2016-10-28

メルカリ・アッテを使って実感した日本格差社会

メルカリ・アッテというアプリをご存知だろうか。

メルカリの子会社「ソウゾウ」が作った、人と人とが実際に会ってする取引仲介するアプリだ。

例えば「手渡しで熊のぬいぐるみを500円であげます」みたいな投稿をすると、

近くにいる興味がある人が何人か応募してきて、そのうちの一人とチャットしながら取引をする流れになる。

先日、とあるイベント限定チケットが欲しくなったのだが、確実に入手するためには火曜日深夜から行列に並ぶ必要があった。

徹夜して並ぶのは辛いけれど、水曜の始発で行くと確実に間に合わない。始発前に行くにはタクシー必要、という状況で、

ふとメルカリ・アッテを思いついたので、「朝の3時から6時まで3時間自分の代わりに並んでくれる人募集」という投稿をした。

報酬は3000円、時給換算で1000円だ。そのチケットは4人で行くつもりだったので、我々一人あたり750円負担という計算になる。

当日ドタキャンされる恐れもあったが、絶対に欲しいチケットというわけでも無かったので、その場合は諦めるつもりだった。

自分なら3000円ごときで早朝3時から3時間も並ぶなんて絶対に嫌だと思うのだが、予想外に応募がたくさん来た。

一人は中学生だったのでさすがにこちらからお断りしたのだが(バイトできない中学生にとって、アッテは良い収入なのだろう)

応募してくださった数名の中から一番まともそうな方を選んでお願いした(やはりメルカリと同程度の民度の人は多いようだ)。

そして当日、朝からメッセージのやり取りをして並んで頂いていることを確認し、6時に実際にお会いして自分が列を交代し、7時に無事にゲットした。

驚いたのが、その時朝から並んで頂いていたのが、普通社会人の方だったことだ。

会った時に少しお話をした際に聞いたのは、家から自転車で来て並び、これから朝ごはんを食べて会社に出社されるとのことだった。

自分20代で、年収はいわゆる世間の平均の1.5倍くらいなのだが、決して自分が裕福だと感じたことはなかった。

それでも3000円ごとき他人のために朝3時から行列に並ぶなんて絶対にやらない。でもこの人はそれを喜んでやっているのだ。

自分と同じくらいの年齢で、留学生とか海外出稼ぎ労働者でもない普通の日本人、それも社会人としてもまともに見える方が

その程度の金額で(深夜割増を考えると東京の最低時給以下ではないだろうか)水曜日の朝から3時間も並び3000円を貰っているのをみて、

自分で依頼しておいて矛盾した感情だとは思うが)自分は空恐ろしいと感じた。

増田を読んでいる方々は、なんやかんや言っても裕福な層が多いのではないかと思うが、

我々が思っている以上に日本格差社会はすぐそこまで来ているのかもしれない。

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