はてなキーワード: ブリテンとは
改変元:アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
まあ、どのくらいの数のミリオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ミリオタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないジェット軍用機の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、オタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、ジェット軍用機のことを紹介するために見せるべき機体を10機ほど選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に『世界の傑作機』を買わせるのではなく、相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、資料集めに過大な負担を伴う輸送機とか哨戒機は避けたい。
できれば西側の機体、東側でも有名な機体にとどめたい。
あと、いくら航空技術的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
イギリス機好きが『ミーティア』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあと思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
軍用機知識はいわゆる「トップガン」的なものを除けば、基地祭でブルーインパルス程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりこれかよとも思うけれど、「ベトナム戦争以前」を濃縮しきっていて、「ベトナム戦争以後」を決定付けたという点では外せないんだよなあ。総生産数も5000機以上だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この生産数過多な戦闘機について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人にも受け入れられそうなジェット戦闘機(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「オタとしてはこの二機は“飛行機”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種の戦闘機無用論者が持ってる高速爆撃機への憧憬と、レイピアが護衛するオタ的な戦略空軍へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えて
の二つをはじめとして、オタ好きのするスペックを機体にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「ハリアーだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜のVTOL機がその後Yak-141に続くこと、その技術がアメリカに入ってX-35Bになったこと、そしてF-35Bになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、自衛隊にはそんな気がまったくないだろうこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり空軍といえば阻止攻撃だよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「フェンサー」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この機体にかけるマクナマラの思いが好きだから。
断腸の思いで重量を削って、でも海軍型はダメでしたっていう結果が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「計画を統合する」ということへの諦めきれなさがいかにも非効率的だなあと思えてしまうから。
可変翼を俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれがマクナマラ以前の米軍だったらきっちり用途ごとに分けて開発してしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて空海の機体を統合してしまう、というあたり、どうしても「同じエアフレーム使ってコスト削減という幻想が捨てられないオタク」としては、たとえマクナマラがそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。トーチングの美しさと合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層でミグ15見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
朝鮮戦争の段階で、ミグ設計局の哲学とか技法とかはこいつで西側レベルに達していたとも言えて、こういうクオリティの戦闘機がロシアでこの時代に作られていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくソ連機好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるベレンコ中尉亡命事件でしかミグ戦闘機を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
サーブの「STOL」あるいは「軽戦闘機づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「高速道路のどこからでも離陸したい」的な感覚が小国には共通してあるのかなということを感じていて、だからこそlight『群青の空を越えて』の主役機はグリペン以外ではあり得なかったとも思う。
「軽戦闘機を分散配置して生かす」というスウェーデンの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「専守防衛の気分」の源はドラケンにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に可愛がってもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうブーメラン風味の全翼機をこういうかたちでステルス化して、それが非オタに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9機まではあっさり決まったんだけど10機目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にラプターを選んだ。
ファントムから始まってラプターで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、21世紀の空を支配することを義務づけられた戦闘機でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい機体がありそうな気もする。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんと変態ブリテン脳に入れ替えてやる」という反応は大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
渋谷駅地下などの「駅ダンジョン」が話題だが、美術館も大御所になると駅に劣らず凶悪だという話。
つい先日ロンドンに観光に行ったとき、2箇所ほど美術館を訪ねた。
http://www.tate.org.uk/britain/explore/etb.jsp
ぱっと見ると部屋数こそ多いものの、階の移動が少ないので渋谷駅に比べたらなんぼのもんじゃい、と最初は私も思った。
だが、運が悪いことにマップ中央付近の廊下上のエリア(Duveen Galleriesと書かれている部分)がたまたま改修中で通行不可になっており、南北のエリア間の移動が非常に困難な状態に。
入場時にこれと同じ地図をもらっていたから良かったものの、徒手空拳で挑んでいたら間違いなく途中で迷子になっていたと思う。
何しろ、どっちを向いても似たような部屋が延々と続くのだ。うっかり適当に歩き回ると、(地図があるにも関わらず)一瞬元いた部屋への戻り方がわからなくなり、軽くパニックになる。
(位置がわかったらわかったでイライラするんだけど。「マトックがあればこんな遠回りしなくていいのに!」とか妄想したり)
ちなみに、展示物は一応部屋を記憶する際の目印にはなる。前衛美術のコーナーになると結構ツライけど。
http://www.britishmuseum.org/visiting/floor_plans_and_galleries/ground_floor.aspx
泣く子も黙る大英博物館。ちなみにこれは1F部分の地図で、上階には更に複数の部屋がある(左メニューのリンクで切り替え可能)。
前述のテート・ブリテンに比べると、展示物がバラエティに富んでいて部屋ごとの違いが認識しやすく、部屋自体も大きい(天井も高い)ため、迷子になったり恐怖を感じたり、ということはあまりない。
が、この美術館は厄介なことに「遅い時間になると閉鎖されるエリア」が存在する。
どういうことかというと、たとえ閉館時間が夜20:00だったとしても、18:00を回る頃になると奥のフロアから順次部屋が閉鎖されていってしまうのだ(まあ、広大な建物だから致し方ない)。
したがって、閉館近くに訪れた観光客(私のことだ)は、次々と閉鎖される部屋を縫って歩きながら、まだ開いている部屋から自分の見たい展示物を物色するという「タイムアタック」イベントを体験することになる。
美術品の鑑賞もそこそこに、地図と睨めっこしながら最短ルートを計算するのが楽しくなってくるから不思議だ。
駅がドラクエやFFのような「回廊型ダンジョン」だとすれば、美術館はウィザードリィのような「玄室型ダンジョン」で、また違った複雑さがある。
http://anond.hatelabo.jp/20071213130845
王道かどうかはともかくイギリス保守、大ブリテン主義、保守党支持ってのは間違いないね。(労働党の)ブラウン首相がこだわっているBritishnessとちょうど呼応しているのがおもしろい。
よっし。じゃあバカなお前らのためにわかりやすく日本に置き換えてやる。
たとえば社民党が「沖縄やアイヌの文化も取り入れた新しい国旗を作るべきだ!」って提案したとしよう。
そしたら読売が「へー。いーんじゃない。じゃあ紙面で募集してみるよ」って言う。
そこにバカな米人が「日本といえばGo Go Yubari!!」って言って白地にモーニングスターを描いたデザインを送ってきた。
それを読売が得々として「日本のメディア戦略を反映した良い案かもね」っつって載せた。
その真意は。
「ホラこんなダサイのが来ちゃったよ。日の丸が通用してるし日の丸カッコイイんだから日の丸のママでいいじゃん。なんなら旭日旗にしようよ。日本の中心は東京、というか皇居なんだし辺境の貧乏人どもの言うこと聞く道理はないよね。しょせん社民党なんて図体ばかりでかくて脳みその無い米人と同レベルなんだよプゲラ」だろ?
とすると3位のデザイン(イングランドの守護聖人聖ジョージによるウェールズのシンボル龍の退治)はどういう意味になるんだろうね。
こういうの平気でのっけるイギリスのマスコミ、そういうのを面白がるイギリスの人たち(もちろんウェールズ人含む)はやっぱ好き。
痛いニュース(ノ∀`):【英国】 新・英国旗デザイン案、ネット投票…1位は「グレン団」、2位は「ルイズ」(2ちゃんねらー考案)とかもう。痛ニューって名前が洒落になってない。ブクマの連中もだよ。バカか。
【元ネタ: The new face of Britain? Flag poll results - Telegraph 】
なんというか、おめーらおめでてぇな、というか。マスゴミに政争の具にされてまでそんな目立ちたいか、という。
「Bizarre」とか形容されて、おめーらの大好きなグレン団のシンボルを「クールなドラゴン」とか著作権ガン無視で転載されて。ヤプー体質まる出しだよ。金髪美人のウンコ食って喜んでる方がまだ健康的だぜ。
あのな、おれもそんなにUK政治メディア事情に詳しいワケじゃない。でもこれくらいはわかるぜ。
デイリー・テレグラフってのはイギリス保守王道なの。大ブリテン主義。中央集権。当然保守党支持一色。
「大ブリテン人であることに誇りを持とう!(ウェールズ人とかスコティッシュとかナンセンス!)」っていう特集組んじゃうくらいなの。日本で言えば読売なの。
で、今回のはなしの元は何だっけ? 「そろそろウェールズも国旗に反映させようぜ」だろ?
誰が提案したんだっけ? そう。ウェールズ出身の労働党議員ルーカスさんだ。
背景には何があるんだっけ? ウェールズ=労働党の支持基盤。ウェールズへの不完全な地方分権だ。
(参考:イギリスの地方議会選挙とスコットランド・ウェールズ議会選挙)
ここまで話してもわからねぇか?
よっし。じゃあバカなお前らのためにわかりやすく日本に置き換えてやる。
たとえば社民党が「沖縄やアイヌの文化も取り入れた新しい国旗を作るべきだ!」って提案したとしよう。
そしたら読売が「へー。いーんじゃない。じゃあ紙面で募集してみるよ」って言う。
そこにバカな米人が「日本といえばGo Go Yubari!!」って言って白地にモーニングスターを描いたデザインを送ってきた。
それを読売が得々として「日本のメディア戦略を反映した良い案かもね」っつって載せた。
その真意は。
「ホラこんなダサイのが来ちゃったよ。日の丸が通用してるし日の丸カッコイイんだから日の丸のママでいいじゃん。なんなら旭日旗にしようよ。日本の中心は東京、というか皇居なんだし辺境の貧乏人どもの言うこと聞く道理はないよね。しょせん社民党なんて図体ばかりでかくて脳みその無い米人と同レベルなんだよプゲラ」だろ?
国旗が変わるとは思ってないけど、ちょっとだけの地位向上を期待してた沖縄人はどう思うかね?
あー……なんか日本の喩えにしたらねらーが喜びそうな結果になっちゃったな。
まぁそこで労働党を貶すための「バカな米人」にされてそんなに喜んでるのはそれこそバカだぜ?
っつう話だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20071114063529
役者も監督も芸術論も映画の歴史も知らない俺が最近観た映画レビュー。
理由?うーんと、わかんない。
http://www.elizabeththegoldenage.net/
基本的に女王様万歳ブリテンは偉大なりなバリバリのイギリス映画。(イギリス製かはしらんけど)
日本でも同じだけど、歴史物は基本的に観客は映画の中で起こる出来事を素養として
知ってることが前提になってる。信長は1582年に本能寺で死にますよ。光秀は裏切りますよ。的に。
だから、メアリーはどうあがいても死ぬし、
スペインの無敵艦隊が大挙して攻めてきてもわれらがクイーンは勝つと、ぜんぜん安心して観てられルワケ。
というわけで自然、物語のスポットというのは女王自身の知られざる内面や秘められた恋とかにあてられるんだけれど、
これも、うーん、もう展開決まっちゃってるよね。
「女王が身分違いの恋をする→ロマンス→結局失恋→それでもアタシは強く生きていくの」
みたいな。だって実っちゃったら歴史改変になるわけだし。
多分、「女王物」の映画ってこれ以前にもいっぱいあったんだと思う。他の女王物観たことないけど。
そして、おそらくはこの作品と似たような構成とストーリーをもってて、
この映画はそんな今まで築きあげられてきた、なんていうのかなぁ、自国の文化遺産?
あるいは美学とでもいうのか、それから外れずに作られた作品なんだろう。
だから、保守的なバーちゃんジーちゃんがたも安心して観られる非常に心臓に負担がかからない映画になってる。
んでもまぁ、バーちゃんジーちゃんだけをターゲットにしても金は稼げないから、
若い人向けに女王の性格を乙女丸出しにしてみました、と。
彼女の思い人であるエンタープライズ号の船長であるラリーが海に戻りたくなって
王宮を離れる許可を願い出てきた時も、子供のように拒否しまくるし、物の弾みで彼を親衛隊の隊長(だったかな)に任命までしてしまう。
んで、自分の寵愛してた御付の女官が彼の子供を妊娠してるとわかると泣き喚いて投獄したりなんかしちゃう。
でも、それをオバさんにやられると、ちょっと辛いかなぁ。