https://qiita.com/app_js/items/a78e0605af702b155efc
この記事読んだ。
Paizaの対応の良し悪しやこの人の考えや不満については今回は触れない。
一人のITエンジニア採用担当者、また同時に一人のITエンジニアとして生成系AIに対してどう触れるべきか書いておく。
まず、業務で生成系AIを利用するのは会社のルールの範囲で好きにやれば良いと思う。
問題は転職のフェーズであり、ここでは能力をチェックされているわけだから、生成系AIの回答でコーディングテスト通過です、となるわけがない。
ソフトウェア開発は複雑であり、AIは間違った回答や遠回りな回答もするわけだから、生成系AIを使うにしても結局真偽を確かめられる能力は必要だよね。
コーディングテストで生成系AIを使うというのは「私はそのような最低限の考える力も有りません」と言っているようなものなので、企業側がほしい人材とは言えない。
最近のコーディングテストサービスでは入力内容を記録しているのでコピペしたかどうかは分かる。
なので生成系AIで回答しているような場合は企業側はある程度検知できる。
もちろん誤検知もありえる。サービス(Web)上ではなくIDEなどで回答を作って貼り付けることもあるだろう。
そのため、企業はコーディングテスト通過後の面接で回答に対して深掘りすることが多い。
生成系AI回答で何も考えていない人はここで脱落する。
企業によってはコーディングテストサービスではなくホワイトボードなどでライブコーディングさせる場合もあり、そもそも生成系AIが使えないこともある。