2019-06-29

技術進歩が早すぎる

平成元年まれの丁度30歳。一応首都圏で生まれて育った。

だが自分物心ついた時はまだ私的録音メディアカセットだったし、トイレぼっとん便所がまだまだ残っているところには残っていたし、ダイヤルを指で回すタイプ公衆電話だってよく見た。電車は流石にすぐ自動改札に化けた気がするが本当に小さな頃に数度駅員さんに切符をカチカチしてもらった記憶があるし、バスカードなる謎の磁気カードを通してバスに乗ったこともあった。どこぞで参加した抽選会の目玉商品ポケベル(のような何か)だった。

一応世間的にはぎりぎりまだ若年世代と括れなくもない自分の子時代ですらまだそんなものだったのだと思い返すと、本当にこの30年で何か起こったのかという気になる。手元のスマホぼんやりYoutube動画を眺めているとき、ふとそういやこのスマホだって自分中学時代にはまだ影も形も無かったんだよな……iPodはあったけど……と気が付いて愕然とする。

仕事でも当然のように離れた場所にいる相手今日中に対応してくれーみたいな連絡をメール(同じオフィス内にいる場合チャットツール)で送りつけたりしているけど、自分の親が若いころバリバリでやっていた時代は最速でも固定電話ファックスで連絡取り合ってみたいな世界だったのかと思うと、逆に想像するのが難しいというか。

一世代経たないうちにこれなんだから、(古代エジプトの頃からあるとはいえ世代による価値観対立も先鋭化していくのは仕方ないかもしれない。既に自分00年代以降に生まれ世代とは価値観からから全然違うんだろうなという予感はある。

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