はてなキーワード: 偵察メンバーとは
ストーリーのキーとなるのは試合の勝ち負けであり、試合の内容はブレイクダウンするとピッチャー対敵バッター、バッター対敵ピッチャー(+守備陣)の勝負になる。
梁幽館戦は敵ピッチャー吉川・中田 敵バッター陽、中田との勝負が描かれた。
熊谷実業戦は敵ピッチャー久保田と 敵バッター久保田との勝負が描かれた
柳大川越戦は敵ピッチャー朝倉・大野(+守備陣)と 敵バッター大島ら(+浅井)との勝負が描かれた。
深谷東方線は敵ピッチャー松岡(-守備陣)との戦いが8割、敵バッターはほぼモブだった(ラストのみバッター松岡)
熊実、深東とも、”立っている”キャラクターが一人しかいないので(姫宮戦は二人)、梁幽館、柳大戦に比較してあっさり終わっている。
「マンガはキャラクターだ」(小池一夫)を引くまでもなく、「名前と特徴(強み)のある敵キャラクター」がドラマ作りには必須。球詠世界の試合でボリュームある試合運びを作るには、勝つにしろ負けるにしろ3人以上の敵選手が必要だったのだ。(梁幽館は非選手ベンチメンバー/データ分析者もいるので実質4人)
で、60話で始まった咲桜戦だが、相手にネームドキャラクターが一人もまだいない。初期に俊足などの特徴を付した名前のある選手が二人いたが、3年生であり夏大会で引退済み、過去に因縁のある無名の偵察メンバーはベンチ入りしていないはずである。
柳大戦のように、試合が始まってから回想シーンでキャラクターを追加するという方法もないわけではないが
・・・どうすんのこれ?