2024-04-13

死の受容の過程備忘録

旦那が死んだあと何度か夢に出てきたんだけど、出てきた時期によって自分の受け止め方が違って、これは死の受容の過程の記録になるんじゃないかと思ったので記しておく。

いつ出てきたかちゃんと記録しておかなかったことが悔やまれる。

<1回目 死から1ヶ月以内>

死んでから葬式まではマトモに夢を見るような余裕もなかったので、葬式以降だとは思うがそこれからどこまでのタイミングなのかが記憶にない。

・登場の様子

 「ちゃんと寝ろよ」みたいなことを言って心配してくれた

自分の反応

 死んだことは理解している。めちゃくちゃ寝不足だったので、こうやって寝不足心配して夢に出てくれるなら毎日寝不足でもいいのになあと思った

<2回目 死から1ヶ月以降>

ちゃんと記録に残していないのではっきりとした時期がわからないが、そこそこ時間が経ったタイミング

・登場の様子

 日常の場面で出てきたが、旦那はずっと横になって寝ていた

自分の反応

 死んだはずだから、この体はどうしたらいいんだろう。ワンチャン蘇る可能性はあるだろうか。なさそうな気がする。どうしよう。

<3回目 死から1か月目以降1年以内>

・登場の様子

 特に生前と変わりなく動いている

自分の反応

 死んだはずなのにどうしてここにいるんだろう。本人なら嬉しいけど、死んでるはずだからきっとここで動いているのは別人のはずだ。怖い。

<4回目 死から1か月目以降1年以内>

・登場の様子

 特に生前と変わりなく動いている

自分の反応

 他の夢の登場人物(生きてたり生きてなかったり、今近しい人だったり疎遠だったりいろいろ)と特に変わりがない。特におかしいとも嬉しいとも思わない。ただ、目が覚めたときは、久しぶりに会えてよかったなあとちょっとしかった

その後も夢に出てくることはあるけど、死にたてのときのような感覚はないので、これは自分の中で相手の死を受容したということなのだろうなと思っている。

出てきてくれて嬉しい→怖い→なんとも思わない と、死からの経過時間によって自分の感じ方が違っていって非常に面白かったが、そのうち忘れそうなので備忘録として記しておく。

それぞれいつ夢に出てきたのかを記してなかったのがもったいないなあ。

3回目のときは、本当に怖かったからとても印象に残っている。最初から怖かったわけではなく、途中までは楽しい夢だったのに、途中で、あれ?そういえばこの人死んだはずでは?ということに気付いて、急に怖くなった。

本物じゃないんじゃないか?という疑いも発生したりしたように思う。

最初に夢に出てきたときはめちゃくちゃ嬉しかった記憶があるので、こんなに変わるものかとびっくりしたような記憶もある。

3回目の時はたぶん、相続手続きとか散骨とかそういうことをしているところで、余計に死を思い知らされる段階だったのではと思う。

いつどんな夢を見たか記録していなかったのが悔やまれるが、故人が出てきた夢を毎回記録してたらそれはそれで我ながらやべーやつすぎると思うので記録してなくてよかった気もする。

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