http://anond.hatelabo.jp/20071114063529
役者も監督も芸術論も映画の歴史も知らない俺が最近観た映画レビュー。
理由?うーんと、わかんない。
http://www.elizabeththegoldenage.net/
基本的に女王様万歳ブリテンは偉大なりなバリバリのイギリス映画。(イギリス製かはしらんけど)
日本でも同じだけど、歴史物は基本的に観客は映画の中で起こる出来事を素養として
知ってることが前提になってる。信長は1582年に本能寺で死にますよ。光秀は裏切りますよ。的に。
だから、メアリーはどうあがいても死ぬし、
スペインの無敵艦隊が大挙して攻めてきてもわれらがクイーンは勝つと、ぜんぜん安心して観てられルワケ。
というわけで自然、物語のスポットというのは女王自身の知られざる内面や秘められた恋とかにあてられるんだけれど、
これも、うーん、もう展開決まっちゃってるよね。
「女王が身分違いの恋をする→ロマンス→結局失恋→それでもアタシは強く生きていくの」
みたいな。だって実っちゃったら歴史改変になるわけだし。
多分、「女王物」の映画ってこれ以前にもいっぱいあったんだと思う。他の女王物観たことないけど。
そして、おそらくはこの作品と似たような構成とストーリーをもってて、
この映画はそんな今まで築きあげられてきた、なんていうのかなぁ、自国の文化遺産?
あるいは美学とでもいうのか、それから外れずに作られた作品なんだろう。
だから、保守的なバーちゃんジーちゃんがたも安心して観られる非常に心臓に負担がかからない映画になってる。
んでもまぁ、バーちゃんジーちゃんだけをターゲットにしても金は稼げないから、
若い人向けに女王の性格を乙女丸出しにしてみました、と。
彼女の思い人であるエンタープライズ号の船長であるラリーが海に戻りたくなって
王宮を離れる許可を願い出てきた時も、子供のように拒否しまくるし、物の弾みで彼を親衛隊の隊長(だったかな)に任命までしてしまう。
んで、自分の寵愛してた御付の女官が彼の子供を妊娠してるとわかると泣き喚いて投獄したりなんかしちゃう。
でも、それをオバさんにやられると、ちょっと辛いかなぁ。
かっこつけたような評論出来る奴ってすごいよね。 俺そういうの全然ダメだよ。増田とかにもかっこつけた映画レビュー書いてみたいけど無理。
http://anond.hatelabo.jp/20071114063529 役者も監督も芸術論も映画の歴史も知らない俺が最近観た映画レビュー。 基本的に俺はつまらない映画なんて存在しないと思ってます。 理由?うーんと、わ...
くやしいが面白い