ダチョウ倶楽部の持ち芸を使って、解除条件と停止条件を喩えてみる。
なお、以下「契約」という用語は「お約束」と置き換えられています。
解除条件は、ある条件が満たされることで効果が消えて無くなることです。
- 熱湯を目の前にして、ウエシマ以外のメンバーが「私が」と言って挙手します。
- 挙手したメンバーを見て、ウエシマ以外のその他のメンバーも「私が」と言って挙手します。
- ウエシマ以外の、メンバー以外の周囲の人々も、次々と「私が」と言って挙手します。
- ここで満を持してウエシマが、「では私が」と言って挙手します。
- すると、他のメンバーを含め周囲の全員がウエシマに対して「どうぞどうぞ」と言います。
この場合、「お約束」とは、ウエシマが挙手するまでの間、周囲の人間は「私が」と言って挙手しなければならないというものです。
この「お約束」は、ウエシマが挙手して「では、私が」と発言することで解除されます。
停止条件は、ある条件が満たされるまでの間効果が発揮されないことを指す。
- 熱湯の入った浴槽のヘリにウエシマが乗り上げます。
- その状態で、ウエシマは「おい、押すなよ!絶対押すなよ!絶対だからな!自分のタイミングで入るんだから絶対押すんじゃないぞ!絶対だぞ!・・・」と言い続けます。
- ウエシマがしゃべり続けている間、メンバーはずっとウエシマの様子を窺っています。
- ウエシマはしゃべり続けている間、浴槽のヘリに掴まった体制で停止しています。
- ウエシマがしゃべり終えると、すぐさまダチョウ倶楽部の他のメンバーはウエシマの背中を押します。
- ウエシマは浴槽の中の熱湯に飛び込み、停止状態は解除されました。
この場合、ウエシマが「押すな」と言い続けている間、ウエシマの背中を押してはなりません。
「お約束」は、やっぱりウエシマが頭から熱湯に飛び込むこと、となります。
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