洗濯不足ではない。何かしらの悪い夢を見ていたに違いない。
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妻と子どもの騒ぎとTVの喚きと朝の交通で増加する外からの音量。
目を瞑って気持ちを整えなければならない。出勤まであと40分。
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もともと私が兼業主夫、しかし夜のシフトがある現場への異動要請。
子どもが小学校入学にあたるタイミングで誰も面倒を見られるなくなる。
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家庭の事情による転職、別業種、向いていると言われ、自分でもそう思った。
契約社員、その程度の仕事だ。手取り16万弱、ただ8:30-17:15、休暇は取れる。自宅から25分。
給料は除いた条件で選んでそうなった。
正規への道もあることはある。求められる資格の通信教育を始めた。
でも好きな仕事ではなかった。入って3ヶ月で気付いてはいた。1年7ヶ月、介護職。
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大学卒、小学校教諭、1年で迫られた自主退職、諦め切れず臨時採用で続けた。
児童に厳しくできない。荒れる。やはり、向いてはいなかった。転々とし安定しないのもネックだった。
職業訓練校、ビルメン、7年続いた。便利に使われたが楽しかった。結婚できた。子も授かった。
最後の挨拶では皆ちょっと涙ぐむほどだった。円満な退社だったと思う。
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アクシデントの責任を一方的に取らされた。眠れなくなった。仕事中ふらついた。詰められた。休んだ。
休みが続いている。いや、もう無理だ。もういい。
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そうだ、転職しよう。
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ところで一行空けができないんだが。