2010-07-25

部下のtwitterを隈無くチェックしそれを過信しすぎる上司

そんな上司がいる。

私はシステム開発系の小さな会社に勤めている。

社員同士非常に仲がよく、私の入社と同時ぐらいに第1次twitterブームが着たので、若手はすぐにそこでつながっていた。

twitterでの話題は、大学関係者とも関わることが多いので教育的な話から、コードのことであったり、最新インタフェースのことであったり、ネタプライベートな話まで

まぁ初期ユーザに一番多い使い方をしてきたのだと思う。

一方、その上司は3、4年前から今の会社にやってきた。現在、40代前半。

上司転職してきた直後は別のチームにいたから全く関わりがなかったが、1年前から新たなプロジェクトとして同じチームに編成された。

前いたチームの同期からの評判もよい人だった。

上司twitterを始めたのは、ちょうど1年前くらいのtwitterメディアでかなり取り上げられてきた時だったので、誰かが上司さんもやってみたらいいじゃないですかーとでも言ったのだろう。

あっさりその上司twitterにはまり、職場の人から大学時代同期の研究者だったりをフォローして楽しんでいた。


そうすると、職場でもtwitterの話をするようになっていて、「~さんこの前twitterで言ってたあれどうなったのー?」なんてことを上司が聞いたりしていた。

それまでは職場twitterの話題をすることはなく、最初は私も合わせていたが、その上司にかなり気に入られたらしい私は、特にtwitterの話をされることが多く、次第にエスカレートしていった。

随分前に私が会社での飲み会について投稿したことをネタにしてきたりもした。

その飲み会には上司もいたし、投稿をみればなんの話かは分かるだろう。しかしその投稿をした時はまだ上司twitterを始める1か月以上前だった。

上司は、あっさりと「君のつぶやき読めるだけ読んだんだよねー」と認めたし

「あれって、"more reading"し続けるとページ重くなって全部は見れないんだねー」とケラケラ笑いながら言うし、その後ももっと前の私の話をネタにして話続けることもしばしばあった。

さらには、別クラスタでフォローしてる子と私のリプライのやり取りの話までしてきた。つまりは私のprofileページをチェックしているということだ。



どんどん上司に対して嫌悪感を抱いていった。

別に読めるようにしているのだから、昔のを読むことは文句言えなし、読むなとも思わない。

しかしそれはこっそりやってほしい。よりによって本人に告げるな。

webでも現実世界でも同一人物であることは本人も認めているわけだけれど、私はやはりネットリアルは異なるものと捉えている。ネットという画面を通したものだからこそリアル世界で知り合ってる人とも向き合えることがあると考えている。

今まで、webでのルールなんて意識したことなかったけれど、あぁ実は自分にもwebルールがあるのだとまざまざと実感した。

上司には、私や若手が持つそんなweb概念が全くない人だった。

こんなことがずっと続き、少し私が嫌がっているのも気にせずtwitterの話ばかりされるのが本当につらくなってきたので、上司とは徐々に距離を置くことを決めた。

ネットリアルの区別がつけられない人だからリムーブしただけで傷つくだろうなと思い、フォローはしたままで、仕事としては全く悪い人ではないので、ただ表面上仲良くし、飲みに誘われても断っていた。

どうやら、その時点で上司はひどく傷ついていたらしい。さらにひどい事が起きた。

その頃私は、プライベートなことで深く悩んでいて、ネガティブな発言が多かったし、誰とも分からないように人を批判する分を投稿していたりした。

できるだけ一般的な話に持ち込むようにはしていたけれど、感情的な部分もあったのかもしれない。


なんと、上司はそういう私の一連の投稿を、自分のことについて書かれたと思ったらしい。


長期休暇などもかぶりしばらくぶりに上司に会う日があった。

廊下で会っても無視するくらいの機嫌の悪さ。

なんだ?と思っていたら上司に個室に呼ばれた。

すると、上司は私のその問題のついーとをプリントしたものを数枚もってて、いきなり目の前のデスクにその用紙を投げ出し「これはないよね」と言い放った。


初めて空いた口が塞がらなかった。

はっきりいって、そんなことを投稿してる間、上司のことは微塵も考えていない。完全にドン引いた。

仕方がないのでその投稿をするに至った経緯まで全て話、関係ないことを主張し、なぜか上司がうなだれていた。

そして私が避けていることが気になったようなので、さらに自分webの使い方と上司webの使い方の違いを説明し、

ネット上の話をされるのは私はつらいとだけ訴えた。


これが約半年前。

その時上司は分かったとは言っていたが、現在もなにも分かっていない。

落ち込んだ投稿をした時は、一緒にがんばりましょうというDがきた。

仕事のことじゃねーよ、恋愛のことだよ

つい最近もまた思わず愚痴っぽいきついことを書いてしまったら、

ボクだって努力してるんですというDがきた。

だからお前のことじゃねーよ、親とのことだよ

私とのネットに対する認識の違いを上司に説明した時に、

「だからといって、人がどういう考え方をしていても勝手で、使い方を他人に強制されるようなものではない」と上司は言った。

確かにその通りである。

しかしそのまんまその言葉上司に返したい。

上司のようなネットの使い方をして、自分が傷ついたんだ!ってことを相手に伝えれば、そっちだってある程度もしくはそれ以上の傷を被る。

相手にそんな傷をつけた時点で、自分の使い方を強制したことになっていることを上司は気がついていない。

また、上司は「発言者は発言の責任をもつべき」とも言った。

それだってその通りである。

でも上司には「受け手側はそれをどう受信したかの責任自分で持つべき」と言いたい。

私の発言が軽薄な時も確かにあるかもしれないが、鬱ポストを連発するわけでないし、個人を中傷したポストをしているわけでもない。

私はあくまでもネットリアル微妙に違うものと考えている。

流そうと思えば流せるものを真に受け止めるのは、その受け手だけで留めてほしい。リアルにまで持ち込み、他者を責めるな。

上司の考え方はまるでmixi厨だ。

彼ら彼女らは、どうしてそんな自分が不幸になるような使い方をするのだろう。

ネットでは発信者の状況は分からない。それなのにどうしてそれを真に受け止めて、ネットがつらくなるような使い方をするのだろう。

mixi疲れだとかtwitter疲れだとかくだらない。

しかしそういった人達は一定数必ずいる。



結局はtwitterもまた一部の人の利用に留まっていくだろう。

すばらしいツールなだけに、そういった考え方をする人達のせいで広まらなくなるのならなんとも勿体ないことだ。

しかしもっと勿体ないのは、ネット上で実力を発揮している人がそういった人達のせいで姿を消していくことにある。

素晴らしい人がひとり姿を消せば、このweb上の可能性も同時に一つずつ消えていく。

ネットリアルを区別しない人達による罪というのは実は予想以上に大きい。



今でも上司とのフォロー関係は続いている。恐らく今後も変わらない。

確かにめんどくさくなる時もあるけれど、折角いいツールを見つけ、いい人達とも巡り会えたのに、やめたくはない。

自分web界にいつか影響をもたらすとは思いもしないが、確実にそんなやつらよりはいい使い方をできる気はする。

なのでなにがあろうともやめることはない。

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