2023-07-02

ライ麦畑でつかまえて読み終わった

何度も読もうとするたびに最初20ページ位で脱落した。村上春樹翻訳版に変えたら結構スラスラ読めた。

中本タイトルに関する部分が出てきたけど、全然ライ麦畑でつかまえて」じゃなくて「キャッチャーインザライ」だった。

主人公はどうしようもないくせにベラベラ口ばかり回って、なのに結構気軽に数年ぶりの知り合いに電話とかしちゃう動力があるところがちょっと周りにいる特定人物と重なった。

どうしようもないかあんま人に相手されないんだけど、最後パートはずっと妹に受け入れられてる感じが良かった。

しかしまあ何というかすぐ電車乗って自分のことを誰も知らない土地に行こう…とか言い出すところがなんかアメリカっぽいなと思った。

結局行かないんかい!とも思った。

読み終わったところでどうしてこんなに有名なんだろうと思ってamazonの本の紹介文を読んでみたら、

「おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 病める高度文明社会への辛辣批判を秘めて若い世代共感を呼ぶ」

とか書いてある。そうでもないだろ。主人公も割とやばめだし。

そんな感じ。

  • 村上翻訳は「おまんこしようよ」問題を解決したのだろうか?

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