ゴミ箱だったはずの場所からまとめられインターネットに普及された思想。
自分の界隈だと嫌悪されてたはずの用語が定着してしまった現在のインターネット。
好きだったはずのオタクはどこに消えたのか。
純度の高いオタクを名乗る彼らは無断転載、作品批判、誹謗中傷に酔いしれる。
いつの間にかこのインターネットには居場所がなくなっていて、居場所を作ろうにも手も足も前に出ない。
実写嫌悪はいいけれど勝手に他者の怒りを代弁しないでくれ。当人しか知り得ない激情を勝手に語らないでくれ。その攻撃の先はなんなのか。その行動で誰の首を絞めているのか。
落ち着いてほしい。
死ねなんて軽々しく呟かないでほしい。
どれだけ名作が生まれようとも、どれだけ心に響く話があったとしても、本当に人を変えれるわけじゃない。
ただその現実が悲しい。
どれだけの言葉を費やしても、他者を傷付け踏み躙る自己表現は止まらない。
ただ悲しい。