2020-01-27

マスコミ報道しない新型コロナウィルス真実

武漢病院患者が押し寄せてパニックになっている

日本でも一部の病院中国人が押し寄せていて、武漢専門外来ができている。

どちらも本当だろう。あまりマスコミ報道しない真実ではあるかもしれない。

でも、この記事で言いたいのはそのことではない。この2つのニュースは、どちらも良いニュースだということ。新型コロナウィルスは、風邪みたいなもので、大したことがないということが、上のニュースから分かる。これ、専門家はみんな気づいているけど、マスコミは「危険だ」という報道しかいから、一般の人がそれを耳にしないだけ。

以下に理由説明する。

まず、前提として知っておかなければいけないことは、感染症の致死率の計算はすごく難しく、流行の初期段階で見積もれるような性質のものではないということ。感染症の致死率は、死亡者数 / 感染者数だけど、分母の見積もりがすごく難しい。というのも、重症者は統計に捕捉されやすいが、軽症者は統計に捕捉されづらいから。感染しても、軽症だと、受診しない→統計に捕捉されないので、分母に入らず、死亡率が高く見積もられる結果になる。特に、今回のように、症状が風邪に近いのであれば、パンデミックの初期に、死亡率が見かけ上高くなることが、当然予測される。

twitterなどで言われている、

武漢で、病院患者が押し寄せている

真実だろうけど、これも、報道によるパニックによるものである可能性が高い。となると、従来であれば、受診しなかった軽症患者が、病院に押し寄せてる可能性が高い。つまり、分母である感染者数の方が大きくなるから情報としては、新型コロナウィルス危険性を低く見積もる要因になる。病院が軽症者でパンクしても、重症例は捕捉されやすいというのが前提になっている。

もちろん、武漢病院が、軽症者ばかりみて、重症者を追い返しているということであれば話は別だ。ただ、twitter情報から、そこまで考えるのは考えすぎだろうし、情報としては、新型コロナウィルス危険性を低く見積もる要因と考えたほうが良いだろう。

また、今のところ死亡例は基礎疾患がある高齢者に限られ、健康な成人の死亡例がないことも注目するべきだと思う。院内感染による死亡例でも言えることだけど、医療統計では、「もともと死にそうな人が、最後のひと押しで死んだだけ」という症例が、「死亡例」としてカウントされてしまうので、それを割り引いて考えないといけない。今わかってる死亡例は、基礎疾患のある高齢者に限られるので、今の情報から、大騒ぎする必要はないと思う。

「良くわからいから、念には念を入れるに越したことはない」という考え方もあるし、そういう意味で、今から2週間くらい前の段階で、厳重な防疫措置を取るべきだったという話は分かる。ただ、今は、すでにそういう段階を過ぎている。この程度で、こんなに大騒ぎしていると、本当に危機対応をするべきパンデミックが起きたときに、対応しきれなくなると思う。もし、新型コロナウィルスパニックになっている最中に、本当のバイオテロが起きたらどうするんだろう?その心配をした方が良いと思う。

  • 今回のころにゃんが怖いのは、 たいした症状もでてないのに突然ぽっくり死ぬ人がでてるからでしょ。 重症化するのが、持病のある弱った高齢者限定なら誰も気にしない。 そんな高...

    • それ、きみの妄想でしょ。 中国中部・湖北省武漢で発生した新型コロナウイルスの死者にはこれまでのところ、60歳以上でもともと健康状態が悪かったという共通点がある。(写真は...

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