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2020-10-20

anond:20201020182457

端本 悟(はしもと さとる、1967年3月23日 - 2018年7月26日)は、オウム真理教の元信徒、元死刑囚

東京都出身ホーリーネームはガフヴァ・ラティーリヤ。教団が省庁制を採用した後は自治省メンバーとなった。

坂本弁護士一家殺害事件松本サリン事件などの実行犯として有罪判決を受け、2007年10月死刑が確定し、2018年7月26日執行された。

1988年春、オウム真理教に入信した高校時代の友人を脱会させるために、説得したり話し合ったり、友人の様子を見るためオウムセミナーに参加し始めた。

当初は「オウム弱虫の集まりみたいな集団だ」と両親へ話していたが、あっという間に麻原彰晃の説く四無量心・救済などの教えに感化され、同年7月に入信。

入信した直接の契機となったのは新実智光存在が大きく、彼に高飛車な態度で疑問をぶつけたら、あっけらかんと「入信しましょう」と返され、「すごい悟りの人なのでは」と思ったことだったという。


死刑確定後は再審請求をすることもなく、拘置所では文学哲学書を読んで過ごしていた。平田信が出頭した際は、彼のことを気にかけていたという。

獄中で「無思考、考えないようにしていた。考えると崩れるのが、わかっていた気がします。」と語ったと伝えられる。

2018年7月6日の麻原の死刑執行後、「わたしは命乞いのようなことはしたくない」「いろんな人に迷惑をかけてしまって申し訳ない」などと話し、接見した弁護士再審請求提案しても首を縦に振らなかった。

2018年7月26日死刑執行された。51歳没。

 
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