ツイッターで実体験漫画(白ハゲ漫画)を描いて遊んでいる者だ。
仕事中にはそのことばっかり考えている。
受けようと思ったが、やめた。
筆が乗らないから。
書籍化するにあたって、ボリュームを増やすために50ページほど新規で描いてくれと言われた。
毎週10ページは描いていたので、1か月あればできると思っていた。
しかし、出来なかった。
全くアイディアが湧かなかった。
メモ帳にネタをまとめていたので、それを元にネームを書いたりした・・・が、
全く面白くない。
だが、比べてみても全く面白くない。
何が悪いか考えた。プレッシャーによるもの・・・漠然と頭に浮かんだ。
何のプレッシャーなのか?
ツイッターという不特定多数へ毎日のように作品を後悔してるのに、自分が感じているのは何のプレッシャーなんだろう?
それもあるだろう。
しかし、分かった。
分かってしまった。
自分に声をかけてくれた、担当編集さんからのプレッシャーだった。
担当編集さんはとても優しく、書籍化の件を真摯に取り組んでくれて、打ち合わせも楽しく行えていた。
問題なのは、自分の描いたものを担当編集さんがチェックする、という事実なのだ。
ましてや、その担当編集さんとは何度か会い、食事をし、どんな性格なのかもお互いに知ってる仲だ。
それが尚更、自分のアイディア出しにプレッシャーをかけていた。
誰の為でもなく、描きたいから描いて、公開したいから公開して、それが見たい人にたまたま見て貰えばいい、というスタンスだ。
その担当編集さんのために漫画を描く、という思考になってしまい、
どこか媚びたような、猫を被ったような、どことなくハジケきれてない、そんな漫画になってしまう。
そんな思いが心の根のどこかにあるのだ。
いや、担当さんも漫画を読むのが仕事なんだから、引かれることは絶対にないというのも分かってるのだが。
分かってくれない。
全く、アイディアも出ない。
ツイッターに適当に公開する漫画を描こう!と考えると、めちゃくちゃにアイディアが出る。
しかし、「あっ、これを書籍に載せればいいじゃん!」と考えた瞬間に、脳みそにフタがされたように何も思い浮かばなくなる。
こんな人、他にはいないのかな。
ツイッター白ハゲ漫画が割と好きなので頑張ってほしい。 脳みそにフタ… はよく解らないが、一ヶ月描いてストック貯まった後で編集に声掛けて「やっぱ出版します」は無理かな。
「こんなこと描いたら担当さんに引かれるのでは・・・」 現実問題として編集者の機嫌を損ねたら出版はお蔵入りでしょうし被害妄想の類ではないと思います。 無意識に目を背けて...