本人には言っていないが、とてつもなく「キモい」。
人前にもかかわらず平気で放屁するし、げっぷもする。それも大音量で。
食事中に口に物を入れたままクッチャクッチャしてしゃべるのも父親にとっては当たり前。
痰を切る時も不必要なほどの音を出す。「ンゲェッホ!ガッ!クェッ!ウェーグォッフォ!」なんて毎日聞かされている娘の身にもなってくれ。
公衆の面前でここまで酷いのかどうか私は知らないが、「家族だからいい」なんていう特別ルールは存在しないので最低限のマナーは守ってほしい。
第二に、不潔である。
特に肩。フケが積もる寸前。
さすがに本人に伝えると、「雪みたいだね」。そんな汚い雪があってたまるか。
ハゲが進行してきているので、乾燥がひどいだけの清潔なフケかと思ったら、なんとシャンプーは数日に1回しかしないそうだ。
正真正銘の不潔なフケだ。
隣にいると不潔なフケが飛んできそうなのでとりあえず物理的な距離を保つようにしている。
それなのに近寄ろうとする辺りが「キモい」。
原因が自分にあるかもしれないと考えたことが一度もないんだろうな。
いいか。よく聞けよ。
当たり前かもしれないけど、これをきちんと現実として受け止められてない父親って多いんじゃなかろうか。
少なくとも私の父親はそうだと思う。
父親の中で私はいつまでたっても「娘」で「子供」だし、自分は「父親」なんだ。
「成長したね」なんて口では言っているけど、話していると私を随分と子供扱いしていることがわかる。
そして同時に自分が「おじさん」だと理解してないこともわかる。
昔は最低限のマナーは守って人前で放屁やげっぷなんてしなかったかもしれない。
その時は特に「下品な行動は慎もう」なんて意識していなかった。下品なことをしないのは当たり前だから。
昔は意識してなかったから、今も意識しなくても大丈夫だと思い込んでいるのだ。いや、そう思いたいのかも。
私にとって「反抗期」という言葉は、(言い過ぎかもしれないが)
「父親が自分のおじさん化を受け止めたくないがために発せられる自衛の言葉」または「周りがおじさん化を指摘する声から父親を守る言葉」にしか聞こえない。
反抗期がないと言われる娘とその父親は仲が良い傾向にあるように思えるし、仲がいいのは娘が父親に嫌悪感を抱いていないからだろう。
それは、その父親が嫌悪感の根源である「下品」だとか「不潔」だとかいうあたりをうまくクリアしていることを示す。
クリアするためには自分がおじさん化していること(自分が歳とともに変化していること)を受け止めなければならない。
つまり、反抗期がない娘の父親は自分のおじさん化を受け止めているのだ。
反抗期の時期が大体中高生あたりなのも、大体その頃に父親もおじさんになるから。
反抗期から抜け出すのが大学生とか大人になるあたりなのも、大体その頃に父親から物理的に離れてキモさを感じなくなるから。
父親だから「キモい」のではない。「下品で不潔なおじさん」だから「キモい」。
道端にいるおじさんだって、「上品で清潔なおじさん」ならキモくないし「下品で不潔なおじさん」ならキモい。
「キモい」と言われたくないのであれば、「反抗期」と言って逃げるのではなく、「下品で不潔なおじさん」から卒業してほしい。
これが今年17歳になる娘からの願いだ。
世の中の、下品で身だしなみに少々問題のある老害おじさんについて 「この人家族の前でもこうなのかなあ」と疑問に思っていましたが ご家族の前でもそうなんですね。嫌われて当たり...
クソトラバで恐縮ですが 赤の他人の前より身内の前の方が酷いと考えるのが普通であろうと思います。
そうな 家だと静かなタイプとかなら存在するだろうが 家だと身だしなみが良いっていうタイプは超希少種だろうな
>> 痰を切る時も不必要なほどの音を出す << 大学に、実地でこのやり方を僕に教えようとしたサークルの先輩がいた。これができると、素晴らしい未来が待っていたらしく、ひど...