最近全国の頑張ってる若い世代(って言っても30代後半とか40代だけど)の話を聞いていると、結局日本の未来を考えたら最早自分達で政党を作るしかないかもという結論に達してる人が同時多発的にちょいちょい出始めてる印象がある。この人達がつくるであろう"クラフト野党"みたいなものが、これからの時代大きな影響力を持つことになるのでは?と思っている。
東京のベンチャーやスタートアップで働いてる人達からは政治の話はほぼ聞こえてこないんだけど、地方のベンチャーや地域商社をやってる人達からは「課題解決には結局政治を動かすしかない。→地方の政治は硬直化してるし、地方の議員は当てにならない連中が多い。野党にも愛想尽きた。→自分達でいよいよ政治活動するしかないかも。」という流れで、政治の話をかなりよく聞く。地域を良くしたい、日本を良くしたいと考えてる若い層って、今は中央ではなく課題の山積する地方で活動してる人が多い。そういう人達は出る杭として地域から疎まれてたりもする一方、現地での活動を通じて地域にも賛同者の輪が拡がってる感じも出てきている。
こういう地域を良くしようと実際に活動している人達のネットワークから政党が生まれたら、そこそこの支持を集めることが出来るのではと思っている。地域を良くしていく活動って最早政治とほぼ変わらないわけで、手触り感のある"政治"をすでに手掛けていて賛同者も集まっているという状況は選挙の際にも強力に働くのではないかなと思う。
これからの日本を変える可能性があるのは、自民党でも、既存野党でも、カルト系政党でもなく、こういうクラフト野党なのではないかなと思ってるんだけど、楽観的すぎるかしら。
そうあるべきだと思ってるので大政党有利な現在の選挙制度は問題があると思ってる。