はてなキーワード: 保険医とは
「鉱山事業はボロ儲け」なので保険会社は明治時代から鉱山を運営していたが(広海仁三郎など)、手厚い労働者福祉が求められる現代では撤退した。
現代の機関投資家は代わりに「小金持ちからカネを掘り起こす」。ビッグモーターもその計画のひとつではないか。振り込め詐欺から金持ちに賄賂を払わせる保険医買収(医療殺人隠蔽)の手配、国家的詐欺まで、幅広い犯罪をカバーしていると見られる。
なお保険会社の犯罪計画で買収された個人は銀行の住宅融資を受けている者が多いが、証拠隠滅のため、融資返済後、5年程度で死亡するのが常であるらしい(ただし保険医は何度も利用するので死なせない)。
裁判所や弁護士は保険会社を守る態度を維持しているし、国交省も下部機関は買収されていると考えてよい。警察もこれまでBMすら摘発しておらず買収が疑わしい。
ここ最近漫画のアップデートしていなくてここで募集しようと思う
過去に俺が面白いと思った漫画や漫画家を描いていくからこれ好きそうだなというのあれば教えてくれ
(望郷太郎を何度もあげてくれるけれど山田芳裕に含まれてます)
スティール・ボール・ラン(ジョジョの中では特に)
模造クリスタル
鍋に弾丸を受けながら
てるみな・ぱらのま
堕天作戦
25時のバカンス
アンダー・ザ・ローズ
フランケンふらん
安住の地(山本直樹)
りとる・けいおす
3番目死神風紀委員長中学2年生エスパーBHプラ板縦ロールヘリコプターボーリングトビウオとその妹ロボ絶滅ナルト学び舎パワードスーツラミカスパイの大作戦友情ウニマタ○ゴ裏設定青大将放射ダクトヤニタコプレ三つあみメガネ文庫悪魔の坊クラゲ無頼カマボコ板夏のお嬢さんスレイヴ大○魔竜ブルマ宇宙怪獣大きなお友達あしたを夢見てさまーたいむかな?とにかくおっぱいぴーな小島くんはインテリだったりする消しゴムケーキ解説羊の顔建前盗撮鈍く光ったマグナム弾天プラ魔改造亜光速801リンゴの皮トロロしっぽマスクトサカ草輪廻転生迫撃少女風紀団担英タネコウモリダコタコイカたまみ両親ストーカーおた2ブレイクサルSD力さすらいの保険医体温計ネコ天使腕ズ歩くサンマー担Xペン蔵ころねシャチョー天使博士ヒルメイドオクタイケモンゴッドシニガミ14号サイシュウカイ番長鼻行類チョコ零式戦闘爆撃型レッドシアタースーパー惚れちゃうジェットなエッチしてぇラブラブ光線3987型 CCPG電撃ももえサイズ
(メイドインアビスは面白いと思うけれどナナチいなかったら俺は読み続けてたのか?と思うと断言できないのでこのリストに含まれてない)
有名どころ(ベルセルクとか進撃の巨人とかゴールデンカムイとかファブルとか)はもう言わなくても分かるよね?レベルなので入れてなかった。ちなみにベルセルクはロストチルドレン編が最高。
「はあ?」
保険医の口を突いて出たのは、あまりにも突拍子のない言葉だった。
スーパーマリオ。僕の年代で知らない者はいないと思う。とりあえずは。
「あれってさ、どんな内容だった?」
「それがどうかしたんですか?」
「どういう意味ですか?」
「狂った話だよねえ‥‥」
「‥‥?」
「はあ?」
「花を取ったら火が吹けて‥‥」
「‥‥それがどうしたんですか?」
「大麻のさ、一番キくところって知ってる?」
「は? 知りません」
「トップっつってね、要するに花なんだけど」
「はあ‥‥」
「ある男が拾ったキノコを食べて、自分の身体が大きくなった気がした」
「はあ‥‥」
「花を食べたら火が吹けて、自分以外の動く者は全部敵…」
言わんとしていることはわかってきた。
バカなことを。僕は笑った。
「マリオはジャンキーだって言うんですか? でも、そんな。くだらない。もともと御伽話みたいなものじゃないですか」
「‥‥で、さ。彼の目的ってなんだったっけ?」
「お姫様を救うこと‥‥でしょ?」
「そうなんだよね‥‥」
「騎士道精神ってやつです。御伽話の基本です。立派なことじゃないですか」
大森となえは無言で煙草に手を伸ばすと、一本くわえて火を点けた。
溜め息を吐くように吐き出した煙が‥‥僕の視界を白に染めた。
「お姫様なんて、本当にいるのかねえ‥‥」
「あははっ、女のコは白馬の騎上、男のコはお姫様。お互いそんなこと言う歳でもないじゃないですか」
「いたとしても、本当に『怪物』に囚われているのかどうなのか‥‥」
となえはそれきり、ムッツリと黙り込んでしまった。
歳の話をしたのが気に障ったのだろうか。だとしたら大人気ないことだ。
ともあれ、こんなくだらない話にこれ以上付き合うこともないだろう。
ああ、そうか‥‥。
医師にとって勤め先の病院に大して執着はなくて、一つの病院を辞めればすぐにまた次の病院が見つかる。
医局から追い出される(作中では破門と表現されてる)は自分のキャリアパスが絶たれることになるので怖いが、すでに追放されて野良でやってく覚悟決めた医師にとっては個別の病院は数ある働き口の一つに過ぎない。
だから先輩や院長からの指示や注意や警告や処分なんて怖くないし、首ですら怖くない。
採用前の調査で前病院から悪評や警告を聞いてても、「担当一人で診療科まわしてて担当医は疲弊の限界でもうすぐ潰れてしまう、高報酬で求人かけても応募がない、猫の手でもほしい」て状況の地方病院なら「この経験年数があればなんとかなるだろう」と採用してしまう。
そこまでの破綻した医師を見たことがない、接したことがないお人好しなので、想像力の限界で「そこまでは酷くないだろう、その病院の風土と合わなかったんだろう」と正常性バイアスで楽観的に予想してしまう。せっかく応募してきた医師を逃したらもったいないという意識が先に来てしまう。
じゃあクソ医者はなんとかする方法はないのか、というと厚生労働省に医道審議会があって、そこで処分が下れば医業停止○月間とか、医師免許取消がされる。
しかしこの審議会の対象は「実刑くらった犯罪者(殺人とか性犯罪とか薬物中毒とか)を医師免許の面でも罰する」のが主な機能で、「医師として勤める中で腕が悪い、人格が悪い」を罰する組織ではないので、竹田くんは対象にならない。
それより軽く出やすい処分として厚生労働大臣による「保険医資格の取消(自由診療はできるが、診療報酬支給の対象にならない。国民皆保険の日本の病院では実質死刑宣告に近い)」があるが、診療報酬詐欺に下る処分で、作中の竹田くんは対象外。
さらによくある処分として病院の「各種学会による○○認定の取消(診療報酬加算の取消など、経営にダメージ)」があり、実際に舞台の病院はのちに学会から専門医訓練施設認定の取消をうけ医師募集にダメージを負ってるが、組織に対する罰なのでヤブ医者個人にはダメージにはならない。(ダメ医者の採用抑止には働くだろう)
じゃあ患者はどうすればいいの、といえば、病院(医者)にかかる前によく調べるしかない。
グーグルマップの口コミじゃないぞ。「先生の口が悪い」とか「部屋が汚い」とか「食事がまずい」なんて元患者の感想を調べてどうすんだ、それだと「患者への応接が丁寧で、借金して設備だけは綺麗で、食事に金かけてる」ヤブ医者経営の病院は避けられないぞ。(小児科医や産科医には、子供を守ろうとする熱心さのあまり、親に対して厳しく指導・叱責して反感くらう先生がわりといる)
沖縄で院長が診療報酬詐欺で逮捕された産科医院「あいレディースクリニック」は、事件発覚の十年以上前から隣の県立中部病院の産科医達から「簡単な手術中に大量出血させて手遅れになってから送ってくる、帝切した患部の術後管理すらまともにできず患部を腐らせ悪化させて手に負えなくなってから何度も何人も繰り返し転院させてくる」と猛烈に嫌われてて、産科部長は中部病院内の産科医・ナースに「あいレディースクリニックなんかに行ったら俺のチームから追い出すぞ」と半ば冗談、半ば本気でお触れを出してた。(面倒見のいい親分肌の人で、上司というより「産科のボス」的な立場だった)
そんな話を、他診療科の医師である俺の妻ですら聞いてよーく知ってた。そして他病院にいる俺も妻から聞いて知ってたし、俺の同僚や親類縁者や仲のいい友人も俺経由で知ってた。
でも、事件発覚前のグーグルマップでは、中部病院の産科より高評価だったんだよ。「病室がきれいだった」「入院中に楽しむ本や設備が充実してた」「食事がおいしかった」「職員が親切で丁寧だった」てね。
そら中部病院は築うん十年たってて建物は雨漏りするくらいボロいし、機能第一で内装にかける金はないし(儲からない診療科も維持してるから常に赤字)、食事は栄養・バランス第一で金もかけられないので味はそんなによくないし、ナースや職員は人減らされタスクこなすのに精いっぱいで一人一人にまごころ応対する余裕なんてないし、産科部長はやくざの兄貴分みたいないつも金ネックレス下げて口も乱暴な人だけど、手術の腕や後輩育成実績(産科全体の実績)は抜群だったよ(今でも)
でも患者にはそんなところは見えないのよね。
竹田くん作中でも出てたでしょ、患者を何度も苦しめるような悪質なヤブは、職場の同僚・他診療科の医師・ナース・コメディカルからも嫌われて、それが口から口へ病院外へ広がっていく。ナースが家族や友人に「うちの病院の○○科にはかからないほうがいいよ、○○って酷い医者がいるから」て言って、そのまた親類・友人にと、どんどん伝わっていく。
一般には公言できないんよ。公の犯罪情報ではないから。同僚や上司や商売仲間の悪口になっちゃうから。最悪、名誉棄損や営業妨害で訴えられるから。(俺が今こうやって悪評を書けるのも事件で院長が逮捕され医院が潰れたからで、あいレディースクリニックが健在だったら怖くて書けない)
でも親しい人にはみんな「忠告」すんの。それがどんどん広がっていくの。
噂話はネズミ算式に広がって3~4人伝わるうちにかなりの人数になるから、ちょっと調べればすぐぶつかる。
ネットや公的には「ヤブ情報」は乗らないから、口から口への評判しかないの。これほんと。
実際に、作中で竹田くんの悪評は事故3人目くらいから「市内の多くに広がってた」とあったでしょ。外来患者が激減したとあったでしょ。
それ以降の犠牲者は、それを知らなかった、知ろうとしなかった人たちなのよ。
それに責任があるとは言わない。そこまでのリピーター医師がいるなんて想像もできない人が多いだろう。でも少しの自助努力で防げた犠牲だと、残念に思う。
竹田くんに受診しにくる患者に対しても、良心ある医師やナースやコメディカルや事務職員は「なんでここに来るんだろう。悪評知らないんだろうか」と忸怩たる思いだったと思うよ。
なんならこっそり隠れて患者や家族に忠告したり、匿名で電話なりで告げ口した職員もいたかもしれない。
でも、患者は「あなたはこうすれば治る!(ババーン!)」と自信ありげに断言する医師のほうが「よい医者」に見えるんだよね、困ったことに…
医師だけでなく、コメディカルでもナースでも、なんなら病院事務職員でもいいから、そのナースや職員の親類でもいいから、知り合いは作っとくといいよ。
酷い医師の悪評はよーーく広がるから。口の軽い人でなければ自らは言わないだろうけど、「○○の症状で○○病院に行こうと思ってるんだけど、なにか知ってる?」と聞けば教えてくれるから。
そうすれば重い生理は異常という風潮が生まれ、病院にかかる人も増えるだろう。
私は小6の時に初潮が始まって以来、ひどい生理痛に悩まされてきた。症状はほぼ腹痛しかなかったが、その腹痛が生の鶏肉でお腹を下した時よりかは多少マシだがとにかくものすごくひどい下痢の時くらいの痛みで、当然そのままでは動けるなんてもんじゃなかった。昼間は痛み止めを3、4時間おきに飲んで耐えていたが(用量を守るほど頭は良くなかった)、痛み止めが飲めない夜中はそうはいかない。夜中に痛みで飛び起きて痛み止めを飲むというのを毎月やっていた。
だが、病院にはしばらく行かなかった。
一つは、母親も生理が重かったからだ。母親に「夜眠れない」と相談しても子供産むまではそうだと笑って流された。
もう一つは、友人たちが生理を大袈裟に表現していたからだ。当時自分含めて中学生なので仕方ないところはあるが、「内臓を抉られるような痛み」のような大袈裟な表現をする人が多くいたので私はまにうけて自分は生理が軽い方だと思っていた。内臓を抉られた経験がないため想像の範疇ではあるが、それに比べれば夜中に2回ほど目が覚める程度なんだから大したことないだろう。
転機が訪れたのは高校になってからだ。痛み止めを切らしてしまい保健室のお世話になった時、あまりの苦しみように保険医の先生が心配してきたのだ。私が薬を飲まなければ毎月こんなものだと素直に話すと本気で婦人科に行くように言われた。病気の可能性があると言われた。
当時の私は病気だなんて大袈裟だなと思いしばらくは放置していた。
婦人科を勧められて半年か一年かしたくらいの時、避妊失敗をきっかけに婦人科に行ったついでに生理についても診てもらうことにした。結果的には病気などはなかったが、生理の重さを踏まえて低用量ピルを処方された。
低用量ピルは自分の体にあっていたため、生理痛は劇的に改善し副作用もない。ひどい時でも少しお腹を冷やした時くらいの腹痛になった。
というのが私の経験だが、もしも本当に病気だったらどうだっただろうか。取り返しのつかないことになっていたかもしれない。
なにせ本来なら病院に行くべきレベルの痛みを6年間放置していたのである。
なぜ放置していたかというと、「生理痛は重く苦しいもの」と刷り込まれていたからだ。
友人や母親の言葉のせいにはしたが、彼女たちは時代や年齢の問題があるので仕方ないところはある。だが世の中はいまだに「生理痛は苦しいもの」と語り「生理があるから女性をいたわりましょう」と謳う。「疾患を持っている人をいたわりましょう」ならわかる。だがなぜ女性全体に広げるのか。生理痛の重い女性を医療から遠ざけたいのか。
生理休暇もなくなればいい。生理痛で休暇が必要なことと、疾患により休暇が必要なことになんの違いがあるんだ。病院に行くきっかけになることも踏まえて、病欠にした方が良い。
ところで、http貼り付けスパムが多すぎて本のurlが多いと弾かれるのかよ本末転倒だな
ツリー型ですこしずつ貼っていくしかなさそうなのでそうしてみよう。
まあなんというか、読んだ本と流れの紹介がしたかった。
知り合いのMさんからたずねられたから書き込んでみようとおもった。
https://item.rakuten.co.jp/book/13104609/ 宮おますともさん。友達から本人が進められて読んでうなずけるというので親も読んで治療の取っ掛かりになった本。男性の発達障害は小学生低学年までに診断がつくことが多いが、女性の発達障害は中学高校以降に出るものがあるという知見がひっかかった(他にはわりと気遣いできる子なのであてはまらないのではと思う部分も多かった)。このため、某大学病院の子供の精神外来での子供の頃どうでしたかアンケートした上での「発達障害じゃない診断」「ほぼ門前ばらい」は無意味だったのかもという疑いが生じて継続的な治療につながった。(それまでは高校に不適応を起こしているだけだとおもっていて、底にあるものを調べるつもりがなかった)
・このあとメンタルクリニック3軒まわる。3件目で理解のある先生とあった。診断は軽い発達障害があることを前提としたうつ病。配慮が必要なところまでいっていたので配慮をもらうため診断書を学校に提出する運びに。
https://books.rakuten.co.jp/rb/12602125/ 本屋で中身をみて選んだ絵本。診断書とともに先生とかに症状の出方や接し方を説明するときに使うとその場ですぐ読めて理解度が高い。(全部がうちの子に当てはまるわけではないが、医者からこれだといわれたんですと)
・この本と診断書のあと、保険医と学年主任が理解ある先生のところにこの病気?障害?の知識を得るために面談しにいってくれ、卒業までの無理のないルートをなんとか考えてくれた。面談費用は学校が払った。また、このへんで精神障害者福祉手帳をとったのでメンタルの通院費用と薬代は行政からの援助で無料になった。
これ https://togetter.com/li/1278624
なんだか学校の対応が悪いみたいな事を言う人が随分と多い印象だけど、多分近年のリストカットの流行の仕方を知らないんだと思う。
これはリストカットに限らないんだけど、子どもの小規模SNS内で急速に普及して、一気に誰もがしだすという現象があるんだよね。
今回は部活内での流行みたいだから、推測だけど部内SNS(LINEか、その類)で写真を貼り付けたり、する度にアップしたりするのが流行ったんじゃないかなぁ。
また厄介なのは、この類の流行はいじめの温床だったりするし(やらない子がハブされる、やらされるなど)、同調圧力というかノリのような感じでやったりする人が増加する問題でもあるんだよね。
しかも部内だけで済まなくなるパターンもあったりする。クラスSNSに波及したりするんだよ。
連れリスカみたいなワードがあるけど、大体は一緒にやるんじゃなくて、リスカ写真の投稿があった後に「私もやったー」的な写真が次々アップされたりもする。まるでLINEスタンプみたいに。
一覧見たりするとかなり衝撃的だったりするよ。
こういった現象自体はかなり前からあるけど、個人SNSのやりとりが一般化してきてから増加していて、でも全体の増加にはならないあたりが目に着きにくい。
個人個人で見ると増加してないんだけど小規模サークル内での爆発的な流行がメインみたいな感じ。
小中学生のリストカット自体はだいぶ学校も認識されていて、保険医なんかは当たり前の知識としてもっているから、そこら辺の指導は比較的最近はマシな方だとは思う。
個々の教師はともかくとして、ね。
さっきも書いたけど、この小規模サークル内での爆発的な流行現象は他の行為でも見られるんで、自撮りの類でヤバイのも結構あったりするよ。
で、学校集会みたいな形よりもそのサークル内で対処する方が大体学内全体流行にならない傾向もあったりするんだよね。
これはリストカット自体の問題もあるけど、そういった流行の仕方に学校が(保護者も大人も)ついていけてない問題だと思った方がいいと思う。
ここ数週間、女性医師の問題が日本全体でもはてなの中でも話題になっていたようですね。(裏口の方はどうしたのって感じですが)
東京医大の女子減点問題について、いち小児科医が思うこと anond:20180802123936
私が医療崩壊のトリガーになる未来 anond:20180805172629
女医さんがやってきた anond:20180701010648
さて、増田はタイトルにも書いてあるように「臨床から離れた女医」です。
ですが、臨床を行っていないだけでバイト医でもドロッポ医でもフリーター医でもありません。産業医でも保険医でも、もちろん主婦でもありません、念のため。
医師になって10年目前後で上の子供は小学生です。これはつまり初期研修前後で最初の子供を出産したということです。
医師キャリアの中で早い段階で子供を産むとどうなるか、を臨床から離れた立場から少しこの場で考えてみたいと思って書いています。
問題意識が高く、普段から悩まれるなんてとても偉い(語弊がありますが)なと思って読みました。
マイナー科にいったらいったで周りに負担をかけるし、医師のキャリアと女性としてのライフステージがあっていない!なんて私自身全然考えていなかったので。
直接お会いしたこともないのですが、既に亡くなられた某大の教授でいらした女性医師のインタビューを医学生のときに見かけました。
その先生は2回留学されて、お子様も二人いらして、教授になられた方でした。
結婚、出産しても医師としての縄跳びを止めようと思ったことはない、とおっしゃられていた記事を読んで
私もこのようにありたいと、今でも心の中でひっそりと尊敬し続けています。
おそらくあと25年、30年ほどある医師のキャリアの中でもずっとこの言葉を胸に進むと思います。
とはいえ、ロールモデルがあるから頑張って女性医師も働いてね、という方向に持っていかれるのは困るし頑張ってきた先達にも失礼だと思います。
現代の環境や考え方も変遷してきていますし、各人のやる気だけではもはや対応できないレベルに到達しています。
こうなると、アメリカのように科の選択に制限と競争が加わることが避けられないかなと思えてきます。
何科に進むかというのは医師の人生そのものにも等しい大きな選択であり、
女性医師の中にハードな外科ははなっから無理と思う意識があることも否定できません。
私自身、正直誰が女子の入試制限に反対しているのかと思うくらい、正直男性でなければできない部分があるのである意味当然の采配と思っています。
(裏口入学は別ですが)
私が入試を受けた15年ほど前でも、当然男性が優先される部分があると思って受験していたので、
今更そのような話が明るみに出ても不利だとも隠されていたとも感じません。その中でも優秀な成績をおさめれば合格するだけの話です。
一方で、これに関連して女性医師も男性医師も働きやすい職場環境を整えるのが先という意見や、
もしくは女性医師が働きやすい職場環境は男性医師に負担がかかっているんだよ、というエントリーが出ていて興味深く読ませていただきました。
同じ医師でも臨床をしていないので、こうした現場感覚は人づてに聞くくらいでしかないのです。
一定数男性医師が必要と割り切って男性医師確保の道(海外の大学での人種間の割合の差のように)へ動くのか、
ワークシェアのような形で職場改革の道を進むのか、正直今の私にはどちらがよいのか判断できません。
よりよい医療のためにはどちらの道がよいのか研究が必要だろうなという意見程度しかもちませんし、少し離れた立場から見守る形を続けます。
さて、医師キャリアの中で早い段階で子供を産むとどうなるか、という話に戻ります。
早く結婚して早く子供を産んでから医師のキャリアをつんだらいいという意見がたまにあるのですが、
研修前後で出産した立場からは、かなり否定的な立場をとっています。
正直いつ出産しても壁にあたることは間違いなく、医師としての負担が少ない初期研修前後で産むのも一つ、という意見は理解できます。
しかし、最も手のかかる赤ちゃんをかかえて、第一線で研修医として臨床を続けるのはなかなか厳しいものがあるだろうとも思います。
私の場合、今の道に進む決定的な出来事があり、今ではむしろそれに感謝しているくらいなのですが、
それがなければまだ臨床に迷いがあったかもしれません。
しかし、臨床に未練をもっても子供をかかえて同期より遅れていく知識習得や経験の差に焦っただろうことも想像できます。
今となっては、完全にできないということもなかっただろうとは思いますが、そうして後期研修やらなんやらを続けていたら
今度は同僚の迷惑だ、ということにもなっていたのかもしれません。
私自身はイレギュラーな道でそれらを回避してしまったのですが、万人に進められるものではありません。
どの段階で出産しても大変なので医学生だろうと研修医だろうと出産を祝福しますが、現在の環境においては決して早い段階がおすすめとは口が裂けても言えません。
ほら、結局最初から男性医師を養成しておけばいいんだよ、という先のエントリーの増田の指摘、現状の環境においてはごもっともです。
ごくごく優秀な一握りの女性医師と、肉体労働も長時間労働もこなす男性の医師を入試で入れる、それもありなのかもしれません。
これってつまりは昔のまま、なのですけどね。
18歳のとき、金ではないものが重要視される世界で働きたいと思って医学部に入り、
研修医の時、上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医すを身をもって感じて臨床から離れました。
2年目増田も何かに気づいちゃったなら、視野を広く持つといいのかもしれませんが、
医師全員がそんなことを色々と考えだしたらそれこそまた医療崩壊に進んでしまうのかもしれません。
きつい仕事は結局社会の中でも医者の世界でも押し付けあいです。
初めてメンタルクリニックに行ってみた
https://anond.hatelabo.jp/20180525162441
今回はその後の事を書きたいと思います。結果としては、しばらく会社を休むことになりました。
受診日の翌稼働日には、同じチームのメンバーにうつ病と診断されたことを伝え、たまたまこの日課長が休みだったため、具体的な対応は翌日以降、となりその日は仕事がしんどくて早退しました。
その翌日は朝からしんどくて休み、昨日に当たるその翌日は遅れての出社となりました。昼前に到着したところ、すでにチームのひとりが課長に伝えてくれていたため、早速課長との面談、人事や部長にも伝わっている旨を聞きその後すぐに人事の方との面談となりました。もし休むことになった場合の手続きやアドバイスを貰い、その日の夕方に産業保険医との面談をする旨を聞きました。ものすごいスピード感だ。やはり大手だけあってその辺の対応は下手な感じにはならないんだなーと。
この人事の方というのが、わたしが会社に入社するときの一次面接での面接官の方で、入社してからのバックアップもして頂いていた大変お世話になっていました。知り合いな上、とても優しく話しやすい方だったのはだいぶ安心しました。お互いに部署は変わってご無沙汰だったのに、まさかこんな事で再びお世話になろうとは…(笑)
その日の通常の業務を汗ぐっちょり、憔悴しながらこなしつつ夕方から産業保険医との面談。症状をもろもろ伝えると「業務を続けていても上向くことはまずない、産業保険医の意見としては休むべき」という話を受けました。
それを聞いて腹が決まったというか、自分の意志としても会社を休みたい、ということで関係者にその事を伝えました。
そしてその翌日にあたる本日、家のベッドに寝転がりながらこの文を書いてる、というのが事の顛末です。
この後の流れとしては、来週に控えている二度目の診察にて診断書をもらい、会社に郵送提出することで長期の休暇の手続きとなります。いつまで休みかは診断次第。
初めて診察してからまだ一週間も経っていないところでの休み決定。ドタバタしまくっていたためろくに業務の引き継ぎなど出来ていなかったため、まだぽいぽいメールを投げなきゃなーと思っています。
昨日の夜は「やったー休みなんだ、安心した」とぐっすり眠れる事はなく、寝つきが悪かった上に夜の3時くらいに目が覚め、そのままあまり眠れず朝を迎えました。自分は療養の必要がある、ということを嫌でも感じています。
休み中なにをしようか、あれこれ頭の中で思いつきはするのですが今はとても行動しようという気が起きません。時の経過が事態を良くしてくれることを期待しています。
正直医学部入学はスタートライン手前の話、その後6年間医学を学んで卒業試験を受かって、国試も合格してようやく研修医を始めることができる、ここもスタートの手前。
2年間臨床研修医やって保険医の資格をもらってさらに後期研修。やりたい専門分野を選んで専門医の試験に受かってようやく医者のスタートライン。
最低でも10年くらいかかるけど6年間失敗してるならストレートで行けるとは考えられないよね。
きつい話だけどそのあたりもかんがえて来年受けるかきめたほうがいい
このまま別の大学行ったとして4年、新卒じゃないからどうせ派遣で働くだろうがまともな職歴得るのに5年、その後年齢がいっているからまともな会社に入れるかどうかはギャンブル。フリーランスで成功するかもギャンブル。どっちみち社会復帰するのに10年かかる上に医学部以外でもギャンブルになる上にリターンが低い。30手前まで医学部目指した奴は医学部受験を続けたほうがいい。30超えてまともな職歴ない奴は女にも相手にされないんだから。40超えてても医者ならそこそこの女捕まえて結婚して人並みの幸せはおくれるだろう?
「京都に行きませんか?」
突然の上司の発言に驚きを隠せなかった。狭い個室で何を言ってるんだこいつは。貴様と不倫旅行する気なんざ更々ないぞ。なにせ私には心に決めた最愛の恋人がいる。薄い画面を隔ててはいるが。
それまで、ついに私の不真面目さが露呈しクビを切られるか、はたまた肩書きのない私の職務に部長や課長なんかの箔をつけていただくのか、赤坂に新しくオープンした焼肉屋に連れてこられ、何を切り出されるか妄想しながらフルコースに舌鼓を打っているところだった。
京都。学生時代からずっと住みたいと思っていた平安の都。とはいえ修学旅行以来十年は訪れていないし、何より今は東京が好きすぎる。
一瞬にして様々な妄想がふっとんだところで、焼肉屋のイケメン若オーナーが次の肉を持って個室にやってきた。
「こちらが当店自慢の松田焼きです。」
薄切りの高級サーロインをご丁寧に焼いてくれ、おすすめのとろろと一緒に流し込む。とろけるように柔らかい肉と牛脂の甘み、意外にマッチする山芋…なんて、今は分かる訳がない。味がせんぞ。
その後も若オーナーのおもしろデート話を苦笑いで聞きながら肉を焼いてもらい、食べた。トンデモ発言から一転、私は味覚を失った。
正直京都なら住んでみたさもあったので悪くはなかったのだが、ここで二つ返事をしてしまっては、一生この会社の犬として働くことになると思い、考えさせてくださいと、その日は保留にした。
それから悩んだ結果、翌日には風邪を引き、熱を出した。最後のコミケ前だというのに、こんな時に体調を崩してたまるか!と気合いで直そうと思ったが無理だった。…ん?最後とはどういうことだ?
お盆ということで病院は殆ど閉まっていたが、幸い近所に新設された小さなクリニックが開いていて風邪薬を処方してもらった。保険医のような安心感のある女医さんで、一人暮らし?ならゆっくりしていきなよ、と軽いノリで点滴まで打ってくれた。コミケ前日。
両親にも相談した。母はあっけらかんとしていた。どこに住むのも経験。お店を任されるのは偉いこと。私なんて国境を越えて日本に来たんだから、あなたが東京にいようが京都にいようが大して変わらない。そうだ、母はこういう人だった。わん泣きした。
一方、父は東京行きも反対だったし、また引っ越すとなると反対されるだろう。と思ったのだが…え?…好きにしろ?いいの?娘、この身ひとつで京都行っちゃうんだけど???
私、京都行きます!とその日のうちに上司にメールをすると、悩みでいっぱいだった頭が少し晴れやかな気分になった。熱は38.5度。よし、コミケに行ってきます。
始発で会場に着き涼しげな早朝から一転、灼熱の太陽が雲間から顔を出し地獄のような暑さで二日目は幕を開けた。初日には風の神がご光臨なさっていたというのに。
待機時間は、京都行きを唯一反対していた親友にとにかく平謝りだった。本当にごめん。
開場後ややあって、お目当ての品を購入し最後のコミケを堪能したのであった。
見切り発進の決断だったから東京でやり残したことなんていっぱいある。とりあえず、君の名は。を観たが、一層東京を離れるのが惜しくなった。バルト9から一望する新宿の町並みが綺麗で、猥雑で、愛しかった。
◯◯行こうね、今度◯◯があるんだって、◯◯っていうお店の〜。結局殆ど行くことができなかった。
でも、逢っておきたかった人には逢えた。どこにでもあるファミレスで、居酒屋でそれでよかった。また逢うまでの挨拶をした。
三年前ここに引っ越してきた際、引越業者が先に着いてしまったからできなかったが、何もない部屋で寝そべってみた。三年も住んだから埃っぽいが愛着はある。
ギチギチに荷物を詰め込まれていた部屋もこうしてみると広い。天井も高いし、東から差し込む日光も程よく明るい。よし、そろそろ出発するか。
寂しさと緊張はスーツケースに押し込んで手持ちで持っていく。
蒸し暑かったファーストアクションのあの時から、風がひんやりとし肌を撫ぜる季節になった。季節外れの半袖Tシャツの上からジャケットに袖を通して、最後に鍵を掛けた。