世の大多数の人間は、文化的に豊かであるとか多様な人々がいる環境とか求めてなくて
自分の半径10メートルそこいらの同じ学校、地元、親族とかとの関係で人生が回ってる
たまたま東京都内に生まれても区内の地元つながりでマイルドヤンキー的に生きてる者も多い
つか、近代まで世の中の圧倒的大多数の人間は(江戸大坂京都在住でも)そんなもんだった
こう書くと差別的だけど、現代でも日本人の約60%は高卒以下だからその程度で満足してる
地方在住でもテレビとネットがあれば、広い外の世界を実体験しなくても困らないし
本物の離島住まいとかを例外とすれば、自分を田舎者ともあんまり思ってない
さらに本物の地方民の間には「地方内ヒエラルキー」というのがあって
狭い九州の中では博多ン者が王様気取りして、少々都会に憧れる者も
これがアメリカだと話のスケールはもっと大きく、大陸ど真ん中のカンザスやらネブラスカ
あたりの州では、一生涯「海」を見ることがない者が現代でも多数いる
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――話は飛ぶが、俺は元増田と同じような発想で
微妙なマイナー小国に生まれた人間てどんな気持ちなのだろうかなあ? と考えたことがある
どうもそういうマイナー小国の人々には、オーストリアのウィーンだのアメリカ東海岸だの
近隣の大国の大都市というのが留学や出稼ぎ先としてそれほど敷居の高い存在ではなく