2012-10-06

ニートの歩き方」感想

10人くらいの社会を考えればわかりやすい。

5人働いてる。

1人病気で働けない人がいる。

1人ニート(働きたくなくて働かない)がいる。

2人は働く年齢になってない子ども

1人はまだ生まれてない10年後とかに生まれる人。

将来の世代負担やすなら、それより何もしてないニートを働かそうとする方向になるのは人情的に(というか社会システム的に)自然だと思う。

でもニート社会的弱者として無理に働かせないで保護していく、という考え方もあるので、どっちを選択するか、ということだと。

なぜかというとニートは、無理に働かせようとすると病気になったり自殺したりするから

ニート保護する社会

ニートに(文字通りに or 社会的に)死んでもらう社会

の2つがある。

あと働いてる人も単純に働きたくて働いてる5人というのじゃなくてもう少し分けると

働きたくて働いてる人2人

働きたくないけどしょうがなく働いてる人3人

それぞれニートは働けと思う言い分がある

前者の人は「働かないなんてもったいない人生損してる」というアッパー感覚

後者の人は「安月給でこんな毎日大変な仕事してるのに、おまえらも働けよ」という嫉妬

ニート保護する社会、認める社会になったら

働きたくないけどしょうがなく働いてる人3人のうちの1人も

本当は働きたくなかったのでニートになると思う

働きたくないけどしょうがなく働いてる人として残った2人の負担は増える

将来の世代負担も増える

働いてる人の自殺が増えたら、総幸福量で見たらどっちもどっちじゃないか

それに自分も「働かないのはもったいない」という気がする

pha氏のように趣味や才能がある人なら良いけど

ずっと漫喫オンラインゲームやってるニートとか

それを二十歳から人生60年間続けるというのもある意味仏教的な修行のような人生になってしまいそう。

その間にも働いてる人は少しずつ社会的スキルを蓄えてる。

ニート社会的スキルを蓄える機会を損失してる

同じニートでもpha氏のような詩人のようなタイプの人だとそんなスキルは要らないとは思うけど

社会的スキルを少しずつでも蓄えておくと、あとあとだんだんと楽に仕事できるようになる、というのはあるので

それを放棄しててもったいない、というのもある

いろいろ考えさせられたけど、

働けないニート保護するのはいい、というかそうするしかないし、そうなってる(親が養ったり)

でもニートでも働ける人はできるだけ働いた方がいいと思う。

社会的にも、その人のためにも、という結論になった

(pha氏はそのままでいいと思うが)

人間最後はみんな死ぬというのは、同感だ

でも同時に人間なかなか死ねない、というのもある。平均寿命で考えれば30歳で死にたくなっても残り50年ある

50年ニート楽しいのだろうか。

もし途中でニートやめて働くことになったら、結局働くならふつうに働いてればよかったと思わないだろうか。

けっきょく50年ニートするか、途中で仕事戻っても自分スキルゼロ過ぎて若い時より辛かったり、人生いやになって自殺したりするんじゃない

  • 10人くらいの社会を考えればわかりやすい。 5人働いてる。 1人病気で働けない人がいる。 1人ニート(働きたくなくて働かない)がいる。 数字がめちゃくちゃだぞ。 日本の人...

  • ニートが「働きたくなくて働かない人」っていうのにそもそも反論したい 俺だって金が欲しいし働きたいよ。でも学校を2回中退して、不登校ですらあったコミュ障で実際精神病院に通...

  • 今日、野村総研が「デザイン型人材」なるものを提唱していると知ったのだが、正直、読んでいて鼻で笑ってしまった。 子どもや親御さんに向けたプレゼン資料には「ギークになるな」...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん