はてなキーワード: 女子校とは
この話、ちょうど最近なんとなく疑問に思い始めていたことと重なるような気がする。
私はどちらかというとこの「姉ちゃん」に近い立場だ。大学院を出て、専門職に就き、仕事が楽しくてしょうがない。もううっすら結婚(少なくとも、20代か31、2歳でのごくフツーの結婚)はしないだろうなと思うし、必然的に子も産まないだろうなと思う。自分が子を産まないことを悲しいと思ったことはないが、親に孫を抱かせてあげられないのは親不孝だと思ったことはある。
疑問に思っていたことというのは、私の通っていた中学・高校は女子校だったが、いわゆる進学校で、多くの学生がそれなりに成績をよくしようとしていたし、大学入試も熱心にやっていた。
それなのに、今当時の同級生に会うと、話題の中心は「結婚」か「妊娠出産」、あるいは「子供」だ。
私よりもよっぽど成績がよくて、いい大学に入ったコが「結婚したら仕事は辞めたいなー」なんて言っている。
そういうのを見聞きすると、じゃあなんであんなに勉強してたの? と思ってしまうのだ。
いわゆるエリートの伴侶を捕まえるためだったの? と。
もしかしたら私のほうがいつまでも価値観を変えられないだけなのかもしれないが、あれだけ勉強しろ勉強しろとガミガミ言われてた立場からすると、今もその勉強を活かしてバリバリ働き、結婚・出産しなくてもそれは一つの可能性だと思ってほしいなーなんていうのはワガママだろうか。
でもそんなに器用じゃないんだよな。恋愛もして、バリバリ働きつつ、結婚して子育てもするというほど。
それにしても、
「姉ちゃんのどこが親不孝だよ!?昔っからずっと優等生でさ、いい大学はいってさ、こんないい職ついてさ!この間だって、姉ちゃんから旅行プレゼントされとったじゃん!結婚は姉ちゃんの問題だろ!?父ちゃんと母ちゃんの問題じゃねーだろ!?いい加減子離れしろよ!そんな…情けないこと言うなよ!それ以上そんな事言ったら俺…あんたらのこと見下しちゃいそうだ」
いい弟だなー。
我ら姉妹は、両親からまったく分け隔てなく純粋培養で育てられた。両親の言うとおりに習い事をし、塾に通い、両親の認める友人とだけ付き合い、荒れていると評判の地元の中学には進学しなかった。ただし、姉妹の道が同じだったのはそこまでだった。
姉は大人しく、私立の中高一貫女子校を優秀な成績で卒業し、両親の言うとおりの女子大に進学した。両親の紹介で講師のアルバイトをし、その会社に就職をした。大学院在学中に教授の紹介で知り合った、エリートの恋人と24歳処女のまま結婚するという完璧ぶりだ。現在はやはり講師をしながら子供を生み、セレブな生活を送っている。純粋培養を夢見る世の父親や母親が思い描く優秀な子供とは、姉のような人のことを言うのだろう。
一方、同じ環境のはずの私はというと、同じ私立の中高一貫女子校の中で反抗期に入り、ものの見事に落ちこぼれて、学外にあまりよろしくない友達をたくさん作った。両親は当然激怒したが、反抗期の中学生が言うことを聞くわけがない。正面きって反発するのはリスクが高いので、両親の目を盗む技術をフル活用した。
まず、最初にしたのは塾の予定表の改竄。ノリとハサミとコピーを駆使して、遊ぶ時間をたっぷり含んだものに作り変えた。携帯なんて学生が持っている時代ではなかったので、偽名で電話を受け、偽名で手紙を書いた。毎日少しずつ髪の毛を脱色し、歳をごまかした日雇いバイトで遊ぶ資金をひねりだしたりもした。この時点で、両親の純粋培養計画は完全に裏目に出たことになる。
ところが、そんな私の素行は、校内で何故か「学外に友達がたくさんいる→カコイイ」「服装の乱れ→カコイイ」と解釈され、行事ごとに知らない後輩から「一緒に写真とって下さい」と言われ、同級生からは学外の話をねだられるような状態になった。下の学年にファンクラブが出来ていたのを知ったのは卒業してからだ。自分で言うのもなんだが、珍獣アイドルというか、エリマキトカゲ的存在だったと思う。人生最大のモテ期だった(女子校だけど)。
もちろん、そんな絶頂期は長くは続かない。高3の春になって、私は愕然とする。周囲は確実に受験へと進んでいて、クラスメートが休み時間にまで勉強するようになったのだ。そのころには既に高校のカリキュラムは終わり、授業は入試問題の演習ばかりになっていた。1学年400人中、専門学校へ行く生徒が1人いるかいないかという学校だった。私の成績はと言うと、全国的には悪くなかったが、校内では地の底。学外の価値観に影響されていた私には、この学校のありようは異様に思えた。大学進学ばかりが人生ではない。好きな道に進むことこそが成功者のはずなのに。
それなのに学内の価値観では、進学せずに社会に飛び込むことこそが、ドロップアウトを意味していた。つい先日まで「カコイイ」対象だった自分が、一気に「カコワルイ」になる。それは純粋な恐怖だった。希望進路は、別に大学になど行かなくても出来ることだったが、自分が恐怖から逃れるためだけに、それを専門に学ぶ大学で最高の国立大学を志望したのである。
結局、私はその後志望大に進学し、現在は希望職種に就いている。もし学外の友達のみの世界で生きていたら、きっと大学には進学しなかったし、犯罪に手をそめることになったかもしれない(実際、当時の学外の友達の中に逮捕者が複数出た)。中高時代、学外の自分は非行をカコイイと言い、堕落を肯定する生活を続けてきた。それでも、どこか冷静な学内の自分が「このまま遊びほうけていてはまずい」と警鐘をならしていた。高3の春に感じた恐怖感は、間違いなく学校、ひいては両親によって植え付けられたものだ。
子供は思い通りには育たない。姉と違って、私は自分で進路を選び、アルバイトを選び、友達や恋人を選んだつもりでいる。それでも、私の判断にはどこかしら両親の臭いがして、まんまと純粋培養されていたことに、改めて気付かされている。今となって考えてみると、両親の純粋培養計画は結果的に姉妹とも大成功しているんだろう。非常に悔しいが、認めざるをえない。
小さい頃から、自分が「女の子」として扱われるのが嫌だった。田舎なので、頭のいい女の子は「男の子じゃないなんて、もったいない」だったのだ。ヒラヒラの服も嫌いだった。おもちゃのネックレスとかは好きだった。お人形遊びを楽しみながら、いつかラジコンを買ってもらうことを夢見ていた。
小学校の時、女の子特有の「いじめ」みたいなのに巻き込まれて、女の子同士のグループのジメジメとした雰囲気が大嫌いになった。ぜったいに女子校には行くまい!と心に決めるほど。中高校生は、地味めだった。恋愛には興味がなく・・・というか、人生における優先順位が低くて、だいぶまったりと過ごしていた。セーラー服も着たけど、「着たくても着られない人もいるんだし」と言い聞かせた。
大学生の頃、自分は性同一性障害なのではないかと思うこともあった。ネットがはやりだして、そういうサイトも一部に出てきた。
女の身体や扱われ方に違和感はあるけど、だからといって、男になりたいかどうかは分からなかった。
そのうち、いろいろな世界を知って、「別に男でも女でも、あまりガチガチにこだわる必要はないのでは。女扱いされて嫌な気分になっても、相手にとってはそーいうもんだから仕方がない、と流せばいい」と、ゆるく考えられるようになった。
で、いま数少ない恋愛ののちに、彼氏ができているのですが、それなりの年齢なので、「いつか結婚しようか」なんていう話も出てきている。今まで家族でなかった人と一緒に暮らすのは、大変そうだけど、互いに思いやりをもっていい関係を築けられるといいなぁ、と思っている。
それで冗談半分で結婚式の話をするんだけれども、彼に「ウエディングドレス着て!」といわれる。「だが、断る」私は絶対に嫌だ。ウエディングドレスは、自分にとっては「自分が着るもの」では断じてない。あれは「お嫁さんが着ているのを、自分が眺めるもの」なのだ。巧く説明できるか分からないが、一時期、制服がある事務職をしていたが、普通のタイトスカートに黒ストッキングとか、自分からは選ばない組み合わせが制服だったので、「わたし、女装してるよ!どうせなら化粧も研究しようか・・・」「コスプレだから、違和感があっても仕方がないのさ」と、自分に言い聞かせていた。
私にとって「女性の記号が強い服装」を着ることは、まさしく「女装」である。たぶん男の人が「女装」に拒絶感を感じるのと同じような気持ちに、そういう時の自分はなっている。
ウエディングドレスは絶対に絶対に着ない!ということは、最初の頃から、彼にはちゃんと伝えておいた。それでもやっぱり観てみたいなー、という。写真くらい撮らせてくれないかな、無理強いはしないけど。と。
「女装」は、楽しいこともある。女性服の方が種類が豊富だし、色合いも華やかだ。
これから死ぬまで、たぶん私はずっと女装をしていく。社会的性別も、女性として生きていく覚悟は、やっと、できた、ような、気がする。というか、そうするしかないけど。頑張れ、わたし。どうにか生きていけるよ。
たぶん、ウエディングドレスは着ない。(まだそこまで強くなれない)
「女子校出身者って生きにくそうだよね??」と先日知人の男性に言われ、ハッとしました。「どういう意味ですか?」と、同じく女子校(中高一貫)出身編集者と顔を見合わせると、その男性いわく、男は女に幻想を抱いており、そのファンタジーの中の女子は、ぬいぐるみを見て「わぁかわいい~」とリアクションをするような可愛らしさにあふれていて性格も素直。女とはそういうものだと思っていたのに、大学に入ってはじめて、物事をナナメに見る批判精神旺盛な女子校出身者がいることに気づいた、ということらしいです。
「じゃあ、私たちはどうすればいいんですか!」と編集者女史は女子校出身者ならではのキツい口調で詰問。だいたい、そんな「王様のブランチ」ギャルのようなリアクション、計算に決まっている…とか言うとますます男を怯えさせてしまいますが、たしかに共学の女子が早いうちから男子の視線を意識して、毒気を抑えて可愛気を出す処世術を身に付けているのに比べ、女子校の女子は男子を気にせず言いたいことは言うし、女だけで何でもできると思い込み、近寄り難い雰囲気になってしまいがちです。
女子校症をさらにこじらせると、男を立てないどころか男性蔑視オーラが滲み出て、男を萎縮させ、ダメ男にしてしまったり、立場の弱い男性を支配して満足感を得るようになってしまいます。セレブ婚など不可能です。
そこまでいかないにしても、美人なのに恋人がいない、結婚していない女性は女子校出身者が多いように思います。そもそも多くの親が娘の貞操を守るために女子校に入れることを思うと、その呪縛(じゅばく)は30代になっても続いているということかもしれません。(漫画家・エッセイスト 辛酸なめ子)
普通に話していたような気もするし、意識してしまってしどろもどろになっていたような気もする。
なんにせよあの頃はそんなことで悩むほど自意識が発達してなかった。
たまの女子校との合コンとか、女の子と話す機会が来るたびに意識しすぎて上手く話せず妙に気取ったような感じになっていた。
メル友……という言葉もなかった時代だけど、合コンでちょっと仲良くなった女の子にあまりにも頻繁に電話をかけすぎ着信拒否されるという苦い経験もあった。
こっちとしては結構楽しく会話できてるなと思ってたのにいきなり出てもらえなくなり、共通の友人を通して「もう電話してこないで」(意訳)的なことを伝えられたのは結構ショックだった。
学科100人のうち女性は3人という超男社会。共学だという気がしなかった。
それでも新入生向けレクやらなにやらで女の子達と接する機会はあったが、男子校3年間でのブランクはやはり大きく「女性と話す」という行為自体に異常に緊張していた。
が、そのうちにサークルや何やらで普通に「女性の知り合い」(あえて「友人」とは言わない)は出来て、慣れからか彼女達とは気構えずに話すことは出来るようになった。
冗談で笑わせたりしながら、男子校出身の俺もだいぶリハビリできたかなんて自惚れてた。
同期にも一応数人は女の子がいるけど、彼女達とはそんなに仲がいいわけじゃない。
もちろん食堂で会えば一緒にご飯も食べるし、同じ仕事をすることになれば普通に雑談も出来るけど。
でもね。
いつも話が途切れて気まずくなるのが怖くてついつい俺ばかり話してしまい、彼女達はそれを興味深く聞いてくれている(ように思える)のだが、
これって女性達のほうも「大人」になったから、どうでもいい男の話をそれなりに流す術を身につけたというだけなんじゃないかと。
高校生の頃は女の子達もまだ「大人」じゃないので、どうでもいい男(=俺)の熱弁はしまいには着信拒否を招いた。
大学生になればそこそこ「大人」なのでどうでもいい男の話をそれなりにあしらう術を身につけているが、今度は話している俺のほうがまだ精神的に子供なので大人になった向こうに適当にあしらわれていることに気付かず。
熱弁をふるってしまいには「俺も女の子あしらいが上手くなったなぁ」と自画自賛。
そしていま、ようやくのことで真実に気付く、と。
実際「楽しく雑談」は出来るけど、それ以上の仲にまで進展したこと生まれてこのかた一度もないしね。
これから歳をとって「経験」をつめば、真の意味で「上手く話す」事が出来るようになるのだろうか。
それとも恋人でも出来れば変わるのだろうか。
俺はどうすればいいんだろう。
元増田の女版みたいな感じだった。女子校育ちで、身近な男はお父さんしかいなかった。
少女漫画の中みたいな男の友達が大学(共学)に入ったらできるかなあとワクワク期待していた。
サークルに入ったので、ちょっと遊びに行ったり電話したりする男友達は出来たけど
思ってたより全然楽しくなかった。男と女って面白いと思う部分がだいぶ違うし、
お酒が飲めなくて少食で体力のない私と男友達ではあんまり共通して楽しめるものがなかったよ。
私にとって友達は同性の方が気兼ねがなくて一緒にいて楽しかった。
女友達が欲しいって言うその気持ちは憧れみたいなものなのではないかな?
異性の友達なんて出来てみればそんなにいいもんでもないよ。
色恋が絡んできたら面倒くさいしね。
http://anond.hatelabo.jp/20070605155255
このエントリーの増田女、酷いご立腹だがなんかあったのだろうか?
釣りかもしれないが私なりに思うことあったので書いておこう。
さて本題だが、男だってオスという生物として生きてる以上、性的な見方を排除して付き合うってのは不可能だろう。
性的に見るって言うのは、胸とかケツを見るだけじゃなくて、顔や体つき、仕草やファッションなども含めたトータルな見方のことね。
男みたいな風貌や性格の女であれば、男が性的な関心を持つ可能性がぐんと低くなるが、
『私は女らしく生きたい』みたいなオーラバリバリの奴は多数の男が当然性的な視線で少なからず見ることになる。
女としての記号(スカートとか香水とか髪型とか)を極限まで排除して、男と際限なく近づけば性の対象としての視線はなくなるだろうけどな。
何れにせよ個人差の激しい話なので一元的に語れないけど、
男なら、盛りの付く時期というのはあるので、そのときはまさにノイローゼのごとく女の性的記号・象徴を追い求めてしまうんだな。
その時期を過ぎても個人差はあれどその傾向はあるだろう。むしろそれをうまくコントロールできた奴か、先天的に性欲がない奴が
女を騙してモテるってだけの話。
とりあえず、性的にしか女を見れない男を嫌悪(=悪)としてしか捕らえられない増田女の心の狭さに絶望した!
ちなみに、男の股間は意識やスケベ心に関係なく勃起することは多々あるので、
もしこの増田女がそんな男を見て不快に思っているなら男の生理から理解し始めた方が良いね。
俺の場合、そのような現象にやたらと過剰に反応するバカ女が居て、逆に女に対して恐怖心と怒りを抱くようになったよ。
とくに仕事場とかだと女グループで変な噂たてられたりしてノイローゼ状態。誰もオメーになんか欲情してねーっつの。
と言うわけで俺の結論としては、男の職場に女が中途半端な集団でいるとロクなことが起きないので居ない方が良い。
男女完全に分離した職場の方が双方幸せになれるとおもう。男子校・女子校みたいにね。
もちろん割り切って2次に走るのも健全でよろしい。
自分も似たような環境で育って、
触ったり触られたりするのがもともと好きじゃなかったから
セックルなんぞしたいとは全く思わなかったけど
好きな人が出来たらそういうの全部ひっくり返ってしまった。
セックルしたいというより触りたいくっつきたいって感じだが。
ま、処女なんですけどね!
つい先日、成人しました。
「セックス」この文字を見るだけで吐き気がします。反射的に顔を顰めます。
恋愛をしたことはありません。幼小中高とずっと女子校で、今も女子大に通っています。
私は不思議でたまりません。どうして気持ち悪くないの?なんでみんなやってるの?
自分のこの気持ちや性質を色々調べたりもしました。Aセクシャル、というものを知ったけど、でも何か違う。
気持ち良いんですか?子供を作るための行為を、避妊しながらやるってことは快楽だけ得たいのか。
百聞は一見にしかず、でやってみりゃ分かるんでしょうけど、恐いというか気持ち悪くてたまりません。
今は男に関わりのない生活を送っていますが、やはりそのうちひょろりと男が現れて、行きずりだったりして、その行為をするんでしょうか。
そのとき(と終えた後に)、気持ちいいと思うのか、やっぱり気持ち悪いと思うのか。
明らかに私は少数派だしマイノリティで、おかしい。ちゃんと知ってます。