2023-06-06

anond:20230606132527

 公的年金制度は、いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式といいます)を基本とした財政方式運営されています保険料収入以外にも、年金積立金や税金年金給付に充てられています)。

 また、日本公的年金制度は、「国民年金」という特徴を持っており、20歳以上の全ての人が共通して加入する国民年金と、会社員が加入する厚生年金などによる、いわゆる「2階建て」と呼ばれる構造になっています

 具体的には、自営業者など国民年金のみに加入している人(第一被保険者)は、毎月定額の保険料自分で納め、会社員公務員厚生年金共済年金に加入している人(第二号被保険者)は、毎月定率の保険料会社折半負担し、保険料は毎月の給料から天引きされます専業主婦など扶養されている人(第三号被保険者)は、厚生年金制度などで保険料負担しているため、個人としては保険料負担する必要はありません。老後には、全ての人が老齢基礎年金を、厚生年金などに加入していた人は、それに加えて、老齢厚生年金などを受け取ることができます

 このように、公的年金制度は、基本的日本国内に住む20歳から60歳の全ての人が保険料を納め、その保険料高齢者などへ年金として給付する仕組みとなっています

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まり既に破綻している制度

記事への反応 -
  • 頑張って納税したり年金納めたのが老後返ってきて、死んだら終わりじゃないの? 年金って何?

    •  公的年金制度は、いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料を仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式...

    • 収めたものが返ってくるって認識なら年金の仕組みを勉強し直した方がいい

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