人工知能とかディープラーニングでそう遠くない未来に事務職等の職業が人工知能に奪われると専らの噂ですが…
果たして本当にそうなのでしょうか?
AIの進歩は日進月歩です。実際に人の代用として十分に実用に耐えうるAIというのも実際に開発され、新たな産業としてAIは商品として販売されるかもしれません
そして、人間の代用としてAIを利用する場合、多様な用途に分かれたAIから必要に応じて購入し、WindowsなりMacなりLinuxなりにインストールして利用したり、場合によってはアウトプットの為に新たなハードウェアの購入が必要となるでしょう
オープンソースというのもあるようですが、会社で利用する用途のAIの全てがオープンソースとして利用される可能性はあまり考えられません
(例えばオープンソースの有名なソフトウェアにBlenderという3DCGのソフトウェアがあり、機能は有料のソフトウェアに匹敵するほどだと言われていますが、実際の映画等の製作現場では有料のソフトウェアはたくさん使われています。)
なので、とある会社がAIを事務として利用しようと考えたとして、前述の通りAIを人間の代用として用いるのには、やはり投資が必要となるでしょう
それは、初期費用は当然、保守メンテナンスといったランニングコストもかかる筈です
はたして、人間を事務から追い出すことと、AIを運用することでは、どちらがお金が掛からないのでしょうか?
Windows10が発表されWindowsXPのサポートが打ち切られた際には、Windows10へのアップデート費用等、たくさんの面倒が起こったと聞きます
そして、個人的な話ではまだ、オフラインではあるものの、結局はWindowsXPを利用し続けているところもあるようです
はたして、このような体たらくの日本に人間の代用となるAIが進出しても、日本中の企業は諸手を挙げて歓迎するのでしょうか?
確かにIT系の企業はおおきな変化が起きても比較的追従する企業が多いと思います
しかし、IT系以外の会社をターゲットにIT系の大きな変化をおこしたところで、果たしてどれ程の企業が追従するのでしょうか?
あんまり、自分はこのような分野には詳しくないので、かなり憶測を交えた話になってしまいましたが、ぜひ何か分かる方は教えて頂きたいです。
追記
トラックバックでの意見を参考にさせて頂くに、AIが人件費を下回るのは時間の問題であり、
AIを導入しなかった企業はやはり相応の損をする。そして、機械に職を奪われなかった人達はその損をどちらにせよ被ることになると言うことなのですね
人を使うよりAIを使った方が安いことが原因で追従しない会社は落ち目になる 価格競争で負けるから 結局コネあってもコネ使う会社は利益率が下がるから買い叩けるベンチャーに負け...
日本でいえば、年間コストが400万円(人間一人の年収)を下回るなら人より機械の方に交換すると思う 例えば自動運転車は将来確実に400万円を下回ると思うが、その時タクシードライバ...