2014-02-15

消費だけするヲタクプランクトンのようなもの

プランクトンは生態ピラミッドの中で重要役割をしてる。いなくなればたちまち生態系崩壊する。消費だけしてるヲタクも同じだ。ピラミッド底辺で支えている彼らがいなくなればたちまちヲタク業界崩壊する。

もちろん生産も消費も出来るハイブリッドヲタクは確かにいる。質の高い物を生み出せる者達もヲタクの母数全体で見れば少数だが、母数が大きいゆえに沢山いる。彼らはいわばヲタクピラミッド上位者だ。その最上位がヲタク産業プロ生産者達だろう。

彼ら生産者だけでヲタク産業が回せるだろうか?答はノーだ。金が枯渇してしまう。なぜなら彼らの大部分はアニメ漫画を作るために時間と金を注ぎ込んでおり、彼ら以外の誰かがそれらを買い支えない事にはその生活を維持できないからだ。

そこで登場するのがヲタクピラミッドの下層にいる消費型ヲタクだ。消費型ヲタク生産ヲタクの作ったものに金を払い、その金で生産ヲタクが作品を作れるような社会環境が維持される。


ここからがいわば本題「消費型ヲタクとしての純度が高ければ高いほど、ヲタク業界からヲタク業界お金を引っ張ってくる力が強まる」という話だ。要は消費型ヲタクがいかにヲタク産業に貢献してるかという事だ。

順を追って説明しよう。ヲタクだって大部分は当然のように働いているのだからどこから給料をもらうわけだ。ヲタク産業プロはその給料の出処がヲタク業界からであり、それ以外は一般社会からだ。そしてヲタクたちはこの金をヲタク産業に注ぎ込んでいくわけだ。

もしもヲタク業界プロ生産者しかいなかった場合ヲタク業界に回る金、プロ給料はやがてなくなってしまう。なぜならプロ生活をするための金を一般社会に払っているからだ。そう、誰かが一般社会からヲタク産業に再びお金を回してやる必要がある。そこで消費型ヲタク必要になるのだ。

この消費型ヲタクが一般社会からヲタク産業に回す度合いは、彼らの消費傾向が強いほどに大きくなる。彼らが「俺も同人誌とか書こうかなー」と思って生産活動に手を出すと、ヲタク産業に回るはずだった金の一部が印刷業者とかadobePhotoshop作ってる会社)とかに流れてしまう。つまりヲタクとしての生産活動をしようとすることで、ヲタク産業に流れるはずだった金の一部が一般社会の方に戻っていってしまうわけだ。

まり、より純粋に消費だけをするヲタクこそがヲタク業界を支えているという見方もできるということだ。

結論、消費だけをするヲタクヲタク産業に無くてはならない存在であり。彼らがいなければヲタク産業は成立しない。消費だけしか出来ない自分を悲観せずに、消費をする自分を誇ってじゃんじゃんヲタク産業お金を流して欲しい。ありがとう消費型ヲタク、君たちが養分となってくれたからこそ今のヲタク産業存在しているのだ。

P.S

かい所にケチをつければいくらでも叩けるような文章になってしまいましたが、内容自体は本気で言ってます。読んでくれた人、ありがとうございました。

  • 経済学にとって、常識とも言える問題。車だってテレビだってパソコンだって、その業界で働いている人だけが買うわけじゃない。

  • つまりアニオタが死に絶えてくれれば、社会や企業がこんなゴミに金流すのかよと思う必要が無くなるってことかなんて素晴らしいんだ

  • 音楽業界がヤバイって言われ続けて久しいけど プランクトンが激減してるのが大きな理由のひとつかもね 俺も作曲してみようかなーって環境揃えたけど ボカロにDAWソフト、オーディ...

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