2024-09-12

「一気読み」って本当に気持ちいいよね

創作したことある人なら分かると思うんだけど、創作ってめっちゃ時間かかるんだよね。

構想なんかの準備期間も含めれば、半年以上かかることもある。数年かかってるものも世の中にはごろごろ転がってる。

そんな、誰かが長い時間かけてつくったものを1日や2日で一気に消費する。これが、たまんなく気持ちいい。

1日で1年を摂取してる気分になる。時間を食べてる気持ちになる。共感覚なんてないから、実際に味覚として感じてるわけじゃないけど、すごく美味しい。脳みそに染み渡る。情報を食べてるとも表現できるかもしれないこの感覚は。記憶して、整理して、繋がるのが快感になる。

うまく練られたストーリーは、高級なフルコースみたいなもんで、もう、たまらいね

それで、とどめにやってくるのが「忘却」。内容忘れちゃうんだよね。あんなに美味しくいただいたのに、印象に残ったところ以外を忘れちゃう

これがね、作者の努力尊厳を知らずのうちに踏みにじってしまっているようで、たまらないんだよね。「最高に面白かった」って記憶けが残ってて、どこが良かったの?って聞かれても答えられない。きっと、破壊衝動一種なんだと思う。

今、ちょうど一気読みが終わったところ。まだ、内容をはっきり覚えてる。けど、ここからどんどん忘れていくの。なんか、すごい申し訳ないなと思いながらも、口が笑ってんだよね。

次は何にしようかな。

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