2017-08-25

Google事故について

Googleが間違った経路を通知してインターネットが一時混乱したらしい。

Googleに勤めてないが似たような外資に勤めてるので思ったことを書く。


【なぜ今回の事故が起こったかについて】

予想であるが単純に人員不足だと思う。

アメリカ系の企業では恐ろしい数のエンジニアが減っている。

まともに運営できるだけの人員を確保してなかった可能性がある。


【なぜ人員の確保ができないのか】

まずアメリカ企業日本企業と違いを知る必要がある。

アメリカ企業では転職の数はあまり考慮にならないなので会社職務がショボかったり人間関係でトラブったりするとすぐにやめていく。

職種を変わると給与が下がるし、一から覚えるのも面倒だし、だいたい好きでその仕事してるので転職しても職種は変わらない。

から上昇転職も多い。ブラックでなくても十年で半数の人員が変わったりする。

ここで不況時の企業政策の違いについて考える。

日系の場合何だかんだで引退前以外はやめずに続けることが多い。やめるとバイト並みの給料になったりするからだ。

その結果徐々に待遇が悪くなったりリストラが起こったりする。

そして賄えない分はサービス残業になる。

しか普段から効率業務をしているため効率化によって急にサービスが低下しないことが多い。

米資系は違う。普段からギリギリの人数で回しているが、どんどん効率化で人数は少なくなる。

好況の時は新しい人員来るが不況になると退職者の穴埋めはなく業務ばかりが増え、人数は減っていく。

私の会社も5年前の4倍ぐらいの業務を一人で負担している。

その変化スピードは日系と比べられないほど早い。


【結果どうなるか】

人員は確実に増えない。そうすると起こるのはサービスの低下である

米資企業は殿様商売政治力を背景に無理矢理買わせている企業も多い。

顧客満足度なんて知ったことかな企業もある。

結果サービス品質は恐ろしく低下する。

これからも米資系のサービスで似たような問題が起こると思う。

私の会社も数年著しく雇用を減らしているが一人辺りの業務量は増えている。

自分の回りでもかなり大きなシステムトラブルが以前では考えられない頻度で起こっている。


【どうすればいいか

はっきりいってマクロ問題だと思う。米資中でエンジニア雇用を減らしまくっている。

エンジニア雇用を増やすか。諦めて障害頻発を受け入れるしかない。

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