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はてなキーワード: 路線とは

2024-06-01

anond:20240601092551

オタを釣れるわけではなく、懐かしいと思って見る非オタも今更あんまいなさそうだし、今の子供が見るとも思えない

どうやってマネタイズすりゃいいのか分からんよな

おそ松とか鬼太郎うまいことオタ向け路線に改変して上手く行ったけどパタリロをそんなに変えたら怒られそうだし

2024-05-31

anond:20240531141024

普段日本の悪いところを素直に認めろ!外国も同じとか関係ない!whataboutismをやめろ!」って言ってるネームはてサたちが東京主語になった途端この有様ですから

quick_past 人口が密集してないところや、貴殿の目に付かないところで行われてる、おぞましい行為を君は見なくて済んでるだけですよ。

segawashin そら電車内の痴漢満員電車が無ければ成立しないからなあ。田舎田舎露出とかチャリですれ違いざまに体触るとかい系統痴漢普通に出没するので、痴漢東京固有のものであるはずがない。

cinefuk 田舎では、自動車を使った性犯罪が多発する。拉致誘拐に至らなくても、声掛け事案だったり、路肩に停めたクルマの中から性器を摩擦する男に声をかけられたり。百万都市ターミナル駅から数百メートル範囲事件

aquatofana ええと、御堂筋線事件って言うのが起きたのってどこの路線だっけ

Arturo_Ui 美濃加茂市市議会副議長やらかした件も「痴漢」の範疇だと思いますよ?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240510211920

grdgs 擁護でなく主語が小さく不正確ってこと。東京ってより日本(の都市部)という方が正確 / 普段ミラーリングガーって連中、条件合わせの基準恣意的・ご都合的すぎ。これもミラーリング基準で極小まで条件合わせろよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240511132215

京王相模原線かいう猛者

稲城橋本間の山の中をわざわざ開通してくれた神

あんなところそうそう開発する気概起きないでしょ

平地だらけの東京路線の中で明らかに一番難易度が高い

2024-05-28

anond:20240528220509

JRすぐ強風で停めるの、狭軌からなんじゃないの?そうおもって乗ると、広軌(標準軌)路線会社車両と比べて頭デッカチでヤジロベエみたいに不安定な車体に感じてしま

優先席女性のものです

某SNS優先席がどうのこうので話題になっていたので、自分体験を思い出しながら書く。

昔、足の骨をやってしまった時、数ヶ月入院してその後数ヶ月杖をついて歩いていた時のこと。

幸い電車に乗らなくてもいい生活ができたので普段は乗らないけど、どうしても電車に乗らざるおえない時がたまにあった。

立っていられないということはなかったが、足に負担がかかりすぎると痛くなってくるので座れるならすわりたかった、

杖を付いているので、こんな時くらい優先席でも白い目でみられんやろうと思い、

電車に乗る時は優先席付近のドアから乗って優先席が空いてればそこに座りたいなという感じでいた。

満員電車は足を踏まれ可能性もあったし踏ん張れる状態じゃないので完全に避けて乗っていたが、

それでも優先席なんて空いてることが少ないような路線での事。

数ヶ月の杖生活で、電車におそらく20回くらい乗ったか乗らないかくらいだったが、

その間に優先席を譲ってくれる事は1度もなかった。

いやまぁそんなもんだと思っていたので、はなから諦めていたが、

たまたま優先席が1つ空いている時(空いた時)に目の前で席に座られたのは全部女性だった。

優先席そばのドアから入って空いてる席に頑張って行こうとするが杖をつきながらの歩行は少し遅いので、一緒に入ってきた女性に抜かされて座られるが2回。

優先席前に立ってて目の前の席の人が下車で立ったけど、自分が少し邪魔だったので道を開けたら逆となりに立ってた女性に先に座られたのが1回。

どの時も、「杖ついてるの隣りで見えてたよね?横から抜かして歩けるくらい俺よりは元気だよね?」とは思ったけど、

きっと本人はヘロヘロでこの空間で一番優先されるべきは自分だと思ったから座ったのでしょう。

座った後足組んでスマホいじってる人もいたけどきっとそうだったのでしょう。

妊婦なのに席を譲られなかったとか、その逆で体調わるいのに妊婦に席譲れとどなられたとか、

まぁ理不尽だとはおもうけど、弱男は負傷してても優先席の優先度は最下位だよ、という話。

余談

たまたま割と優先席が空いていてドア横の席に座ることができた時、別の停車駅で乗ってきた老婆に「席をゆずってくれませんか」と言われたことがある、

今まで一度も言われたことがないのに、足折ってコンディション最悪な時に言われるとは思わなかった。

ドア横の席に座りたかったらしく幸い別の優先席は空いていたので自分がずれるだけでよかった。

確実に自分よりは優先されるべき人だったのだろうけど、それも女性といえば女性だった。

2024-05-27

40代おっさんの気楽で適当ダイエットメモ

題名は某ホッテントリオマージュ。当該エントリの人、頑張ってはるなぁ。

概要

自分は170cm/95kgから、この9ヶ月ぐらいで85kgぐらいまでダイエットした。今もしている。

まだまだ全然太ってるが、大して頑張っちゃいないのにこれぐらい減らせて良かったなぁと思ったのでそのメモ

同じぐらいの体重おっさんで、食べるの好きで、ダイエットめんどくせぇなぁという人の参考とかになればいいな的な奴です。

 

まぁ、この2ヶ月ぐらいは停滞してるので、なんか追加の工夫が必要なんだろうけど。

食事

タンパク(100~110g)摂取意識しながら、総カロリーだけ考えて好きなように食べる。

摂取カロリーは大体1800~2000kcalぐらいにしている。管理はあすけん。

最近体重減らないので、運動量を増やさないとだめかと思っている)

 

タンパク質しっかり取ろうとしながら、カロリー摂取量を抑えようとすると糖質や脂質の取る量は勝手に減る。 

塩分とか食物繊維とか気にしない。サプリマルチビタミンだけ一応飲んでいる。 

なお、自炊は一切しません。外食or中食オンリーなのでエンゲル係数はだいぶ高いです。

朝食

だいたいこの5つのうちのどれか。ベースブレッドや、コンビニタンパク質が取れるロールパンを食うこともあるし、それらに加えてプロテイン飲んだりもする。

昼食

出勤勢なので、会社付近適当に何かを食べます

ごはん少なめにすることを徹底して、揚げ物多い定食は週1にするぐらいで好きなように食べる。

夕食

もう残りのカロリー摂取可能量が決まってるので、その範囲適当になんでも好きなものを食べる。

間食

なんも食わないけど、たまに食べたって良い。その分晩飯が貧相になるだけである

飲み物ウーロン茶か水かレモン炭酸水か、ゼロカロリーの何かしか基本的に飲まない。

たまにジュースを飲んだって良い。その分晩飯が貧相になるだけであるテンプレ

運動

毎日8000~10000歩くだけ。土日祝日も歩く。テレワークの同僚が多いが、これもあって自分は出勤勢である

スクワットもランジもプッシュアップもプランククランチバービーも腹筋ローラーも一切何もしない。

何もしない代わりに歩く。靴はちゃんとしたの履いたほうが良い。足底筋膜炎になるぞ(なってる)

 

自分場合普通に出勤して帰宅するだけで4000歩ぐらいは歩く。

他に、昼休みに飯屋行くとき適当に2000歩ぐらいその辺を歩く。

あとは、駅のホーム電車待ってる時間ホームの端っこまで歩いて戻って来る活動をしたり

帰宅時は適当に遠回りしながら帰ったり、階段をひたすら使用するとかして歩数を稼いでいる。

 

土日祝日は、遠くの飯屋やスパ銭まで歩いたり、目的の駅の一つ前で降りたりして歩く。

 

散歩タイムパフォーマンスが悪いって人もいるが「飯屋とかどこかに移動する」という行為にするとその気持は薄れる。

そして、自分場合Youtube配信者の動画アーカイブを消化する時間に当てることで、効率化しています

食事制限ではなく、食事管理をするところから始めるのはやはり基本だと思う。

んーで、食事制限だけはだめだぞ運動しないと駄目だぞ論に対してはタンパク質たくさん取るのと路線で対抗していく。

 

とにかく、食い意地張ってる美味いもの食うのが人生の楽しみなんだおっさんには

「このカロリー範囲なら自由に何でも食って良いはずなんだ」という思考を定着させるところからスタートである

 

そうすると「朝昼にガッツリ食うと夜になんも食べれない(´;ω;`)」となる。

じゃあ、朝は軽めにしておこう、となり、でもタンパク質は取らないとなぁ、となった結果

プロテイン飲むしかねぇなってなるし、そうすると他の食事大分自由度があがるのでストレスフリーであった。

 

体重計はリビングのど真ん中に置いといて気が向いたら乗るぐらいで、そんなに毎日乗らなくてもいい。

まぁ、毎日乗ったほうが良いけど、トイレに行ったりするだけで数百グラムぐらい変わるし、

かい数字の変化は本当に気にしても仕方ない。長い目で見よう。

 

サウナはひたすら入ると一時的体重が減って楽しい(2日ぐらいでもとに戻る)。

サル攻殻機動隊

たぶんPS1の原作路線で作るんだと思う。じゃなきゃPS1版のサントラが今になって再販するわけ無いんだよなあ。

石野卓球マイクヴァン大工テクノサウンドアニメに載せて流れるとか最高じゃないっすか・・・・今見てもPS1版のアニメシーンは神なので検索して見ろ

2024-05-26

紫式部とか清少納言とかどうでもいいよな

日本史紫式部清少納言出てきて知名度高いけどマジでどうでもいい存在なのに知名度高くてウケる

現代で言うとサラダ記念日俵万智ソロモン偽証宮部みゆき等々が歴史教科書になって1000年後の日本人の中で覚えさせられて知名度が高いみたいな現象じゃん

1000年後の日本人にとって覚えなきゃいけないほどそんな重要存在じゃないと思うんだよさすがに

そういう路線でいったら、歴史教科書手塚治虫藤子F不二雄や宮崎駿とか鳥山明とか載っててもいいわけじゃん

歴史における情報としての重要で考えると、紫式部清少納言もっとマイナー存在でいいと思うんだよな

あんなの別に覚えなくたって日本史の全体的な把握にはそんな大して重要性ないんだから

応仁の乱とか鎌倉幕府室町幕府とか黒船とか日本史における重要事件多いんだから教科書に載せる情報スリム化した方がいいんじゃね?

anond:20240526114828

それここ5年くらいの変化やん

Ado路線でも評価される市場になったことで声優界もそっちにシフトする勢がでてきた

ラブライブ世代のように萌え声じゃなきゃ声優じゃない時代よりは多様性が出てきていい傾向やけども

2024-05-25

なぜ日本FPS流行らなかったか

なぜ日本FPS流行らなかったかといえば、制作されるのがチーム対戦ゲームばかりだったかである

チーム対戦ゲームは「労働」に過ぎないと、以前述べた。

チームで勝つためのセオリー規範確立は、参加者を隷属させ、そこには「労働」が現出した。

普段から臆面もなく雑に働く欧州人にとっては「労働」がレジャーたりえるのであって、

日本人はさような「労働」に無賃休日出勤するほど殊勝ではなかっただけである

かつて唯一の希望があったとすれば、ArenaFPS1on1路線の重大さに気づいていればよかったのである

しかに「デュエル」という個人対戦モードはあった。

しかし、数ある対戦モードの一つ、余興の一つという扱いを辞めるべきで、

覚悟と決意をもって、FPSにおける個人対戦ゲームの道のりを進むべきだった。

個人参加なら「デスマッチ」でも「バトルロイヤル」でも良いというわけではない。

数ある群像の中の一人では、観戦コンテンツとして弱いのである

無論、「チームデスマッチ」だの「キャプチャーフラッグ」だの「サドンデス」だの「ドミネーション」だの「エスコート」だの、

いくら対戦ルールをこねくり回してみたところで、ダメである

それがチーム対戦ゲームの時点で、運命は決まっていた。

デュエル」にしても、遮蔽物ごしの駆け引きという消極的なシーンが多々見られる点はいただけない。

観客にしてもプレイヤーにしても、壁や景色監視し続けるために、わざわざ休日を割いているわけではない。

格闘ゲームのように、対戦プレイヤー位置は常に表示しても構わなかったのだ。

FPSにおいては、位置情報秘匿も駆け引きの内と、信じて疑わなかったところが限界だった。

防御を軸にした格闘の駆け引きと、回避を軸にした銃器駆け引き、題材の根本差異が生み出す限界であった。

マップ上に点在する武器リソースを拾い集めるというArenaFPSのコンセプトは、それに付随するものだ。

そうでもしなければ、有利なポジションで銃を構え続けるだけなのだから

怠惰FPSプレイヤーたちを動かすために、ゲームデザイナーはエサをバラまいて釣らなければならなかった。

だが、その涙ぐましい工夫でさえ、リソース差をつけて、まだ何も拾っていない丸腰に等しい相手蹂躙し続けるという、

観戦に堪えないシーンを産み出し、それがテクニックや力量の証であるという開き直りに至る始末であったが、

もちろん内輪の人間以外に通るわけもなく、順調に衰退コンテンツたる現状に至っているわけである

それでもかつて「デュエル」による競技の試みはあった。

だが、日本世間一般では格闘ゲームesportsプロゲーマー第一号とされているとおり、その試みは歴史の闇に潰えたと見るのが客観的妥当であろう。

その観戦のつまらなさと敷居の高さは内輪志向を加速させ、限界集落と揶揄される衰退コンテンツとなった。

私としては、個人対戦FPSが、プロスポーツのように、生計を立てる手段の一つとして勃興していてほしかった。

野球ダルビッシュ選手は「自分価値がある人間じゃない、1番最初野球ルールを作ってくれた人がいて、そこに自分達が生まれてきて、その才能がたまたまあっただけ」という。

FPS以外になんの取り柄もない私が生計を立てるには、FPSを通じて身を立てるのが自他共に最も幸福だろう。

しかし、そうはならなかった。

私は価値がなく、運もない人間だった。

数少ない上位プレイヤーたちは、内輪の馴れ合いとゲーミングデバイス実演販売業で満足してしまった。

からFPSにきた若者たちも、チーム対戦ゲーム限界気づき、今ではゲーム配信者として、揃いも揃って格ゲーを嗜む有様である

すでに全員、取るモン取って逃げ切り体勢、焼畑農業である

芽は、私が来る前に、とうに枯れていたのである

2024-05-23

anond:20240523095703

右側通行路線存在するよ。

だけど、そんなことよりも、左側通行で走っている電車を見たからと言ってどこでもそうだとは限らないわけだから、ここも左側通行に決まっているとは結論付けられないという点が問題なわけだろ。

anond:20240505170130

右回り左回り」の表記のほうが余程わかりやす

当事者としてホームに立った場合はそうだろうな

路線地図俯瞰的に見ることが専らだと、右・左ってどこを基準にしてそう言ってるんじゃいと思ってしま

anond:20240505170130

それなら上り下り文句言った方がいいと思うぞ

その路線終着駅がどこか知らないと上り方向が分からないんだから

2024-05-22

anond:20240522103655

武内君元気してるの?

急にチャラアーティスト路線行ってから追ってないんだけど

2024-05-20

anond:20240519220635

上川さんは派閥解散たか無派閥になったけど、元岸田派。

総理就任は岸田路線継承ということになる。保守派であっても阻止したいのかもしれないね

2024-05-19

anond:20240519014952

これ

読売同調してたのが気になるところ

読売記事捏造し、デマを飛ばすだけでなくて、そういうところも朝日に寄りつつあるのかなと

産経は安定の「切り取り報道良くない!」路線だった

02024-05-11

赤字路線に住んでる奴がなに言ってもな

Permalink | 記事への反応(0) | 23:34

https://x.gd/4yj3Y

2024-05-17

アイドルプロデュースものがどうしても駄目…

アイマス派生は全部駄目だったし、カスメも今のバージョンで駄目になったし、ウマもその路線がきつくなって辞めた。ゾンサガもラブライブも駄目だったし、他も全部ちょっと手を付けては投げている。多分、これだけで三割位のマンガアニメゲームを駄目にしているので、なんとか克服したく、学マスをはじめてみたが、やはりアイドルプロデューサーと言う関係性がどうにも駄目でしんどいモデリングの作り込みとか凄いと思うんだけどね。

2024-05-16

anond:20240515202355

ちなみに、葉鍵に登場するようなヒロインを演じて許されるのは

コスプレイベントとかコンカフェとか、「そういう場」って認識があるか

そうでなければ精々が10歳くらいまでだ

現実に15歳以上であれらの人間存在したらば

それはもう精神疾患レベルから

殴りたくなること請け合い

実際、ゲーム中の主人公も酷い事になるだろ?

あれは、傍観者として接するから良いのであって

現実路線で考えたら「イタイ」どころの騒ぎじゃないか

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-05-15

フロムが挑戦的な会社だと思っている人がいるらしくてひっくり返る

フロム設立当時から続くキングスフィールド系譜であるソウルシリーズの続編ばかり作る超手堅い会社でしょ。

たまにアーマード・コア技術の流用でロボットモノを作るぐらい。

SEKIROを含めた天誅シリーズもなんだかんだで割とテンプレアクションゲームだし、たまに新人育成のノリで変なADV作ることはあってもそこに金かけてる感じはない。

基本的には売れ筋中世・ダーク・ロボットステルス辺りを組み合わせて似たようなゲームを量産してるだけじゃん。

すっげー手堅いっつーか同じことずっと続けてるけどちょっとずつ進化はしてる老舗のラーメン屋みたいなもんだろあの会社

しょうゆ・みそ・つけ麺チャーハン餃子ぐらいしかメニューに載ってない無難路線会社だよ。

キングス2の開幕ゲームオーバーのイメージで「通好みの超カルト路線会社(ニチャァ」とかしてるオタクがおるが完全に勘違いだと思うます

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