現在はブリーチをヒットさせ、ツイッターもやっている久保帯人先生の過去日記をサルベージ。
最近、このサイトの画像をプリントアウトしている 人がいる。というちょっと
イヤな噂を耳にした。 えーっと・・・・・・。 ここに来てくれる人の中にそんなのがい
るなんて 思いたくないけど、取り敢えず。止めて欲しい。 と言っておきます。 このこ
とについては、多分VEGATも書くと思うので そっちの方もチェックしといてほしい。
そして今回の日記を見て暗い気持ちになった、 無関係な大多数の人たちには、お詫びを。
8日付けの「プリントアウト云々」について書
いた日記 に対して 「プリントアウト自体は法に触れない」 「個人で楽しむのならいい
んじゃないか」 といったようなメールが幾つか来た。 俺がいつ法律の話をした?俺が
「ダウンロードして欲し くない」と言ったのは、ギャラリーに飾ってあるものの 中には、
俺が家族や友人の為に描いて送ったものもある からだ。 勿論それらは本来こういう場所
に置くべきじゃない。っ てことは解ってる。でもきっとファンの人達は、できる だけ沢
山俺の絵を見たいだろう。そう思って、送った相 手と相談し、「他の人も見たいだろう
から(載せても) いいよ。」と理解を得て載せているものなんだ。 俺はファンの人達を
信頼して絵を置いてるし、これから も信頼していたい。 法律もウェッブルールもクソ喰
らえだ。 俺が嫌だと言ってる。「プリントアウトしちゃいけない」 理由がそれだけじゃ
不充分なんだろうか?
ギャラリーを閉鎖しました。 理由は、あれだけ俺の考えを説明したにも関わらず 「絵を
ダウンロードさせて貰っていいですか?」と いうフザケたメールが来たから。以上。
そういえば、ここのところのレンタルビデオ攻勢で 漸く「ARMAGEDDON」と「MATRIX」を
観る機会を得た んですが、(遅すぎ)どっちもつまんなかったです。 「ARMAGEDDON」
の方は、同時期に公開された(と記 憶している)似たようなコンセプトの「DEEP IMPA
CT」よりずっとつまんなかったし、「MATRIX」のア クションのエキサイトメントは「B
LADE」や「LAST HERO IN CHINA」の足許にも及ばない。 まぁ、「ARMAGEDDON」は元々ス
ティーヴ・ブシェー ミ目当てに観たんだし(しかしジェリー・ブラッカ イマーと組むと
必ず磔にされるなぁ、彼)、OPに ジョン・ボン・ジョヴィの曲を持ってきて、その曲
と同時に登場する黒人の連れてる犬に「リトル・リ チャード」(ジョンの敬愛するミュー
ジシャン)と 名付けるという小ワザがあったので、良しとしよう。 (いいのかよ)
でも「MATRIX」の方はホントにつまんないよ。アタ マの悪いオタクが「頭いいね」って
言って貰いたく て作ったような、妙に説明的でややこしい(つーか アタマ悪ィから単に説
明が下手なだけだ。)ストー リーのせいで物凄く眠いし。とってつけたようなラ ヴ話も
ウザいし。ホント劇場に観に行かなくて良か ったぁ・・・。
今まで、ネットのように「顔も声も伝わらない伝達手段」に一切興味を
持たず生きてきた俺にとって、「表情も身振りもイントネーションも伝わらない、
文字だけでの意思の伝達」がどのように受け容れられるか、というのは
全く未知のものでした。
その未知のものに対して、深く考えることなく足を踏み入れた結果、
一部のファンの方々を傷つけてしまいました。 ごめんなさい。
ただ、普段の俺はああいう言葉を日常的に吐いている口の悪い人間なわけで、
ファンの人達の前でそういう部分を繕って
良い人間であるかのようなフリをするのは申し訳ない。という思いから
敢えてああいう言葉をそのまま載せていた。というのも事実です。
「その考え方は間違っている!」と言われてしまうかもしれません。それでも。
少なくとも俺は、俺の描くものを好きでいてくれる人達の前では
全てに於いて正直でいたかったのです。
浅田さん(担当)が来た。 何を話したのかはナイショだけど、
とりあえず いいことが一つ。 編集部で行方不明になってた、98年当時のファンレター
(BAD SHIELD~の後に届いたもの)の一部が 見つかった。 嬉しいやら懐かしいやらで
もう大変。 「ああ・・・この子、読みきりの頃は毎回手紙くれてた のに、今はもうくれ
なくなっちゃったなぁ・・・」とか 「あ、この子はこの頃から手紙くれてたのか。」と
か。 色々楽しみながら読みました。 それから、3巻の感想の手紙や、俺のバースデイを
祝う手紙も来てた。 ビックリしたのは、誕生祝に「ZBPDにインスパイア されて作っ
た」と、自作の曲を送ってきてくれた子が いたこと。 これが予想外に(失礼)いいメロ
ディで驚いた。 その子、このページ見てないだろうなぁ・・・。 とりあえず、remixの
方がメロディの良さが 際立ってて良かったです。 で、そのテープには俺宛のメッセージ
とかも 入ってたんだけど、やっぱりアレだね。手紙に 声入りのテープとか、そういう生っ
ぽいものが 入ってるとドキドキするね。もちろん良い意味で。 何て言うか・・・「ああ・・・
俺はマンガを 描くことで、こんなに遠くの人たちとこんなに深く 関ってるんだなぁ・・・」っ
て。 幸せな気分になる。
自分にとって、嫌いなマンガ(家)とソレ以外とを 線引きする基準って
何だろう?って考えてみた。 取り敢えず、俺はマンガに関しては常に 「自分の画力が、
マンガ家として絵を描いても良い 最低限のレベル」だと思ってるので、 自分より少し
でも絵の下手なマンガ家は 好き嫌い以前にまずマンガ家として認識できない。 だからきっ
と俺の基準は絵だろうと思ってて。 でも最近、よく考えるとそうでもないってとに 気付
いてきて。 で、色々考えた末に辿り着いた結論。 出てくる連中が息してないマンガが嫌
いだ。 ほら、俺らマンガ家の仕事って、頭の上らへんに 出てきちゃー、ハシからどんど
ん脳みそン中に沈んでく 連中を溺れないように傷つけないように引っ張りあげて 紙の上
に乗っけてやるモンでしょ? でもそれってすげー難しいことなんだ。 当然それに失敗す
るって事は、赤ん坊を取り上げるのに 失敗するのと同じで。失敗された子は息しない。
でもそれより難しくてそれより重要なのは、 「周りの空気」をちゃんと描いてやること。
それができないと、そいつがどんな言葉喋ってても 空気の無い所でもがいてる様にしか
見えなくて 読んでるこっちが息苦しくなる。イライラする。 だから嫌い。 よく考えた
ら俺の「絵が下手」ってのを判断する基準も デッサン云々より(つーかデッサンなんて
絵描いてりゃ 嫌でもジワジワ上達する)出てくる連中それぞれの描写 によるところが大
きいです。だから・・・ ・・・あーダメだ。ねむい。 やっぱ自分の頭の中のことを理論
立てて話すのって 難しいや。俺にはムリ!(笑) あー・・・何でこんな面倒なこと描こう
と思ったんだろ。 やめやめ。 中途半端でゴメン! 読まなくてもいいですよ! つーかこ
んな長いのメンドくて誰も読まんだろ。(笑)
い! しかしシックス・センスかぁ・・・懐かしい。 今の彼女との最初のデートの時に観
た映画です。 ・・・?まてよ?映画より動物園の方が先だったっけか? ・・・まぁいい
や。取り敢えずシックス・センス。 まだ観たことなくて、これからレンタルで観ようと
思ってる人達に忠告。 この映画、劇場公開前から「最後に大ドンデン返しが ある!」と
散々騒がれてたけど、その大ドンデン返し、 絶対に予想しないで下さい。 下手に予想な
んかすると俺みたいに 観るまえに立てた予想が的中するなどという 困った事態に陥る可
能性があるので。 つーか俺的にはラストなんかより途中の 病気の女の子のシーンの方が
よっぽど ショッキングでした。
付け丸暗記してみんなで同時に踊って。 ガッコで阿呆な教員のやる暗記授業と何が違う
んだ? 脳味噌の無駄使い。 みんな揃って同じ踊りを踊る画ヅラなんて、幼稚園の お遊
戯会か、イタい新興宗教みたいだ。ヘドが出る。 ダンスの楽しさってそういうもんなの
か?
近所のイトヨに行くと、やたらおばさんの視線を感じる。 そんなに俺は
イトヨから浮いてるか? オレンジ色のサングラスがそんなに珍しいか? それとも銀色の
スニーカーが悪いのか? といった感じでおばさんに不評なマイフェバレット サングラス
をかけた俺の写真ものってたりする ZOMBIEPOWDER.第4巻は明日発売です (うまい話の
つなげかたです、帯人さん。) 俺宛のメールフォームもトップに置いてくれた ようなの
で、感想とかはこちらへどうぞ♪
「大人なんて大嫌いだ」と思い始めたら大人。
今日(昨日?)は立川のシネマシティに映画を見に 行きました。ポケモンの。ポケモン。
彼女のシュミ ですよ?俺じゃなくて。 それにしても綺麗だなあ!シネマシティ!え?映
画 の感想?楽しかったですよ?帰り道で「肌に合わな い」とか言って、彼女をヘコませ