人間の集合体である社会は、物理的に可能とか効率的だということとはまた別の力学に支配されている。
道路啓開とか緊急の物資配布のような作業にはリスク管理やリソース配分といった調整作業と応分の費用がかかる。誰がそれを担保するのか。
ボランティアは問題解決型の思考をする。ゴールから具体的に必要な施策を逆算して「それなら自分たち有志でやれる」「じゃあやろう」となる。
ヒマなお人好しをとりあえず呼び集めて命ずればそのとおりやるだろうというトップダウン型では何も動かない。
現場ニーズから逆算して自分の手持ちカードにつながった時にボランティアという選択肢が生まれるのだ。
ダメ元で呼びかければ誰か奇特な人がやってくれるんじゃねえの?というような夢想はどこにも繋がってない。
被災当事者にとっては、そういうコタツでうつらうつらしながらの夢想のタネにされること自体が、どこにも吐き出せない毒を少しずつ胸にためることにもなる。
金とか支援物資とかあってもそれを送る道とか人がいないわけで、人力でも機械でもいいから復旧作業に従事したり道なき道を物資担いで進むボランティア、というかマンパワーこそ必...
人間の集合体である社会は、物理的に可能とか効率的だということとはまた別の力学に支配されている。 道路啓開とか緊急の物資配布のような作業にはリスク管理やリソース配分といっ...
それができるフッ軽有能ボランティアは初期に普通にやってきてたって聞くよ。 報道を見て「おいらも自己有能感満たしたーい」みたいなワナビーが押し寄せると迷惑だから来るなって...