2023-10-27

10月27日18時30分、東京駅の人混みしんどい

私は人混みが苦手だ。人混みといっても2種類ある。1つは音楽フェスディズニーランドのようなもの。もう1つは朝の東西線や通常時のスクランブル交差点のようなものだ。前者はまだ耐えられるのだが、後者は急に部屋に湧いた得体の知れない虫くらい嫌いだ。

私は前者と後者の差が、人混みの中の人が抱いている感情にあると考えている。音楽フェスディズニーランドにいる人々は、それぞれのイベントを楽しむため、わざわざ現地まで足を運んでいる。彼らは同じ事象に対して、それぞれ似たような感情を持っているのである。そしてその感情は少なくともポジティブであると考えられる。だから場の空気も熱気や高揚感といった、ポジティブもの支配される。大勢の人がいればいるほど、そうした空気感が増幅されていくのが魅力と言うこともできるだろう。

一方、後者はどうだろう。彼らの目的地はバラバラである。家に帰る人もいれば、会社に行く人、飲みに行く人、美容院に行く人、本当に様々な行き先がある。彼らは同じ事象を共有しているわけでもなければ、感情ベクトルも様々なのである。彼らが一堂に会すとどうなるか。文字通りカオスである特に感情ベクトルが負に向いている人は最悪だ。ただでさえ自分に与えられたスペースが狭く、人とすぐ当たってしまうのに、楽しそうな人を見てしまったら、感じたくもないイライラが募ってしまう。フェスではあんなに心地よかった熱気が、ただただ不快ものに変わる。加えて、プラス感情が増幅されるという人混みの魅力が一切ないのも苦手な理由ひとつだ。

ただ、世の中にはそんなごちゃ混ぜな空気感好きな人もいるらしい。外国人渋谷が人気なのはそんな理由もあるそうだ。私もそんなカオス空気感も楽しめるほど余裕を持てるようにもなってみたい。なんだか言いたいことがまとまらなくなってきたので、ここで書くのをやめる。とりあえず東京駅の人混みしんどかった。

  • 俺は逆だわ 何らかの集まりの集団の一部になることにものすごく嫌悪感を抱くけど、雑多な目的のない混雑だと仕方ないと割り切れる

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