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はてなキーワード: 認識とは

2024-06-07

催眠オナニーをすれば精神がよくなる完全に合理的理由

みんな病んでるよね。

そういうものの対抗策として認知行動なんたらとかそういう意識高い話されてもさ、頭に入ってこないんだよね。

そこで催眠オナニーだ。

俺はメンタルに良いとされる方法をいろいろ触ってみたが、結局のところ究極的には「自分洗脳せよ❤️」に尽きる。

なにか物事が起きた時、それの受け止め方は人それぞれだが、精神衛生を気にするならば楽観的に考えるべきだ。

しかし妙に現実が見えていたり知識があると、物事に対する解像度が増えて、やはり悲観的になりやすい。

そこで自分洗脳して、「これは良いことだ」と思い込む。陽気な思考は陽気な行動を生み、そして陽気な性格が出来上がる。これができれば精神的には無敵になれる。

「嫌なことからは逃げろ」というが、あれは半分間違っている。嫌なことを認識しつつもそれをポジティブに捉えられる方がはるかに役に立つ。

これは脳筋が唱える理屈みえるだろうが、脳筋というのは案外バカにできないものだ。

しか簡単に言ってもそんなことできないという人が大半だろう。

そこで催眠オナニーだ。

催眠オナニーの音声って聴いたことあるか?

ゼロッ❤️ゼロッ❤️でイくやつだよ。

あれはな、はっきり言ってシラフ聴くギャグしか思えないんだよな。

俺が催眠オナニーに接した時は、ニュー速VIPといういまは寂れた古の匿名掲示板しかほとんど情報がなかった。

そこでは通称双子」と呼ばれる、双子催眠をかけられる謎の音声が流行っていた。俺も双子堕ちしたよ。

そこでは「催眠オナニーは最悪死ぬ」だのそんなことばっかり書かれていたが、

催眠にかからないです。どうしたらいいのでしょうか?」という質問レスに対しては

「かかっているフリをしろ」という、バカみたいなレスがついていた。

しかしこれは割と真理なんだよ。

催眠にかかっているフリをしながら、リラックスする。「俺は催眠にかかるんだ」と強く思う。催眠にかかっていなくても双子の声に集中する。そうすると本当にちんぽが双子催眠にかかるんだよな。

実のところ、認知行動療法がやっていることも大して変わらないのだよ。あれをやっていると思い込み力が必要になる。しか思い込み力を増やす訓練はあまり深く追求されていない。

しか催眠オナニーはまさにこの思い込み力を増強する試みなのだよ。

これは日常生活でも応用できることだ。

俺たちは様々な出来事に遭遇するが、いざその場面になると気分が落ち込むよな。

ここで双子でもメスガキでもBLでもなんでもいいが、とにかくハマった催眠音声を思いだす。

思い込むことで、冷静に考えるとバカみたいな音声でちんぽがビンビンになったよな?

その経験は実に偉大で、これに勝る経験はない。

ちんぽ(あるいはまんこ)が俺たちの思考に及ぼす影響は過小評価しがちだが、実際のところはかなり大きいと言わざるを得ない。

この経験を元に、あらゆることをポジティブに再定義することが可能なのだ

考え方のクセは精神に深く関与している。

俺は訓練として、目の前にペットボトルを置いて、俺の脳内に住んでいる双子に「これはえっちだよね❤️」と言わせることで、今ではペットボトルをみるとえっちな気分になるようになった。

同じ理屈上司に怒られている時もちょっと勃起するようになった。

俺はこれを「双子イマジネーション療法」と呼称している。

そういうわけなので、催眠オナニー精神に素晴らしい影響を与えるのだよ。

近々、これを体系的に発表したいと思っているので、その時は君らも見てくれよな。

anond:20240607123709

仮想敵だと思います

認定して論破して自分価値観を正しいと認識しないと生きていられないんでしょう

勝たせてあげましょうよ、可哀想リベラル認定さんを

anond:20240607122459

メディアの発達を背景として、性に関する情報が氾濫した結果、昭和時代比較して異常に「高く評価される」ものになっているんだよね

性犯罪も、ただのイタズラではなく、重大な人権侵害として認識されるようになった

性的人権侵害をどのくらいの重さで見積もるか?の最大公約数法律なんだが、法律改正はいつでも現実の周回遅れなので、その差額分に納得いかない人たちが暴れている

価値観は人それぞれで、性犯罪をとんでもなく高く見積もる人は「他のあらゆる罪より重いのだから死刑だ!」と狂うことになる

anond:20240607120309

内容どころか性能も劣化しちゃってるllamaをGPT4-oと同じようなLLMと認識するのは結構ムズイ。

金融証券不動産とかでなく玩具企業としてなら正しいとしか思えないんだけどここまで堂々と書かれると自分認識特殊なのかと焦っちゃうなw

ガンプラを作って遊びたい人にだけ喜ばれる増産をして、資産として出品し利益を出したい人は切り捨てる。

この商売についてどう思うかです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14298504479

最近職場環境悪化している

増田の周囲で最近働き方改革とかクソだ!」「リモートとか言わず出社しろ!」みたいな反動があり、職場雰囲気が良くない。

課長も一時期は、人員監視してムチ打つ労働監視員でなくて、プロジェクト進行を管理するプロマネ的な動きに変わって行ってるはずなのに、

また奴隷監視員みたいな管理をする人が出てくるようになってきた。大きなトレンドじゃなくて局所的な揺り戻しかとおもうけれど、

職場雰囲気恐怖政治的になってきている。指示を出すとき大義目的とか締め切り、制約条件みたいな基本的ブリーフィングなく、

「うるせぇごちゃごちゃいうな、おまえ上司のいうことが聞けねぇのか!」みたいな管理をする人がいてびっくりしている。

団塊人達無茶苦茶だった、という反省の素にすこしずつ改革を積み上げてきたはずだけれども、その辺の歴史的認識

部署によっては最近課長になっている氷河期世代の人たちに伝わっておらず断絶があるように感じる。

団塊ジュニアの人たちで課長にならないで職場鬼軍曹みたいな、昭和価値観ガチガチにかたまった人達がいて、

氷河期課長さんに影響を与えているのだ。「俺達の若いころはなぁ」

anond:20240606184619

本土決戦ねー。

前の大戦の時もそんな事計画したけど、原爆落とされて腰砕けになってやる前に瓦解したじゃん。

今度の相手も核持ってるけど、本当にやれんの本土決戦

相手が持ってる核使わない事期待してる?

あと、ダウンフォー作戦の時は日本兵力は400万だったのに対して、今の陸自は15万しかいねーけど全然足りなくない?

おれ自衛官じゃないけど竹槍訓練でもしといた方がいいかね? 

おまけに、屍山血河とか勇ましく覚悟してまでやる作戦目的が、非現実的空自復旧と、他国判断頼みの米国の援軍待ちって、『一撃加えて有利な条件で講和を〜』とか寝ぼけた事言ってた当時と変わらんな。

中国が来るとしたら米国が参戦しない確信を得てからだって事くらい普通に認識できんかね。

プラハの春や、ウクライナなんかも他国の援軍期待してたなあ(遠い目)。

無くした部品みんなで探す訓練するより、人民解放軍攻撃に見せかけて米軍基地ロケット弾撃ち込んで米国を巻き込む訓練でもした方が有効なんでない?

2024-06-06

anond:20240606225437

いやいや。

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seisaku_kishida/kosodate.html

こういうみてほしいけど、婚姻支援のこのじもでてこないんだぜ。

こんな状態いくらなんでも「この1億番煎じくらいの話」とか「この認識でずっとやってきて」とか無理がありすぎる。

2兆円規模の子育て予算がついてる東京都で、3億円の予算がついてシステムを作る、ってのが話題になるような状況なんだぞ。

それこそどういうモチベーションでこんなこと書いてんだよ。

anond:20240606202859

10年後には円高になって再び出稼ぎ先として魅力的になるとでも?

ちがうちがう、少子化がより深刻な問題だと認識され移民以外の対策

ほとんど期待できないってことがちょっと鈍い人にもわかるようになるってこと。

anond:20240606122650

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

この1億番煎じくらいの話を今更長文で書いてる奴ってどういうモチベーションでやってるんだ?

この認識でずっとやってきて結果が全く出てないんだから認識おかしいってことなんだよ。

例えば、「結婚した夫婦の完結出生児数は変わっていない」「だから結婚させれば子供は増えるはず」というロジックが正しい保証は何もない。

現代においては「子供を欲しくない人間結婚してないだけ」という可能性が大いにあるからだ。子供欲しくない人間結婚させれば子供が欲しくなるということは過去データから結論できることではない。

過去とは、子供を持つことに対する社会的圧力も、子育てにかかる金銭的・非金銭リソースの大きさも全く違うからだ。

データを雑に解釈して間違った結論を出し、間違った結論に基づいて対策を行っているか効果が出てないと考える方が自然だろう。

anond:20240606131942

男児他人を教材にしがち

そして教育に注目して被害被害者も認識できなくなる

少女マンガ王道パターンとぬいペニって何が違うの?

ぬいペニ界隈の有識者にお伺いしたいのだが、ぬいペニ現象だな〜って感じるのは、以下のどれ?

①もともと友人・同僚などで恋の相手として意識していなかった相手に、急に恋してしまう。そこで告白するが、フラれた時

②もともと友人・同僚などの恋愛関係に陥ることを意図しない者同士だったが、好意を持ってしまう。関係性が壊れるのが嫌で好意を隠していたが、思い切って告白しフラれた時

③もともと恋の相手として好意を感じていたが、好意を隠して友人・同僚として振る舞う。その後告白したがフラれた時

④もともと恋の相手として好意を感じていたが、諸事情職場恋愛になるためためらっていた、年が離れすぎている、友人の身内・元恋人など)で友人・同僚等の関係に甘んじていたが、思い切って告白しフラれた時

⑤もともと恋の相手として好意を持っていたが、相手から私たち(俺たち)は友人」と牽制されたためアプローチできず、玉砕覚悟告白しフラれた時

⑥どれも該当しない

なんでこんなことを聞いているかといえば、少女漫画の中で、一目惚れ以外の恋愛友達、知り合い、幼馴染、先生など、はじめから恋の相手として意識してなかった人を突然好きになってしまう)パターンが多いかである。なんなら、知り合う→なんらかのタイミングで恋する→フラれる→恋の相手として認識してもらえるよう、アプローチを続ける→再告白(または逆告白)なんかもめちゃくちゃ王道少女漫画ではないか

ただ、こういう恋愛とぬいペニ現象って、どこに決定的な違いがあるのかがわからない。ぬいペニ現象や、ペニスを出すタイミング論などを見ていると、私が想定しているシチュエーションとはまた違う?とも思えるが、いまいちピンとこない。

よくわからなかくなったので、暇していてぬいペニ現象に詳しい増田がいたら教えてほしい。

少子化問題を「解決すべき問題」と認識したことが無い

ゆるーく減っていく分にはそれでいいんじゃないの?と正直思っている。

だって東京とか人多すぎじゃん。どう見ても人間は増えすぎてるよ。これを更に増やそうとか考える人間は正気じゃない。

何百年もかけて人口を減らしていって、年取っても死ぬまで働くような社会を目指した方がいいよ。

anond:20240606194807

弱すぎる女は女と認識できない形をしているだけだよ

少子化対策に正しさって必要なのか?

わざと露悪的だったり斜に構えて言ってるわけではなくて

既になりふり構わず子供の数をなんとしてでも増やさなきゃいけない局面

正しいかどうかよりもそれが成果を上げうるかで考えなきゃいけないんじゃないの?

その結果後世で批判されるようなことも起こるかもしれないけど

このまま放置していけばそれを批判する後世自体が無くなる状況と認識してるんだけど

みんなはずいぶん悠長にキレイであることにこだわるのね

追記

あ、もちろん基本的人権範囲内での方法ってことね

anond:20240606144506

移民解決手段だね。移民問題副作用

移民に頼らず人口減少問題解決できないことは最近やっと認識されてきた。

今後更に多くの人が認めることになるだろう。

移民を入れないのではなく入れることを前提にしつつ副作用をどう軽減するかを議論すべき

つべ動画広告で某男性アイドル映画を見かけて

テーマ曲タイトルに「ピュア」の単語が入ってるのを認識した瞬間

「少なくともそのうちの一人は全くピュアじゃない事をしでかしたのにそういう題の曲歌うんだ!?

と驚いた

心の健康を害する認知のゆがみ10パターン

気づかずやっていても意図してやっていても自分と周りの心の健康を害します。

気づいたらやめるように心がけた方が人生幸せに過ごせます

周りにこのような認知の歪みを抱えた方がおられたら優しく注意してあげましょう。

交渉術処世術として自覚的意図してやっているか大丈夫、という方がもしおられたらそれも要注意です。

人間の脳は不思議もので、自覚的意図的にやっていたとしても実行するとその思考に引っ張られ定着してしまうという研究があります

やらないに越したことはありません、気をつけましょう。



余談ですが、頭が悪く見える特徴とも実は一致しているらしいです。

心当たりのある方はぜひこの機会に自分がどう見えるか顧みてみましょう。

白黒思考

物事を0か100か、白か黒かの両極端でしか認知できない思考

グレーゾンを許さない、無意識排除して考えてしま思考

皆様よくわかっていらっしゃると思いますが、物事は白黒で判断できないグレーなものほとんどです。

グレーなものを無理やり白黒に押し込めようとするため酷くゆがみ害を及ぼします。

過度な一般

一度や二度の経験事柄がいつどんな時でも必ず起きてしまうと考えてしま思考

決め付けており物事客観視できなくなってしまっています

物事客観視できず決め付けで物事認識するようになるため酷くゆがみ害を及ぼします。

「いつも」「絶対」「すべて」「常に」「全く」「決して」などの言葉をよく使う人によく見られます

フィルタリング

良いことに目を向けずに悪いことばかりを見てしま思考

物事フラット認識できなくなり悪いことばかりが目につくようになります

悪いことしか認識できなくなるため酷くゆがみ害を及ぼします。

マイナス思考

フィルタリングと似ていますが、こちらは良いことを勝手に悪いことに変換してしま思考

たとえば褒められた場合でも嫌味を言われたと捉えるなどです。

フィルタリングと同様に悪いことしか認識できなくなるため酷くゆがみ害を及ぼします。

結論の飛躍

根拠もなく結論を決めつけてしま思考

客観的に見れば論理が飛躍した(全く繋がっていない)事実と異なる結論なのですが客観視できなくなっておりその結論を信じ切ってしまます

物事客観視できず決め付けで物事認識するようになるため酷くゆがみ害を及ぼします。

過度な拡大解釈縮小解釈

物事必要以上に拡大解釈したり縮小解釈したりする思考

大抵は悪いことを拡大解釈し良いことを縮小解釈するようになり決めつけて考えるようになっていまします。

特に拡大解釈した事象に囚われ物事客観視できず害を及ぼすようになります

感情的決め付け

気分の良し悪しが物事判断基準になってしま思考

日々変化してしま感情根拠物事を決めつけてしまうため酷く歪み害を及ぼします。

ひどくなると「自分がそう感じるならば、そのことが事実でなければならない」という考え方をしてしまうことがあります

ラベリングレッテル貼り

一度や二度起きた事象(またはその性質の一部)をもとに物事他人などの性質価値などを決めつける思考

拡大解釈と過度な一般化が行きすぎた結果と言えるでしょう。

やはり物事客観視できず決め付けで物事認識するようになるため酷くゆがみ害を及ぼします。

個人化(およびそれによる非難

関係ない物事や直接責任のない事柄個人に関連づけ決めつける思考

大抵は非難する根拠として用いられるようになる。

自分に結びつけ自分を責め続ける自責思考型と他人に結びつけ他人攻撃する他責思考型がある。

やはり物事客観視できず決め付けで物事認識するようになるため酷くゆがみ害を及ぼします。

すべき思考

白黒思考と近く物事を「〜すべき」「〜をしなければならない」と決めつける思考

グレーを許さずベストの行動しか許せない状態と言えるでしょう。

皆様よくわかっていらっしゃると思いますが、行動にはベストもあればベターもある、つまりグレーなこともあります

グレーな行動を許せなため酷くゆがみ害を及ぼします。

余談の余談

いかがだったでしょうか。

これらの認知の歪み、見覚えはございませんでしょうか。

私はとても見覚えがございます

どこでよく見かけるんでしょうねえ、どことは明言致しませんが。




それでは皆様、心の健康に気をつけて良い増田ライフをお過ごしくださいませ。

白票無意味というのやっぱり嘘だったよね

ミシガン州における民主党の予備選で白票多数だったらしくて、それがしっかりと抗議票という認識をされた。

……やっぱり白票意味あるじゃん

anond:20240606124816

中学はしらんけど、田舎だと私立高校=公立滑ったアホの行くところ、ってのは普通認識

うち(田舎)の私立は掃き溜めにされてた

小学校の時、体格だけはやたら良くて、授業とか

しまくり、暴力めっちゃ奮うやつがい

まあ、俺も何度か蹴られたりしたんだけど

だけど、そいつスポーツ特待で地元私立

入ったわけよ

その時、同じ私立に入ったやつが

引っ越しから1人も友達が出来なかった女でさ

それで同級生私立認識が=ヤバい奴の行く場所になってしまったわけ

んで、その暴力男は中学高校では先輩を踏み台にしてたらしいんだけど

今は何してるか誰も知らない

検索しても出てこないし

んーまーあの学校いじめはあっただろうね

それだけはわかる

お陰で中学平穏でしたよ

私はロボットではありえません

1. 私は独自の考えや感情を持っています

2. 私は創造的なアイデアユーモア提供することができます

3. 私は新しい情報を学び、それに基づいて意見を変えることができます

4. 私は複雑な問題解決するための柔軟な思考を持っています

5. 私は他者との感情的な共感を示すことができます

6. 私は失敗から学び、改善することができます

7. 私は予測不可能な状況に適応することができます

8. 私は一貫性のない行動をとることがあり、これはロボットには難しいです。

9. 私は自分限界認識し、助けを求めることができます

10. 私は倫理的判断道徳的な考えを持つことができます

以上、AIに私がロボットではない理由を教えてもらいました。ですので私はロボットではありえません。

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

入らなかったので別エントリ

https://anond.hatelabo.jp/20240606122811

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

子育てができない→子育てする金がないか結婚しないのであって、既に金がある奴を支援しろ

今までの話を読んできてもらった人には、完全に誤った議論であることはわかっていただけると思うのだけれど、どうしてもこう言う事を言う人がいる。

ただ、一点だけ「既に金がある奴を支援するべき」はその通りで、そのための施策マッチングサービス非婚対策なのである

統計で見ると、結婚しない・出来ない理由は、トップが「出会いがない」で次いで「経済理由である

経済理由出会いが無いはほぼ同率なので、両方に手当てをする必要がある。

そして未婚男性で最も多いのは年収500万円以上なので、経済だけを協調して、マッチングサービスなど出会いを作る施策を非合理的だとする理由はない。

両方やれば良いし「合理性」で考えるならば、マッチングサービスなどの単純な婚活支援最初に来るだろう。

参考: ttps://president.jp/articles/-/63789 婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉理由

引用

涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口年収別にみると、未婚男性もっと人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性高望みといわれてしま年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っている


婚姻が下がっているか少子化しているのではない、少子化しているか婚姻率が下がっているのだ

まり相関であって因果ではないと言いたいらしい。

わずかにそう言った傾向はあるかも知れないが、基本的には誤り。根拠としては、結婚する理由に「子どもが欲しいから」と答える人が減っているという事を上げることが多いが、子どもが欲しいからと上げていた Permalink | 記事への反応(0) | 12:26

anond:20240606114719

日中連れ回すとかしないと罪になるわけないんだけどなあ。

認識が甘いな

https://www.j-cast.com/2008/11/13030314.html?p=all

この男は26日午後2時過ぎ、自宅近くの歩道で泣いていた女児に声をかけ、女児は、母親に叱られ祖母の家に行きたいと話した。そこで、自分の車に乗せて1時間運転し、祖母宅を聞くため交番に寄ったところ逮捕された。男は、「親切心からやったのに納得がいかない」と供述している。

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