2024-04-19

胸を抉られる音楽

The Amazing Digital Circusテーマ曲にここのところ胸を抉られ続けている

頭の中でしょっちゅう奏でられ、気がつけば口ずさんでいる

そして寂寥とした感情で胸をきゅーと締め付けられている、比喩ではなく本当の痛みを感じ続けている


もっともこの曲に胸を抉られているのか、もともと抉れていたところへこの曲が流れてきたのかはわからない


この曲は

どこにも辿り着かない、逃げることもできない

理不尽不条理

周りにいる人物はほぼ人格破綻している

最悪すぎて笑うしかない

なんとか陽気で楽しげなステップで乗り越えようとするものの、何も変わらないし変えられない

出てくるのはあのポムニのひきつった笑顔だけ

自分にはこんな風に聴こえている


The Amazing Digital Circusを観ているとどんどん辛くなる

パイロットを何度観たかからないけどいつも泣きそうになりながら観ている

この文章を書いてても思い出して泣きそうになってる

見なければいいのだろうけどポムニの行く末を見届けないわけにはいかない


この作品は表面的には現実世界と何の関わりもないファンタジー世界舞台だけど、表現されている本質現実以上に現実のもの

ポムニの置かれている状況や体験自分のそれと等しく置き換えられる

意味のわからない世界

意味のわからないルール

意味のわからない人々

意味のわからない経験

ポムニの不安や混乱、焦りや絶望は全て自分のもの


自分はこの虚無の人生ADCテーマ曲を胸に打ちのめされながら生きていくがポムニには安息未来が訪れて欲しい

そんな終わり方を願ってやまない

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