はてなキーワード: 漫研とは
http://anond.hatelabo.jp/20081220233553
これ書いた増田です。1日たったらトラバとはてブがいっぱいで驚きました!
「早くしないと取られるぞ!」という意見が多かったので心を決めて、しかし彼のペースを乱さず、が、がんばります・・・増田のファッション傾向についてという質問があったのでお答えすると、たまにminaという雑誌を買って、そんな感じの服を着てます。簡単に言えばその辺の普通の大学生です。もう1人の高恋愛スキル女子は見た目は地味でいかにも漫研とかにいそうなタイプなんですが、本当にノリが良く恋愛へのモチベーションもスキルも高く彼氏が常にいます。なんと今もいます。倦怠期なのだそうです。乗り換える気か・・・勘弁してくれ!この手の人(見るからにモテそうとかじゃないのに常に恋人がいるタイプ)って一定数いるけどほんとすごいと思います。普通に尊敬です・・・
ベタベタするのは有効っていうか、言葉よりも行動の方が心を表せるように感じられるのはよくわかります。私が件の男子を好きになってしまったのも、まぁ、普段あんまり人と関わらないような彼が私にベタベタさわったり飲み会で先帰ろうとしたら引き止められたりっていうのが他の友達に指摘されるほど多かったからです。あとありがちだけど失恋した時に話し聞いてくれたり。優しくされたら好きになっちゃうよ!私がそういうの慣れてないからですか・・・やっぱこれ孔明の罠ですか!?ただ懐かれてるだけかなー。・・・しょうがない、人に取られたくないので明日から私も彼の服のすそを引っ張りまくろうと思います。好きな女の子がいる増田の皆さんは是非女の子の頭をなでまくってあげてください。きっと好きになってくれます!
http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20080823/1219510473
やおいとかコミケを知ったのは1980年代の同人バブル真っ盛りのころ。
少なくとも女性向けでは当時はあまり「買い専」とか「買い手と売り手」という住み分けはなく
ほぼ書(描)き手(サークル)=読み手(購入者)だったと思う。
自分のサークルでやられたら迷惑な事は良識のある人はやらないし、サークル=購入者ということは狭いジャンルまたは
大手だと顔バレしてるしみっともない。
男性向けはどうか知らないが、女性向けはもともと閉鎖的で、痛い行為すると悪目立ちしやすい環境もあって値切る人って
ほとんどいなかったんではないかと思う。
演劇部の友人に薄くてキラキラ表紙に男キャラがくっつきあってる本を読むサバドに
そのころはオフィシャルがうるさいジャンルがなかったが、少女マンガに乳首を描いたら大騒ぎになるご時世だったので
それを知っている仲間というのは世間一般の目(特に親・学校)に対しては秘匿されていた。
自分のきっかけは演劇部だったが、当時の腐女子は漫研や美術部経由で同人知った人が多かったんじゃないかと思う。
サークル活動も先輩の原稿を手伝ったり、イベントに連れてってイベントでの設営や印刷所の事とか教わった。
「この前面白いって言ってた本この人が書いたのよっ」て先輩にさらに年上の書き手紹介してもらったりして
自分にとっての同人って常に上の人の目があったので、
イベントではお行儀よく、周りの人がやってないことをするのはマナー違反だと思っていた。
イベント会場で迷惑行為やほかの人がやっていない事(カートを机の上に置くとか)をしていた人についてはイベント後のお茶会wで
誰が注意の手紙を出すかと相談していた。
(当時は奥付に住所を書くのが当たり前だったし、イベントごとにどのサークルも通販用の住所が掲載されたインフォメペーパーを作っていたので住所はすぐわかってしまう)
今思うと先輩とそのお知り合いは自治厨っぽいが、イベントで問題を起こさないようにという自浄作用でもあったような気がする。
何で値切っちゃいけないかうまく言えないが、当時の先輩も、周りの人も値切っている人は一人もいなかったんで、
値切るという行為はちょっとみっともなく感じる。
今はコミケに行ったことない(たぶん同人誌即売会という名のつくものには行ったことないと思われる)書き手でも読み手でもない人が
同人誌購入について発信できる時代になった事に年を感じた。
大手のたしなみって言葉が懐かしい。
http://anond.hatelabo.jp/20080820091147
います?同人活動もうすぐ10年くらいになりますけど今だかつてそんな人にお目にかかった事がない。大学時代は漫研に在籍してたから同人やってる知り合いの数なら年上年下問わずかなりいるんですけど、もちろんイベントで知り合った人も。オリジナル活動ですがコミケに手伝いに行ったりしますし。一応活動年数の半分以上はまだ二次創作時代に当てはまります。それ読者とかじゃないんですか?
同人嫌いを表明してる原作者って僕が知ってる限り数人いらっしゃるんですが、そんなバッシングするような人いましたっけ?規制した出版社って小学館とかですかね?確かコナンとかポケモン(は任天堂か)とか?『同人で宣伝してやったのに!』?その作品宣伝する必要あるんですかね?超人気ですよね?まぁいるのかも知れませんね『俺の同人のおかげでポケモンが・・』とか思ってる人が。僕は見たことないですが。
あとは「同人者だってファン=神様。ファンを大事にするのは当たり前。だからファン活動である同人を認めろ」と言うモンスター同人者とか。
そりゃ昨今増えたとは言われてもそんなに遭遇率高くないモンスターペアレンツと同じかそれ以下の人数だと思うんですけど、どうでしょう?そもそも『認めろ』とか主張してる人に出会った事が無い。あなたはあるのですか?ネットの掲示板とかだったら同人者じゃないかもですよ。
その感情って読者としてじゃないんですか?同人もはや関係ないじゃないすか。例えば好きなキャラが死ぬ展開とかだったらそりゃファビョる人の一人や二人いるでしょう。自分のが上手い云々は只の世間知らずでしょ。生暖かく見守ってあげましょうよ、大人になれば気づく事ですし。風の噂でクリムゾン氏が冨樫より俺のが上手い(どーん)と言ってたと聞いたことがあります、確かにあれは殺意が沸きますねw
それ誰の話ですか?あなたの友達ですか?確かにいますね、高校時代そんな感じの友達と口論した事があります。同人・・・・関係あります?
「本当に大切に思っている作品は同人には出来ない」と言う話もよく聞くよね。
まあそういう自分も「本当に大切に思っている作品は同人には出来ない」し、そういう作品の他人の二次創作も見たくないんだけれど。
(我ながら物凄いダブルスタンダードだけどそれが本音だ)
あ、これは解ります、すごく。僕も思い入れのある漫画のエロ同人とか興味ないですねぇ。僕の場合、同人始めた頃は好きな作品で同人誌描いてたけど自分の絵柄に合わなかったり、思い入れがあるゆえに自分で話が作りづらいなどがあってオリジナルに転向したって感じです。元からオリキャラ描いてたりはしてましたけどね。
っとすごい勢いでレスしちゃったんですけど。むしろもっと聞きたいんですけど、一番聞きたい事が
『あなた何者?』
いや、失礼な意味でなくどんな人物なのか気になるって事です。
ここは「同人よく知らない癖に批判すんじゃねーよ」と言う人をちらほら見かけるけど、
この文から推測すると同人描いてる人なのかなぁ、と最初思ったんですけど。『自分も「本当に大切に思っている作品は同人には出来ない」し』って発言がいやに気になります。一応、貴方が同人描いてる人って前提で話進めますけど。じゃあ貴方『なんで同人描いてるの?』むしろ『なにを描いてるの?』二番目に好きな作品で描いてるの?そんなに好きでも無い作品で描いてるの?それとも僕と同じでオリジナルを描いてるの?オリジナルだったら『そっかそっかお互いがんばろーね』で終わるんですけど。よく知ってるって発言から二次創作やってる人だと僕は勝手に思ったんですけどあってます?好きな作品じゃない題材でイラストとか漫画描いて楽しいんですか?イラスト好き漫画好きなんて基本的に好きなものだけ描いて育ってきた奴らばかりだと思うんですけど、貴方は違うんですか?
さらに貴方はこう言う。
そんな原作破壊、侮辱とまでネガティブに考えられる事続けられるの?罪悪感に押しつぶされそうになりながら漫画描いてるの?そこまで思いつめてたら漫画描くなんて労力のかかる事できないと思うんですけど。『と言うのが長年の二次同人者の間の共通認識だと思っていたけど』うん、それもう僕が言いました。繰り返しになるけど言う所が言えば即撤退、ほとんどの人がそういう認識。
なんか貴方の発言と同人誌描いてる貴方が重ならない。ダブルスタンダードとかそういうレベルじゃなくて辻褄があわない。どういう方なんですか?是非教えてほしい。
僕はこう言う人。僕の一番最初の二次創作は覚えてる限りでは小学校1年生の頃のドラえもんの絵。周りの人が上手だって褒めてくれて、だんだんいろんな物を描くようになった。ドラゴンボールもよく描いた。その内同人誌即売会と言うものがある事を知って、同じく絵が好きな友達と拙い絵で本を作って持っていった。友達が増えた、好きな作品を語り合ったり絵を見せっこしたりする人が。同人やってる人のほとんどがこれと似たり寄ったりな感じ、断言してもいい。そして目的は今も変わらない。儲け度外視とかヤケクソみたいに言わないでほしい。そんな事と別次元の衝動でほとんどの同人描いてる奴は動いてる。崇高な理由だと言ってる訳じゃない、だって自己満足だもの。イラスト描くのが好きなんだもの、漫画描くのが好きなんだもの。
疑う訳じゃないけど貴方本当に同人描いてる人?そんな考えで二次創作疲れない?オリジナル楽しいよ?こっちに来ませんか?
追記に対して:
あと、前半の言い方はP2P批判に対するP2P厨の言い分そっくりだよ。
P2Pも別に自分が被害受けてる訳でもないし、わざわざアンチサイト行って糾弾するほど暇でも若くもないけど、
だからと言ってP2Pを正当化する事は出来ないよ。(そういや、中には合法なものもあるよ!と言う言い訳が定番なのもP2Pとそっくりだよなあ)
ぜんっぜん当てはまらないんですけど
『二次創作を売っている事が黒(一応判例はないのでいまのところグレーらしいがオリジナル作品の俺には関係ない)だって知ってる、だけど儲けてない人もいるんだよその人達はいいじゃないか』って論法だったら当てはまりますけど。そうじゃない、そもそも正当化しようとしてない。最初にトラバした増田や同人批判派の同人誌描いてる人達のイメージがあまりにも少ない部類(確かに売れてるから目立つけどさ)でそれが同人やってる人達の顔みたいに言うから・・・。
『いや、そんな人ちょっとしかいないじゃん。あんた達同人で儲けてる人が嫌いなの?同人描いてる人が嫌いなの?』って言いたかったんですよ。
すいません、解りづらくて。枕に顔うずめてジタバタしてきまーす。
ジタバタジタバタ・・・あれ?前半って僕の痛い思い出の話?ん・・?余計当てはまらない・・・どういう事だろう・・・ジタバタ。
今は「製作者への敬意」というものがないな、と思った。
げんしけん9巻の特典「PROJECT G2」に載っている篠房六郎の漫画を見ると、何となく今のオタクと昔のオタクの違いが分かって面白い。
要約すると、篠房六郎(なぜか巨乳美人)が母校の漫研を訪問し、今と昔のオタクのギャップに驚くという話だ。
細かい内容は実際に手にとって貰って読んで欲しいので、必要な部分だけ引用する。
…中略…
何となくこの会話だけで温度差というものが感じられる。
昔はひとつの作品を気に入ったら、その作者についてもとことん調べ上げる。
今はひとつの作品を気に入ったら、それだけ。
そんな違いが見えるような気がする。
tumblr問題も、今のオタクが作家のことまで知りたがらないからここまで酷いことになったのだろう。
ニコニコ動画で「とある作品」のMADが流行ったとしても、元の作品について知ろうとする人はあまりいない。
作者について知りたい、というユーザーが多くならないと、tumblr問題は根本的には解決しない気がする。
※でも、画像に電子透かしのようにアドレスを組み込めるようになれば、この問題もわりと楽に解決しそう…。
話は変わって。
なぜpya!などの昔からある転載主体サイトが叩かれないのか、と考えた。
tumblrで転載が話題になっているのは俗に言う「萌え絵」などイラスト。
一方、pya!などのサイトで転載が行われているのは「ネタ画像」。
萌え絵だと。
仕事で描いている人から趣味で描いている人まで山のようにいるのが認知されている。
つまり、割と作者が身近なのだ。
ニュースサイト(朝日新聞やYahoo!など)からの転載など、それこそ写真が多い。
ネタイラストがあっても、実際にインターネットでその描き手を見かけることは少ない。
また、ネタ画像になると海外のほうが皆はっちゃけてるからか、海外サイトからの転載も多くなる。
こちらでは、作者はあまり身近に感じられない。
町内の誰かが被害を受けるのと、アメリカのどこかの誰かが被害を受けるのでは、感じるものが相当違ってくる。
吾輩はひんぬーである。
名前はまななり。
どこに栄養がいったのかとんと見当がつかぬ。
何度も柔らかいぷよぷよしたところがいつか現れてくれる筈だと心で泣いていたことだけは記憶している。
吾輩は今日初めて自分が変な人に絡まれやすいということを知った。
友人A(きょぬー)を待つ間、彼女に借りた漫画を読んでいたら男子学生に話しかけられた。
その人の向こうにこちらの様子を伺う視線。
いつも学食にたむろしている漫研か何かそっち系のサークルの人たちだというのは知っていた。
失敗したな、と思っても時既に遅し。
目の前で色々と読んでいる本の事で一方的に話しかけられて逃げることもできず。
こちらが困惑しているのもお構いなし。
無視して別の席に移動しようと思っていたら向こうにAの姿が見えた。
私が絡まれているのを見て小走りにやってくると、目の前で喋り倒す相手を横目で見ながら私に視線で誰なのかと聞いてくる。
彼女の視線にその男が尻込みしかけるも、漫画の持ち主が彼女だと先ほどの私とのやりとりを思い出したのか、今度は彼女に向けて色々と喋り始めた。
首を振った私に、事情を理解したのか、一言で斬って捨てた。
「ウザい。相手が自分の話に興味持ってくれてるかどうかくらい分かったら?」
それだけで男の話は止まった。
コミュニケーションってのは相手の反応を見ながらやっていくもんなの。バイバイ」
それだけで終わり。
去っていく男を警戒するように見る彼女の背中に拍手を送りたくなったけど、まだ終わってなかった。
テーブルでこちらを伺っていた男の仲間達の一人に歩み寄り、彼女が凄まじく低い声を出し始めた。
「今何隠した?出せ」
怒った彼女は本当に怖い。
怒鳴りつけているわけでもないのに、凄まじい迫力。
案の定、相手は大人しくテーブルの下に隠したらしいノートを取り出して彼女に渡した。
「アンタ、なに人の事遠巻きに見ながら勝手にモデルに使ってんの?」
言いながらページの一つを破り取り、ノートを投げて返す。
そのまま戻ってきて私に別の席に移ろうと促して私達は別の席に移った。
座ってから渡された破り取ったノートに描かれていたのはどうやら私であるらしい絵。
座って本を読んでる多分私なのであろう女の子が描かれていた。
これが裸だったりしたらたぶんAは熱々のうどんの丼を彼の頭に被せていただろう。
確かに可愛いく描いてくれたのかもしれないけど、嬉しくなかった。
胸だけそんなに忠実に描かなくていいんだよボケ。
なんだか嫌です。オタク=非モテで彼女いなくて当たり前の童貞だ、みたいに言われるのは、ちょっと……。
皆さん色々、恋愛論やコミュニケーション論を語ったりしてますが、こちらの素朴な疑問は「それで、何で行動しないの?」です。
社会人(自分はまだ学生なんで偉そうなこと言えないですが)の人が、出会いがないって言うのはわかるんですが、
学生って出会いがいっぱいですよね。休み時間になったりすると、自然とオタク気質のある男子・女子で集まって話したり
美術部(うちは漫研がなかったので、美術部にオタクが集まってました)で仲良くなったりするじゃないですか。
そこでなんで「いいなぁ」って思った子に、アタックかけないのかなぁ、って。
漫画の貸し借りをしようって理由つけて、一緒に下校したり、一人で見るのは恥ずかしいからって言って映画に誘ったり……。
色々しましょうよ。オタクだから彼女できないってのは嘘ですよ。
思いついたことを整理しないで書き連ねてみるよ。
漫研に所属していたときに
「あんな分かりづらいネタぜってーみんな気づかないよwwwwwww」
「くだらないwwwwくだらないwwwwwだがそれがいいwwwww」
「あーほらあの部分。ネタ仕込んであったけど気づいた?」(ウォーリー見つけられた?位のノリで、作者の隠された意図、等までは踏み込まない)
というような、あんまり内容の無い、潤滑油のような会話があった。
逆に本の制作の話になると眉がキリリリィっっと吊り上がってしまって、和やかに「そうだねー」とか和やかに話してなんて居られないガチ空気だったし、
「この作品の物語の主題は何なのかー」なんて話のときも、わりとガチ論争になった気がする。
重厚だったり伏線バリバリだったりするほど、友人と面白さをシェアしあうのが難しい気がする。
小ネタみつけては「あーあれなwwwwwあのネタ仕込んだひとは尊敬できる馬鹿だwwwwww」とか語ってたときは、そういったガチ論争化スイッチとは無縁だったと思うのさ。
だからさ、そういう、身構えなくて良い、軽ーいノリだけの、
つまり物語の主題とか割とどうでもいい、小ネタの集合体みたいな作品っていうのかな、そういうのが会話の潤滑油としては好まれるから、
それで流行ってるのかなあ、などと、最近のらきすた現象をみて思っていました。
ということで、風邪でぼーっとしながら書き散らしてみました。
書いてて思ったんだが、なんかオンナノコ的だなあ。
だけど何か違和感を感じずにはいられない。
今や秋葉原は一種の観光地になり、本に関しては「となりの801ちゃん」や「腐女子彼女。」や最近だと「ぼく、オタリーマン。」なんかが普通に出版される時代になった。テレビでは萌えやメード(何故かメイドとは表記されないのが不思議)という単語や芸能人なんかでもオタク趣味を隠さない人が増えてきた。
でも何故か違和感を感じる。何でだろう。
これは仮定でしかなく、確たる裏付けもないが、今の時代のオタクと私みたいな20代後半以降のオタクは別の種類ではないのか、と思ったりもする。一体何が違うというのか。
俺らの時って 約10年前ってああだったかな?
あんなに屈託なくいれたか?
「オタク、かっこ悪い?」そういう問いさえ出なかった
「オタクは格好の悪い生き物だ」
数珠繋ぎの輪がぐるぐると回ってた気がする
父・母・兄・犬
3つ年上の兄はジャンプ愛読者。
マンガ・ゲームの類は禁止もされなければ推奨もされない。ごく普通の家庭。
本人の成績は中の中といったところ。目立たず、やや大人しいタイプ。
趣味は絵を描く事。
ジャンプ愛読者の兄(1つ上)にそれなりに反発しながら、それなりに影響を受ける。
学校の友達が読んでいるのでちゃおとかも読むけど、少年漫画もそれなりに詳しい、クラスに一人二人いるタイプ。
ジャンプ掲載漫画の801アンソロジーコミックをそれとは知らずに書店で購入。
最初の1回はドン引きするものの、気になって読み返す。知らず夢中になって読むように。更に、巻末の同人誌紹介で同人誌の世界を垣間みる。
好きな漫画がアニメされる事になり、情報と書き下ろしイラスト目当てでアニメ誌の購入スタート。やはり同人誌紹介が載っている。
購入した同人誌を発行しているサークルのサイトから、ネットに広大に広がる二次やおいの海へダイブする。
受験の為に、一時漫画やネットから離れ、フラストレーションが溜まる。
志を同じくする友と、もっとディープな腐女子の先輩達との出会い。
友人や先輩の手を借り、本格的に同人活動と二次やおいサイト(18禁)の運営をスタート。
また、オリジナルJUNEの世界にも触れ、主にビブロス(現・リブレ)あたりのコミツク・小説などを買い漁る。
腐女子化のスピードアップ、好みではないキャラをも瞬時にかけ算するスキルを修得。
これまでの鬱積を取り戻すべく、ネットへダイブ。同人活動再開。復帰第1作はレイプものやおい。
腐女子化は留まる事を知らない……かのように思われたが、バイト先で運命の出会い!!
残業に明け暮れる日々。
合コンに行く事はおろか、たまの休みでさえ有意義に過ごせない、鬱屈した潤いのない日々。
しかし、残業後、肌の手入れをしながら何となく見ていた深夜アニメが彼女の人生を変える事になる。
再び芽生える「萌え」の感情。瞬時にかけ算完了。
胸に滾る「萌え」を形にするべく再びペンを取る。
が、描けない。長い事絵など描いていなかったので腕が鈍っている。しかしこの「萌え」をどうにか消化したい。
考えに考え、出した結論は「絵が描けないなら文を書けばいいじゃない!!」。
かけ算スキルは高校生の頃とは比べ物にならない程のレベルに達し、今や無生物ですら瞬時にかけ算できるように。人類皆やおい。
それなりに良い関係を築いている異性がいるが、恋愛対象というよりは、「受け」として見て萌えている。
かけ算スキル……2体の男性固体に対し、「受け」役と「攻め」役を振り分けるスキル。
初級レベル腐女子は1週間〜1ヵ月で最も萌えるキャラを振り分けるのに対し、上級レベル腐女子は消しゴムや鉛筆といった生物ではないモノすらも瞬時に振り分けが可能。