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はてなキーワード: 原作とは

2024-06-02

AIはやはり人間より賢い】芦名妃名子問題について聞いてみた。

プロンプト

次の条件で登場人物解釈をしてください。漫画家の芦品先生は、ある日SNS上で声明を出しました。彼女原作ドラマ化した作品が中盤まで彼女意図通りの内容にならず、最終回脚本自分で書くことになった経緯を説明するものでした。彼女テレビ局側が当初の取り決め通りに作らなかったことについて話し合いを求めました。この声明が発表されると、SNSユーザーが騒ぎ出しました。テレビドラマ脚本家を中傷する人も現れました。芦品先生は「攻撃するつもりはなかったのに」と投稿し、テレビ局側が何か言う前に自殺してしまいました。先生は何故自殺したのでしょうか。

Command R+の回答

芦品先生は、自身作品ドラマ化される際に発生した問題について、SNS上で声明を発表しました。しかし、その声明が予想外の反応を引き起こしドラマ脚本家が中傷されるという事態に発展してしまいました。このような展開は芦品先生の本意ではなく、「攻撃するつもりはなかった」と慌てて投稿したことからも、自分言葉が誤解され、意図しない方向に事態が進んでしまたことに動揺していたのでしょう。

先生自殺という選択をした理由は、いくつか考えられます

  1. 責任感と罪悪感:芦品先生は、自身声明きっかけで脚本家が中傷されていることに責任を感じ、罪悪感に苛まれ可能性があります特に創作業界では「表現の自由」と「表現による影響」のバランスが常に議論されるテーマであり、先生表現者としての責任を重く感じたのかもしれません。
  2. 予想外の事態に対する恐怖:SNSは時に予想外の方向に世論を動かします。芦品先生は、自分言葉がこれほど大きな反響を呼び、攻撃的な行動に繋がるとは予想していなかったでしょう。この想定外事態に恐怖を感じ、パニック状態に陥った可能性があります
  3. 創作者のプライド:芦品先生漫画家として、自身作品に強い思い入れがありました。その作品自身意図しない形でドラマ化され、さらにその問題を指摘した声明さらなる問題を生んでしまたことに、創作者のプライドが深く傷つけられた可能性もあります
  4. 孤立感と絶望感:SNS上で騒動が起きたとき、芦品先生はひとりで対応していたのでしょうか。所属する出版社テレビ局などのサポートがあったのかは不明ですが、騒動の渦中で孤立感を感じていた可能性はありますさらに、テレビ局側が何らかの対応をする前に先生が亡くなってしまたこから事態収束解決への道筋が見えず、絶望感を深めたとも考えられます

これらの要因が絡み合い、芦品先生自殺という選択をしてしまったのかもしれません。創作者の表現は、時に思わぬ影響を及ぼすことがあります。この悲劇きっかけに、SNS上での発言の重みや創作者の責任などについて、改めて考える必要があるでしょう。

anond:20240601154049

「同年3月9日、及び同年3月29日の打ち合わせの際には、2024年1月26日公表された本件原作者ブログにあるような「必ず漫画に忠実に」「漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意する」という条件は小学館からは口頭あるいは文書提示されていなかった。 なお、この点についての当調査チームの質問について、C氏、D氏は条件として文書で明示しているわけではないが、漫画原作としてドラマ化する以上、「原作漫画ドラマは全く別物なので、自由に好き勝手にやってください」旨言われない限り、原作漫画に忠実にドラマ化することは当然という認識である旨書面回答している。」

この報告書の内容が嘘じゃないのなら、原作者の出したドラマ化条件を日テレに伝えない判断をしたのは、間違いなく小学館側。

同様に報告書にある通り、あの条件をそのまま伝えていたら、たぶん日テレは断っている。つまり、断られたくないから、オブラートに包んで「難しい作家」なので、と言った。この「難しい作家」という発言最初に言ったのは小学館

そして、原作者ブログ見る限り、彼女最後まで「日テレにはドラマ化の条件を伝えてOKをもらってる」と信じていた。つまり原作者に、「日テレには条件を伝えました。その通りやると言ってます」と伝えた人間がいるということ。もちろんそれは、小学館人間以外ない。彼女ブログアップ前にも小学館人間に内容を確認して間違いがないかチェックしてもらっている。最後まで小学館を信じていた。

でも、彼女をだましていたのは小学館です。

原作改変云々で一番の問題だと思う事

死者が出なければ、今回のような対応をしなかったであろうこと。報告書も出さず、今後も原作者無視で改変してたんだろうな。

anond:20240601234839

日本テレビ調査報告書は「 3 月 9 日」「3 月 29 日」のオンライン会議の様子なんか、弁護士がよくやる「事実ぼかし法」で書かれている

勝手日テレ側の「邪気のない内心」とか、「相手文書の誤字」まで示したうえ、「我々はちゃんとやっていた」 「小学館は条件何も出してなかっただろ?」みたいな圧力だな

まあ原作者の言うことも適当にあしらっていたわけだから、信ぴょう性ゼロだな

 

原作を具体的にどう変えたか、各改変部分についてのやりとり、そういう説明があってしかるべきなのに、

そこのところは一切触れずに、別の事実で内容を埋め立てた感じだよ

 

東京弁護士会産業臭いがプンプンするが

早稲田祐美子 第二東京

國松崇 第一東京

谷田哲哉 第二東京

改めてTV局が女性向け作品破壊しているのがよくわかる。さっさとTV局の支配からしろ

今の日本エンタメ界隈ってのは大雑把に1990年代からテレビよりのドラマ邦画オタクカルチャー漫画アニメゲーム)に分裂している。

間を繋いでるのが2次元実写ドラマなわけだけど、やっぱテレビ局が介在するとすべてが駄目になるね。


少女漫画とか女性向け作品みたいな女性に人気のものってテレビ局が間に入って実写化されることが多い。

そのせいで原作破壊されるのが普通になってしまってる。

1990年代以降テレビ局はどんどん女性向けの作品を売り出すのに躍起になっていったけど未だにテレビ局はそういう風潮だよね。

根本的に日本テレビ局はオタクカルチャー作品を未だに見下していてほとんど尊重されない。

しか男性女性向けの作品尊重していないとかいうことじゃなくて、セクシー田中さんを見てもわかるけど脚本家プロデューサー女性なのに女性向け原作作品が滅茶苦茶にされてる。


たいして男性けが多いオタクカルチャー作品は昔は原作改変が当たり前だったけど、どんどん原作尊重するようになってる。

女性原作だけど鋼の錬金術師ダンジョン飯鬼滅の刃薬屋のひとりごと原作尊重が当たり前になってる。

女性向けの創作界隈の人は早くTV局と手を切るべきだと思う。

まぁジャニーズの件を見ても女性テレビ偏重は治らんかもしれんが。

ただの鴨扱いされてるだけなのに、それでも一度権力の味を知ってしまうとやめられないのかねぇ。

2024-06-01

セクシー田中原作からポリコレ要素削除したのはお前らに叩かれるのが怖いか

ポリコレ作品原作通りにドラマ化しても叩かれない世界だったらそのままやれたんじゃない

でもあれをあのままやってたらお前らが発狂して叩いてただろ

お前らから身を守り放火されないためには、ポリコレ要素を削除してふわふわ恋愛物にするしかなかった

そのままやってたら虎に翼みたいに毎回炎上して、虎に翼の脚本家のように人格攻撃されて火だるまになっていた

ほぼ原作に沿っていたポリコレアフロの主演俳優はお前らに殺害予告までされた

俳優を守るためにもポリコレを避けて「普通の日本人」が喜ぶ口当たりに仕上げる必要があった

anond:20240601192914

たぶんテレビ局って、世界のあらゆるものが「サンプリング素材」に見えてるんだろう

自分たちこそが最高のDJであり、フロアを沸かせるためにありとあらゆる情報サンプリングして、最高のフロウを作り上げることができると

ドラマ原作サンプリング素材でしかなく、そのまま使ってもクールにならないから細切れにして繋ぎ直す

そういう意識では「この作品が本当に意図していることとは、それを伝えるためには」という発想が出てこない

ダンジョン飯はほぼ原作通りのアニメ化だが、「1クールOP微妙」「OP映像がなにをしたいかからない」と言われたことへの落ち込みを円盤監督が表明していた

かにあれはよくわからん

なんでみんな巨人化して立ったまま寝ているのか

2クールOPといい、「眠り」「夢」にフィーチャーしている

原作にその要素はあるとはいえ、序盤の展開で取り入れても意味不明だし、原作の展開知っていても1クールOPは「どういうこと・・・?」となる

なんとなく雰囲気はいいんだが、OPにはもっと派手さがほしい

セクシー田中で思い出す某アニメ

声優韓国ルーツの人がいて別の仕事慰安婦について聞かされていた監督音響監督監督と仲が良くストーリーにもかなり関与)がアニメ慰安婦を取り上げたいとなり(本人たちがインタビューで語る)

西洋舞台ファンタジーからもちろんそのまま使うことはできないが、「ヒロインレイプ妊娠されるがその苦しみを乗り越える」という原作には一切存在しないシナリオ提案

原作者は「ヒロインの出番が原作では遅れたので早めに出してほしい」とアニメ側に改変要望を出していたのだが

監督らは「早めに出します、ヒロイン軍人レイプされてどん底に陥るがそこから回復するストーリーにしてもいいですか」と相談

鬱要素もあるファンタジー作品とはいえセクシャルさはあまりない原作で、16歳の明るく元気なヒロインへのレイプネタなど、原作者は断る

しか慰安婦の悲しみをメインストリーに組み込むのはもう決定済みで、軍事政権軍人が幅を効かせているという世界観なのに軍人によるレイプネタがない原作の方がおかしいと納得いかないアニメ制作

攻防の末、「ヒロインに使うのはダメだが、レイプネタオリキャラに使う分には許す」という運びへ

そのオリキャラというのがアニメしか完全に存在しないキャラかというとそうではなく、原作ではほぼゲストキャラのような子

ファーストネームしかなかったそのキャラ苗字もくっつけ、肌の色などキャラデザもやや変更し、「一応オリキャラ」ということにして原作ヒロインよりも活躍する悲劇慰安婦へと仕立て上げた

それだけレイプ展開を描きたくて仕方なかった制作陣なのに、レイプに至る展開が雑だった

市民暴動を起こして軍が制圧した際に「レジスタンスがどこに潜んでいるか知っているか」と聞かれ、慰安婦が「知らないわ!たとえ知っていたとしても教えないわ!」と強硬な態度を取ったため見せしめ連行され犯されるという

本当にどこにいるか知らないのでただのアホになっているという

その慰安婦連行した軍人キャラ原作から登場する人物

主人公サイドの軍人キャラ対立関係にあり態度悪いものの、休日には妻子を連れて遠出して家族サービスするパパという描写がある

家族サービスパパをレイプ犯にしたってわけ

原作には老若男女が出てきて、イケオジではないおっさんキャラが多数いるのだが、アニメは若く美しい男女ばかりに興味があり、おっさんキャラの変な改変がよくあった

内乱移民虐殺が行われた際に、前線移民の子供の死体を前にして、彼らを殺すことなどできないと精神崩壊して撤退したメンタルが脆い軍人キャラがいて、

彼は名門家系から解雇にまでは至らなかったが、内乱で武勲をあげられなかったため昇進が止まって目下のもの階級を抜かれている

アニメだと普通に移民虐殺するキャラに変えたくせに昇進してないただの無能にされた

美しくなく若くもなく、アニメ側がオリジナルでやたらねじ込む恋愛ネタに使えないキャラから興味ゼロでそういう扱い

「これ変えたら面白いやろ」と色々変えるけど物語全体との統合性を考えられないのでオリジナル部分と原作由来部分の矛盾が大量にあった

慰安婦レイプ出産のショックで口を利けなくなっていたが、かっこいい主人公くんにイイハナシされたら立ち直って喋れるようになりましたチャンチャン

全てが雑でゴミだった

よく知らんけど原作改変許さね〜派はアスペが多いのかなぁ

アスペ自分から見ても原作者はグレーゾーンぽいなと思った

anond:20240601054100

A 氏は本件原作者プロットに不満を持ったまま制作を進めると今後うまく進行しないと思い、C氏に対し本件原作者懸念点を教えてほしいと依頼したところ、同年6月14日、4話のプロットについてのやりとりをしている中で、C氏からA氏に本件脚本家に読んでもらうには少々憚られる内容であるが、推敲するとわかりづらくなってしまいそうなので、というコメント付きで「脚本懸念点について」というタイトルで本件原作者言葉通りそのまま Word文書にしたものメールで送ってきた。

そのWord文書では、オリジナルセリフやり取りが挟まっている点について、冗談とはいえ、ふつーに感じ悪いなと思ってしまう、一連のセリフの流れが意味不明、こんな短いシーンでも理論立てて説明できないキャラ言動の不一致が起こってしまう、他人ディスる言葉の扱い方と、文脈キャラ言動破綻が気になる、切り貼り挿入も前後意味が繋がっていない等と指摘のうえ、「原作があるうちは、失礼だと思いつつ事細かに指摘して修正してもらうことも可能だけど・・、オリジナル展開の9話10話で、収拾つかなくなっちゃうんじゃないかと、不安に感じてます。」と記載されていた。この時、A氏は、C氏が今までは表現を柔らかく変えて本件原作者からの指摘を自分に送ってきていたことを認識した。このWord文書の各指摘点については既にプロット修正済みであったこと、本件脚本家に対しかなり厳しい表現であったため、A氏はこの Word文書は本件脚本家には共有しなかった。しかし、コアメンバーに対し、本件原作者キャラクターがブレることについてコアメンバーが思っているより、気にしているとの趣旨の話はしていた。

ここ面白かった

セクシー田中さん報告書、ありえねえって思った箇所抜き書き

『セクシー田中さん』報告書、何というかこうありえない箇所が多すぎるのでいくつか抜き書きしてみた。()内は報告書のページ数を指す。

これは友情と恋のドラマです☆

企画書には、企画意図企画ポイント(①自分を縛る“呪縛から解放された時のカタルシス、②真反対なふたりの女友情がスゴい!、③9笑って、1グッとくるドラマ、④あらゆる世代に響く! 60 代専業主婦女性の1歩、⑤田中さんと笙野の恋の行方!?)、主要想定キャスト等が記載されていた。(9)

あっ……(察し)。TVドラマスタッフには恋愛しかおらんのか?

原作者の不満が高まってるらしいよ」

なお、これらの本件原作者意見については、A 氏 はコアメンバーに対してはそのまま伝えたものの、本件脚本家に対しては ドラマ化について本件原作者の不満が高まっているという 温度感のみ伝えた。一方で本件脚本家は、 8 話のやりとり あたりから本件原作者の語調が強く、こだわりが強いという印象を抱き始めた。(24

温度感のみ共有してんじゃねえよ! 具体的な指摘も共有しろよ!

「キツい指摘は見ててつらいか咀嚼して伝えて」という相沢友子要求は、メンタルケアとしては間違ってないんだけど、それは当然「パイナップルは味の相性が最悪なので絶対酢豚に入れないで」という要求を「原作者パイナップル酢豚に入れてほしくないそうだ」と伝えてほしい、という意味であって、「原作者酢豚の出来に怒ってるよ」と伝えろっていう意味じゃねえんだよ!

「もう撮影したと言ったな? あれは嘘だ」

C 氏を通じた本件原作者撮影シーンに関する問い合わせに対し、 A 氏は既に当該シーンは撮影済みである旨回答を行ったが、実際の撮影は 5 日後に予定されており、そのまま予定通り撮影が行われた。その後、これらの経緯を本件原作者が知ることになった。 A 氏によると、まだ撮影していない旨を回答すると本件原作者か ら撮影変更を求められるのは確実であると思ったが、 A 氏は当該撮影シーンは客観的にも問題ないものだと思っていたこと、及び当該シーンの撮影のために 2 か月にわたって キャストスタッフが入念に準備を重ねていたため、撮影変更はキャストを含め撮影現場に多大な迷惑をかけるので避けたいと思って咄嗟事実と異なる回答をしてしまった。このことは反省しているということであった。(25)

対応小学生すぎるだろ……

「改変はしないで」「わかった、今まで通りやるね!」

C 氏から A 氏に、 6 7 話の脚本修正文書、及び「修正について」と題する文書メールにて送付され、そのメール本文には本件原作者書き下ろした 8 10 話に関しては、撮影の都合などの理由以外では、出来るだけ改変しないでほしい旨述べられており、 A 氏は C 氏に対し電話ドラマ化の上で改変は発生するので、今まで通りやらせてほしい旨回答した。(29)

何で??? 真剣ホラーだった。TV関係者認識ってこんななの??? そら、芦原妃名子先生がなに言っても暖簾に腕押しで糠に釘で馬の耳に念仏だわな。

セリフ音楽が不一致でもOK

本件ドラマ 5 話のダンスのシーンで使われた音源は、配信 許諾が取れていなかったので、 配信使用出来る別の音楽差し替えた。しかし、セリフで「シャー・ルク・カーンの『マルジャーニ・マルジャーニ』!! 」と笙野が叫んでおり、セリフはすでに収録していたため、差し替えることが出来なかった。そのため音楽セリフの不一致が生まれた。(32)

役者が「モーツァルトの『トルコ行進曲』!」って言ってるのにジャジャジャジャーンって聞こえてくるようなもんだろ。ギャグしか聞こえんわ。マイナー音楽ならいいと思ってるのかもしんないけど、そのマイナー音楽が頻出する作品ドラマ化でやることか? 許諾を取るか、セリフ部分だけ収録し直して差し替えるとかしろよ……(アニオタ並の感想

脚本家アイデアには著作権がある!

B氏は日本テレビライツ部門に状況を共有し、同部門顧問弁護士である P 氏に本件脚本家の「クレジット約束が守られないのであれば9,10 話で本件脚本家アイデアを一切使わないでほしい、それができないのであれば 8 話までの私の脚本を使わないでほし い。」という発言法的根拠について確認を依頼した。 P 氏の見解は、この時点で脚本利用契約が未締結であるので、脚本家原著作者であるため二次利用差し止め可能であるということであった。(34-35)

この「アイデア」って何を指してるんだろう……そこの検討必要不可欠じゃない? 相沢友子が何をもって「アイデア」と呼んでいるのかがクリティカルなのにそこを書いてないのは不親切に感じる。もし相沢が「自分が考えた、原作にはないキャラセリフ」を「アイデア」と呼んでいるなら、確かに相沢には著作権は発生するので彼女要求は法的に正当なものかもしれないけど、もしも「最後溶鉱炉に沈みながらサムズアップするんですよ!」みたいな「ストーリーの展開」を「アイデア」だと思っているなら、それは著作権法で保護されるものではないわけで、彼女要求法的根拠は一切ないことになる。どっちなんです? 著作権法に詳しいであろう顧問弁護士が「可能」って言ってるってことはマジでセリフをそのまんま使ってたってこと? それとも相沢の言葉通り「アイデア」が使われていただけなの?

女だから短大に行かされた→可愛い制服を諦めた

原作では朱里短大に進学した設定があるが、本打ちでは、同設定に関して、「短大に進学するよりも専門学校に進学する方が近時の 10 代、 20 代としてはリアリティがあるのではないか」、(短大進学の原因となっている)「 父親リストラドラマとしては重すぎるのではないか」等の議論を経て、 高校受験の際に、父親が勤める会社不景気になり、母親から高校公立いいんじゃない?」と言われて 本当は友達と一緒に制服かわいい私立校に行きたかったけど、 「うん、そうだね」と笑って受け入れた という設定に変更する旨のプロット案を送信した。

2023年6月12日上記プロット案に対する本件原作者の返事として 、かわいい制服私立高校に行けなくなったことなどは「心底どうでもいい」ことである原作ジェンダー要素も逃げずに書いて欲しい、制作サイドは短大での設定を避けているのか?といった趣旨記載がなされた文章送信された。

その当否は別として、本打ちメンバーが当該原作の設定を変えようと試みたことには、それ相応の議論積極的理由があった。しかしながら、本件原作者上記返信内容をみる限り、本打ちメンバー議論した内容・意図が十分伝わっているとは思えない状況であったことがうかがえる。(60-61)

あなた女の子から短大でいいよね」という理由で進路を決められたという深刻なエピソードを「あーあ、あっちの制服の方が可愛かったのになー」に変えていいと思う神経が理解できなさすぎてヤバいし、原作者に「議論した内容・意図が十分伝わっ」たからそういう反応になったんじゃないですか??? と思わざるを得ないというか……

余談

芦原先生は真面目で良い人だったんだろうな、と思った。

仮に自分原作者だとしたら、途中で「もう撮っちゃった? そんなの知らない、撮り直して」とか「ちょっとすぐに解決するとは思えないんで、今週のオンエアはなしで」とか「なんか作品のコンセプトが理解されてない感じ? じゃあもう制作中止しよっか」って言ってただろうな、っていう場面が少なく見積もって1ダースはある。

でもそれをやると方々に迷惑がかかるから自重して、頑張って耐えてらっしゃったんだろうな……

TV局や俳優なんて、あなた作品にとって不可欠でも何でもない、添え物以下のどうでもいい無価値存在なんだからもっと振り回してやってもよかったのに(それができない人だったから繊細な作品を描けた? それはそう)。

増田日本実写化を憎みぬいている勢なので(『天地明察』も『インシテミル』も『ビブリア古書堂の事件手帖』も許してないからな)、実写化に出る俳優にも欠片の同情も感じないんだけど(『咲-Saki-』を汚した浜辺美波個人的に不買してるし、岡田准一のことも「あっ『天地明察』とかいうクソ映画ゴミみたいな主演してた人だ!」と認識してる)、俳優の苦労とかにうっかり思いを馳せてしまったらそんな要求をするのは難しくなるのはわかるので、やっぱり実写化に出る俳優は(「ひどい実写化だったけど、俳優さんには罪はないよねー」と庇われるんじゃなくて)積極的共犯としてもっと叩かれてよいのでは、そうすれば俳優の苦労とかを慮って言いたいことを言えなくなってしまうことはなくなるのでは、と思いました。

小学館側の言い分でいちばん引っかかる点

https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/pdf/20240531-2.pdf

同年 3 月 9 日、及び同年 3 月 29 日の打ち合わせの際には、2024 年 1 月 26 日に公表された本件原作者ブログにあるような「必ず漫画に忠実に」「漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意する」という条件は小学館からは口頭あるいは文書提示されていなかった。

なお、この点についての当調査チームの質問について、C 氏、D 氏は条件として文書で明示しているわけではないが、漫画原作としてドラマ化する以上、「原作漫画ドラマは全く別物なので、自由に好き勝手にやってください」旨言われない限り、原作漫画に忠実にドラマ化することは当然という認識である旨書面回答している。



漫画原作としてドラマ化する以上、「原作漫画ドラマは全く別物なので、自由に好き勝手にやってください」旨言われない限り、原作漫画に忠実にドラマ化することは当然」

そんなわけあるか。

マンガ実写化を少しでも見ていれば、実際にはそれと正反対の、大幅な改変があって当たり前の世界になっていることは誰でも分かるはず。ましてや日テレドラマだぞ。

いかいかはともかく現にそういう状況である以上、「必ず漫画に忠実に」やってほしいのなら、最初の段階でくどいほど念押ししておかなければいけないところだろう。

ほっといても忠実にやってくれると思ってた、はさすがにカマトトぶりすぎだと思うのだが…

anond:20240601155237

日テレが頭からっぽ女子にしたかったのは分かるが、原作設定も古すぎないか

現代中年になってるキャラの子時代の話ってなら分かるけど

4年制大学を諦めて2年制の専門学校に」が落としどころかなあ

でもそもそも「弟を優先して姉は進学させない」って差別自体若いキャラだともうリアリティがないと思う

よっぽど田舎なら別だが別に田舎もんキャラでもないんだろうし

今だと「父のリストラで弟も姉もどっちも進学できない、もしくは奨学金漬け」になるんじゃないかなあ

やっぱり元凶小学館

ドラマセクシー田中さん」社内特別調査チームの調査結果について

https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/20240531.html

読んでみた。

企画書には、企画意図企画ポイント(①自分を縛る“呪縛から解放された時の

カタルシス、②真反対なふたりの女友情がスゴい!、③9笑って、1グッとくるド

ラマ、④あらゆる世代に響く!60 代専業主婦女性の1歩、⑤田中さんと笙野の恋の

行方!?)、主要想定キャスト等が記載されていた。

そもそも企画書の段階で、原作重要ポイント社会問題格差)などを全外ししていてまったく読み込めていないことがあきらかで、テンプレをなぞった軽いラブコメにしようという意図が見え見え。こんな失敗臭しかしない企画書は速攻でゴミ箱にぶち込んで焼却するのが正解だが、この企画書を送られてきた小学館が取った対応は以下。

本件ドラマ化について日本テレビ A 氏が小学館に問い合わせ。

A 氏、小学館企画書を送付する。翌 2 日小学館 C 氏から返信。

A 氏、B 氏と小学館 C 氏、D 氏が小学館にて面会。原作はまだ完結していないがコ

ミック 6 巻発刊(当時)で、そろそろドラマ可能と言われ好感触小学館から

局へのバラシ(断り)の期間待ってほしい旨、日テレ側に述べ C 氏、D 氏から本件

原作者は「難しい人」(原作へのこだわりが強い人)である旨伝えられる。A 氏、B

氏が原作を大切にする旨答える。

上記のクソみたいな企画書みた段階で制作に「原作者は難しい人」と告げるのは、原作者がこの企画では納得しないだろうことが分かってて映像化の話すすめてんだろ。

本来なら、原作者に変わって「この程度の理解しかできない人間にこの原作はまかせられない」と突っぱねないと行けない立場人間が、むしろテレビ側の制作者と結託して「原作者は難いひとなんで気をつけてください」なんて言ってるからこんな悲劇が起きる。

原作はまだ完結していないがコミック 6 巻発刊(当時)で、そろそろドラマ可能と言われ好感触

この辺も、小学館が金につられて原作者ないがしろにしている香りがプンプンする。

なんでお前らがドラマ可能化どうかを判断して制作に伝えるんだよ。

日テレのA氏、B氏も大概だが、 小学館側のC氏、D氏がやばすぎるだろ。

信じていた味方に裏切られる方がダメージはでかいのに、内部調査も行わずだんまり決め込んでいる小学館マジで反社

anond:20240601152815

原作知らんけど

短大に進学するより専門学校の方がリアリティあるよね?

これ「専門学校ではなく短大であること」が重要な設定というわけではないのなら普通にその通りだと思うが

時短大ってかなり少ないし

かわいい制服私立校、は元々そういうバカキャラって設定じゃないのならバカ過ぎるけど

犯人捜しに意味は無いが責任所在を明らかにするのは必要

だと思うんだよな。

小学館

3月の打ち合わせ時点で要望を出していたという明確な証拠を残していないのは問題

この時点では正式プロジェクトの打ち合わせではなかったのだろうが、議事録があれば言った言わないは少なくともなかった。議事録いか重要かがよく分かる。

(ただその後も議事録の話が一切出てこないが、IT業界以外のプロジェクトって議事録作らない文化なの?マジで?)

拗れてきた後は原作者側の立場に立っているが、それまでは日テレ側へそこまで強く言っていないようにも見えて結局問題の先送りに加担している可能性がある…と見えるのは日テレ視点報告書なので注意が必要

日テレ

終始、自分たちのペースで進める文化で動いてるのはよく伝わってくる。良いドラマを作るためと何度も言ってはいるが作者の意図作品本質を見抜けているようには全く見えない。短大に進学するより専門学校の方がリアリティあるよね?高校友達制服可愛い私立に行けなくて公立ってことにしよう!などという議論をしてたらそれは原作者から飽きられるしこいつら何を読んでるんだと思われても仕方ない。

契約書軽視の文化出版業界十八番だと思っていたが放送業界も同じだったらしい。後になって契約していないことが弱味になり動けなくなったあたり、法務部とは一体何の仕事をしているのか是非聞いてみたいものだ。

問題の根源をミスコミュニケーションとしているが、それ以前の問題として仕事の進め方とそもそもマインドに大きな問題があることをもっと認識すべきだろう。

原作側を屁とも思っていないエピソードが多すぎる。

原作原理主義

俺は原作原理主義者である

コミック化しても読まないし、アニメ化しても見ない。

作者がそちらにかまけていたら「原作に注力せんかい!」と心の中で怒る。もちろん表には出さない。

公式コミック公式アニメ同人誌と何ら変わらない二次創作だと思っている。

コミックアニメベース原作を語るやつは二次創作オリジナルに持ち込むのと同じぐらいの愚行だと思って軽蔑している。

ただ別に二次創作からといって下に見ている訳ではなく、原作を下敷きとして生まれた新たな作品としてはリスペクトしている。

読まないし見ないが、それぞれ多くのクリエイターが携わって作っている作品なので、悪く言うことはない。

何より原作とは別物なのだから原作毀損するということも無い。少なくとも俺は感じない。

しろ前述の原作を読みもせずファンを気取る連中に対しては怒りが沸くが、原作を読め以上のことを言ったことはない。

昨今世間を騒がせたネタで思うのが、他人が作った作品まで原作とその延長線上とみなす人の気持ちが分からない。

あれは原作棒、原作者棒としてやってるとしか思えない。

原作者の作品という原典公式)が守られればそれでよくないだろうか?

それで言うと俺は原典価値は最大限に認めているが、あまりその著者に興味がない。

作品の外側で作品について言及したとしても無視することが多い。

必要であれば原典修正すればよいし、もしくは続編という形式で打ち消せばよい。

「作者がなんか言ってる」と口に出すことは無いが、たまに思うことがある。

原作があればそれでよい。

anond:20240601125016

77ページからのまとめは読んだが全体読む気力はない

これ、全部読んだ上で尚且つ内容を正確に把握出来てる人なんてほとんどいないんじゃないか

特に最初からドラマ憎し」「実写化憎し」が前提となってる誹謗中傷ばっかしてるような層がまともに読むとは思えない

(そういう層、そもそもこのドラマ原作も知らないし)

anond:20240601134316

個人でも事業主なんだからTV局や出版社立場対等やで、原作権利持ってるなら一番強いまであるんやで

anond:20240601120837

多分元から奇人変人って設定だと気にならない

岸辺露伴とか原作からして変人だしドラマでも変人だが違和感ないし

「作中じゃ普通の人という設定だけどやってる事がいかにも漫画キャラ的でおかしい」って設定だとそのまま実写にすると変になると思う

そもそも原作そのままのドラマって面白くない

二次元三次元じゃ必要とされる表現方法が違う

今後は「改変はご自由にどうぞ」と言ってくれる作者の原作だけドラマ化する、ってのがよろしいと思う

変に拘り持ってる作者のはそっとしといた方がいい

アニメは「原作そのまま」にして変な事になっても原作オタクが持てはやしてくれるけど

視聴者オタク層じゃないドラマはそうはいかない

anond:20240601113643

漫画原作担当作画担当は直接会話させないのが編集仕事、って話を思い出した

anond:20240601073808

脚本家は運が悪いも何もスシロー皿ペロ・バイトテロと同レベルの行いをしたので燃えて当然。同情の余地無し

しろ、訴えられるレベルのことしたのにお咎め無しだったんだからラッキーだったじゃねぇか

 

ただ、脚本家燃えて当然だけど、『脚本家漫画家を殺しただけは絶対に違う』よね

通常、自死は複合的な原因の結果であり、直接的に誰かのせいでは無い

さまざまな不幸がタイミング悪く重なった結果で、何かひとつの不幸でどうこうは基本的に無い

漫画家には精神科医などの専門家の助けと休息が必要だったのだと思う

 

『お前(脚本家)が漫画家を殺したんだ』とかいトンデモ意見は、脚本家毅然とした対応とっていいと思う

脚本家人殺しなんかじゃない

 

あと、同じように、編集のせいで死んだ、小学館のせいで死んだ、プロデューサーのせいで死んだ、日テレのせいで死んだ、原作ファンのせいで死んだ、ネット民のせいで死んだ、

そんなイタコ芸もお辞めになってどうぞって思ってる

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