2015-01-03

日本の男が女性差別に鈍感な理由

なんで日本男性差別的なのか。平気で女性差別をするのか。

長年疑問だったんだけど、最近ふと思ったのが、

男性が普段から多くの差別を受けていて、何が差別で何が差別じゃないか

からなくなっているんじゃないかってこと。

差別問題を考える上で、自分の身に置き換えて考えてみるというのは、

直感的で分かりやす理解方法なんだけども、差別されすぎて差別

なれている男性は、これが上手く出来てないんじゃないかな。

女性「逆に置き換えてみろ!」

男性「(置き換えて見たが)何が問題なの……?」

置き換えて考えて見ても、普通のことにしか思えなくて、女性

問題意識を共有できない。みたいな。

アメリカかいってもさ、教養があって学歴もある(強者の)白人さんが

差別に敏感で気を使って対応してくれる一方で、その辺の通りにいる

汚い格好の(弱者の)黒人さんがイキナリ差別的言葉を浴びせてきたりするよね。

あるいは話はちょっとずれるけど、毒親の元で育った人は子供との接し方

愛情のかけ方が分からなくて、自分も知らず知らずのうちに毒親化したり。

そういうのと似てるんじゃないかな。

例えば、女性特定の服装をさせる(スカートとか)のは女性差別だと思うんだけど、

一方でじゃあ男性に多様な服装のあり方が許されているのかというと、そうでもないよね。

日常生活で大してバリエーションもない男性の服装のあり方を無自覚強要され従っている男性

スカート強制ダメさを理解できるのか?出来ないだろうなって。

ちょっと前にダサピンクみたいなのが問題になってたけど、女性特定の色を押し付け

ことが問題であるのは確かなんだけど、そもそも男性自由に色を選び表現することが

良いことだというメッセージ社会(や女性)が送ってきたかというと……?

女性子供を生むべきだみたいなのもさ、成人男性生き方ってフルタイム仕事をして働くしか

事実上ないわけで、そういう環境にある男性達が、人生の選択は自分で決めるみたいな

基本的なことすら理解できないのも分かる気もするんだよね。

女性差別男性差別とセットで改善していかないと、今後もなくならいんじゃないかな。

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