結構前に話題になってた都内の新しい公衆トイレが、オールジェンダートイレと男性用の小便器しかないってことで炎上してた。
さっき「女性がないがしろにされてる!」的な文脈で怒ってるひとの投稿を見てはじめて知ったんだけど、いや、たぶんこれはそういう話ではない。
オールジェンダートイレそのものの安全性、有効性については一長一短がある。
多様なジェンダーへの対応という点ではメリットもあるが、盗撮への懸念なんかはかなりある。
これから書くのは「なんで男用のトイレだけあって女性用のトイレはないんだ!男は優遇されている!」っていう主張について、それは誤解ですよということだけ。
これは男を優遇しているわけじゃなくて、男の小便でいちいち個室が埋まってたら公衆トイレの利用者全員が使いにくくてしょうがないから。ただそれだけ。
この論点で怒ってるひとは当然だけど女の人が多くて、たぶんそれは男性トイレで男たちが小便器に鈴なりになって並んでいる様子を見たことがないからなんじゃないかな。
そもそも「オールジェンダートイレを作ろう」という試みがあって、でもそれだけだと男性の小便で個室が埋まりがちになるから小便だけ別に捌けるようにしよう、という考え方。
別に立ちションしたい女が男子トイレに入っても良いんだろ? それに男が驚かないかわりに座って小便したい男が女トイレ入っても騒ぐなよって話だよな