2016-01-14

無欲の勝利、ジャニヲタ敗訴

私はジャニヲタです。ジャニーズタレントに恋をしています

自分好きな人が出てる雑誌を読んでは好きな異性のタイプを見て一喜一憂し、ラジオで好きな髪型について話せばその場で美容院を予約し、熱愛記事週刊誌に載れば昼休み会社を抜け出して一人になれる場所を探した結果前方不注意で車に轢かれかけたりします。

わたし好きな人は歌もダンスも上手くて、声が好き、踊りが好きというファンの人がとても多いです。私も彼の長く伸びる声が、踊るときに地を蹴る足が大好きです。けれどわたしはもし彼が歌えなくなっても、踊れなくなっても彼のことが好きだと思います。それはわたしのこの感情「恋」からです。

わたしには大好きな親友がいます。生まれてこのかた芸能人に一切興味を持ったことのない女の子です。彼女には彼氏がいますジャニーズ事務所所属の、アイドルです。わたしの好きな彼ではないですが、顔も名前も知っていました。

彼と彼女出会いについては詳しいことは伏せますが、少なくともわたしの知る彼女はどこまでも普通の子です。こんなことを言うとあれですが、女優モデルのような誰もが振り返る美人ではないです。笑うと可愛い、思わずほっぺたをつつきたくなる普通女の子です。そして彼女の隣にいる彼も、テレビで見たときとは全く違う、普通の男の人でした。

わたしはたまに妄想します。わたしの好きな彼と出会って恋をする妄想です。妄想の設定は様々で、私が彼のマネージャーだったり、両方とも高校生制服デートしたり。その日の気分によって設定は様々ですが、一つだけ共通していることがあります。それは、「妄想の中の自分ジャニヲタではない」ということです。ジャニヲタ自分が彼と出会って恋をする妄想を、わたしイメージすることができません。何故なのでしょうか。考えると頭が痛くなります

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