2013-06-05

新しい社会必要もの

育児社会主義システムを目指すという妄想

http://blog.goo.ne.jp/y-tech/e/fb9551797181b875aed504df67cb53fb

女性育児をする」という概念自体が差別であり、だから先進国インテリ女性子供を生まない、損だから



「損だから女性子供を生まないのでしょうか?

経済的なインセンティブが無いか結婚しない、というのは違っていて、そもそも結婚する相手がいない。

結婚とはある意味恋愛のゴールです。

しかし、皆がゴールにたどり着けるほど恋愛が上手いわけじゃない。

別の言い方をすれば、恋愛のものにそれほどの魅力がない。

恋愛したくないわけじゃないけど、恋愛なんて面倒くさい、というのが多くの人々の本音じゃないでしょうか。

子供を作らないのも「損だから」「経済的なインセンティブがないから」なのでしょうか?

経済的な保障が得られないからという理由も切実ではあるでしょうが、そもそも多くの夫婦セックスレスなのが実状です。

なぜセックスレスかと言えば、要するにセックスが面倒くさいからではないでしょうか。

夫婦仲が冷め切ってるわけでもなくて、疲れてるし他にやりたいこともあるし、別にセックスしなくても支障がない。

まり恋愛セックスのものに、人を行動させるだけのインセンティブがない。

恋愛してないのだから結婚もしないし、セックスしてないのだから子供が生まれるわけがない。

恋愛したい、恋人が欲しい、セックスしたい、セックスするパートナーが欲しい、恋愛主義的な世界観においてはこういう肉体的な欲望によって「自然に」結婚し「自然に」子供が生まれるはずでした。

しかしそうはならなかった。

もう一つ特筆すべきは、多くの人が「適齢期」には未だ子供を生む状態に至っていないということです(男性女性もです)。

先進国現代人は、例外なく、長寿命化しています

同時に実質的な「成人」年齢も上昇している。

現代日本の30才が幼いのは当然です。親が60になっても70になっても元気なのですから、30才はまだまだ「子供」なのです。

それはそれでよいのですが、問題は30才を過ぎてから恋愛をして、結婚して、夫婦仲が上手くいき、セックスもして、やっと子供が生まれるわけですが、この時いったい何才になっているのか。

では高齢出産の何が問題化というと、本人たちが妊娠出産を躊躇してしまうことです。

やっと精神的にも「大人」になり、経済的にもどうにか安定して、親になる覚悟と準備ができても、今度は色々と考え込んでしまう。

障害をもって生まれてしまったら子供が(自分たちも)可哀想なんじゃないか

たとえ健康に生まれてきても、自分たち子供の親が年をとり過ぎてたら、結局は子供が可哀想なんじゃないか

そんなことを考えて躊躇してしまうわけです。

男女間のリバランス重要ですが、恋愛主義的な世界観の再構築や、長寿命化社会への対応は避けては通れない課題だと思います

  • 内容そのものはどうでもいいんだが、 現代日本の30才が幼いのは当然です。親が60になっても70になっても元気なのですから、30才はまだまだ「子供」なのです。 親が元気だと何で「子...

    • 親が元気だと何で「子供」なの?論理性が全くない。 戦国時代や中世ヨーロッパじゃ40~50年以上生きれば長寿で15で成人で当然結婚年齢も低かったと言うが 平均寿命が伸びると相対...

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