2018-09-08

同じ属性持ちに共通点を求めてしま心理

自分は、少数派にあたる属性をいくつか持っている。「マイナー職業についている」「マイナー趣味がある」みたいなのもあるし、差別されるので人には言えないようなのもある。

で、そのうちのどれか同じ属性を持ってる人が、ネット動画上げたり生配信したりしてるのをたまたま見かけたときに、意外と自分とはメンタリティ生活が違ってて、そのことに軽いショックを受けたりすることがある。そして、ショックを受けた自分に気づいて、「なんか自分おかしなところでショック受けてる……」と二重にショックを受ける。

今ちょうど増田の人気エントリにある記事から、「オタク」を例として使わせてもらうと、自分が「オタク」だと思っていて、他の「オタク」を見たときに、「お、この人もオタクなのか。じゃぁ自分と同じでモテないんだろうな」と無意識に考えてしまう。

オタクって定義が広いけど、ここでは、サッカーオタクとかじゃなくて、アニメオタクとかパソコンオタクとかの、いわゆるオタクっぽいオタクのことだと思ってほしい)

実際には、「人並みに」恋愛しているオタクはたくさんいるし、友達が多いオタクもたくさんいる。

しかしたら、「オタクである」こと以外は共通点のない人たちの集合を「オタク」と呼んでいるわけだから、「オタクのうちのリア充比率」も、「オタクじゃない人のリア充比率」も、それほど変わらないのかな。多少の傾向はあるにしても。

ニッチだったところに「一般の人」が多数流入して、少数派度合いが薄まってくると、なおさら

大昔、パソコン屋に行くと、店員も客も全員、アースカラーのなんか地味なトレーナーとかジャンパー着てて、髪型もあまり気を使ってない、みたいな感じだったけど、その後パソコン一般家庭に普及し、IT系ベンチャーがかっこいいものとされるようになるにつれて、普通服装の人が増えていき、おしゃれな爽やか好青年が外付けHDDを買いに来たりするようになった。

というようなことをわかっているつもりなんだけど、ついつい、同じ属性を持っている人を見かけるたびに、無意識に、他の部分でも共通点があるものと思い込んで見てしまう。というか、共通点があることを期待している節がある。

こういうのって、何か名前付いてたりするのかな。「心理学では◯◯効果と呼んでいますよ」とか。知ってる人がいたら教えてほしい。もしくは命名してほしい。

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