過去一おもんなかった元彼はものを知らなさすぎたので、「この間◯◯でさ〜」みたいな導入がまったくできず、私は毎回Eテレみたいに「◯◯って知ってる?」というところから会話を始めていた。
話しかけても全然会話が広がらずに終了して、毎回一問一答みたいだった。
それでいて熱狂的にオタクな分野があるとか、学問の一分野を究めているとかならまだ分かるんだけど、趣味らしい趣味も全くなかった。
スマホは一応持っていたけど、画面を白黒にして一日のほとんどは電源を切っているみたいだった。
早慶上智レベルの文系なのに一般的な語彙も怪しかったからどうやって受験を突破したのか謎だった。
唯一読書だけは好きで、好きな作家もいたみたいだけど、上記の通り語彙力もあまりない(「行間を読む」が通じなかった)ので、どう読んでいたのか今になって気になる。もうちょっと掘り下げて聞いてみるべきだった。小説の感想を聞いても、「人間関係が複雑ですごい」みたいなことしか言ってなかった。
彼も小説を書いてたけど、つまらないというか散文詩のように難解で、主題もよく分からないものばかりだった。現代アートのように、主題なんてなかったのかもしれない。
豆しば系彼氏ええやん
豆しばだったのは私な
小説の感想を聞いても、「人間関係が複雑ですごい」みたいなことしか言ってなかった。 小説のどこがよかったと語って聞かせて間を持たせるのはそれ自体が立派な芸だからハードル...
値段がすごい
文芸カテゴリとはいえ1冊3000円近い文庫本が出てくるとは夢にも思わなかったわ。
文芸て京極より高いんかすげー