2016-12-07

メールのクッション言葉

http://next.rikunabi.com/journal/entry/20161206_M1

ブクマ見ていると否定的意見が多い。

あたりまえだが、生活している環境とか職種・業種・職位によってその要・不要も変わってくるだろう。

わたしも元々はメールは「簡潔」に「箇条書き」で「結論ははじめ」に書いてきた。

社内や下請け取引の長いクライアントであればそう困ることも無いだろう。

そんなわたしも、長らく働いていると自然と職位もあがり、

皇族をはじめ、各国の王族VIP相手にレターを書くことが多くなった。

メールだけではなく直筆のことも多い。

メールですますこともあるが、これは侍史宛の実務内容になる)

増田諸氏の中には、所謂「偉い人」相手であっても、すらすらと書ける人もいると思うが、

なかなか書ける人はいないだろう。私は今でも苦手だ。

当然、紙の選択にはじまりインクはもちろん、封蝋まで気を使っているが、

一番気を使うのは、書き出しである

平凡な時候挨拶では、相手大事にされていないと感じるだろう。

いつも悩んで時間がかかっていたが、先輩から歳時記」が便利だと教わった。

歳時記」が何であるかはみなさん知っていると思うし、

大型書店図書館でみかけて、ぺらぺらとめくった人も多いと思う。

本来俳句季語を調べるために用いるものであるが、

これは、事項の挨拶にも使えるし、書き出しにも使える。

初冬の候、いよいよご壮健のこととお喜び申し上げます


これではつまらない。

やまどりの声を聞くことがなくなり、本格的な冬がやってまいりました。


これだけで、送付した人が平地やマンションではなく、冬に近い山に住んでいることが分かる。

とまぁ、とかく面倒でもあるが、

(外向きの用事であれば)メール自分で工夫してみるもオモシロイだろう。

ちなみにペンは安いもので十分である

ふでDEまんねんというふざけた商品名万年筆があるが、

ペン先に確度を付けており、文字に強弱が付けやすい工夫がしている。

これは海外には無い商品で、時々、ペンの種類を尋ねられると

この1,000円の万年筆プレゼントしている。

私はこのペン先の確度が異なるもの複数使い分けているが、

これからはじめてレターを書く、クリスマスカード年賀状に使いたい人がいれば、

55度(若竹)を使うといいだろう。

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