃくちゃ楽。
• 当たり前だが、子宮がんのリスクがなくなった。ない臓器はがんにならない。…というとアホっぽいが、これは術前の説明で医師から説明されたこと。
• 反面、卵巣がんのリスクはあるので婦人科を定期的に受診すべき（と医師に言われた）。
• 健康診断はいちいち説明がめんどくさい。多くの健保組合で女性オプションとして子宮頸がんと乳がん検診が無料か安価でつけられると思うが、子宮がんだけいらない理由を言うのがめんどくさい。経膣エコーだけだと別料金のことが多いのではないか（これは普通に婦人科を受診したほうがいいかも）
• 問診票で「最終月経日」を書くところ、「閉経」の選択肢に○でいいのか毎回悩む。血が出ないだけで、排卵はまだあるからホルモン的には生理がある人と条件同じで、病気を考慮するのであれば「閉経」ではないはず…でも血は出ないし…（専門家の人教えてほしい）
• たぶんまだ排卵しているが、なにぶん血が出ないので更年期がよくわからない（他の症状があまりない）。婦人科を受診したほうがよさそうだ。めんどくさい。
• PMSっぽいものはある。排卵痛っぽいものもある。出血がないので、本当にそれなのかはよくわからない。でも月経期間がないだけでずいぶん楽だ。月のほとんど辛いのが半分になっただけでもありがたい。
• 性交渉はできる。術後も性欲はあった、が減退してきたのは年のせいだと思う。湿り気も少なくなったがないわけではない。いろいろのトラブルは摘出よりも、老化の影響のほうが大きいと考えている。
• 生理用品やピルの出費が減ったのはありがたい。
• 周囲におおっぴらには話しにくい。「子どもがおらず病気で子宮全摘」に過剰にウェットになる人物がどこに潜んでいるかわからないからだ。こちらはただ病気を治療しただけなのだが。

お悩みの方はぜひ婦人科を受診なさってください。

Permalink | 記事への反応(7) | 18:40

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