2023-04-18

結構前に話題になってた都内の新しい公衆トイレが、オールジェンダートイレ男性用の小便器しかないってことで炎上してた。

さっき「女性がないがしろにされてる!」的な文脈で怒ってるひとの投稿を見てはじめて知ったんだけど、いや、たぶんこれはそういう話ではない。

オールジェンダートイレのもの安全性有効性については一長一短がある。

多様なジェンダーへの対応という点ではメリットもあるが、盗撮への懸念なんかはかなりある

これらは正当な論点なのだが今回は一旦置いておく。

これから書くのは「なんで男用のトイレだけあって女性用のトイレはないんだ!男は優遇されている!」っていう主張について、それは誤解ですよということだけ。

これは男を優遇しているわけじゃなくて、男の小便でいちいち個室が埋まってたら公衆トイレ利用者全員が使いにくくてしょうがいから。ただそれだけ。

設計者は男を優遇しようとかは全然考えてない。

この論点で怒ってるひとは当然だけど女の人が多くて、たぶんそれは男性トイレで男たちが小便器に鈴なりになって並んでいる様子を見たことがないからなんじゃないかな。

そもそもオールジェンダートイレを作ろう」という試みがあって、でもそれだけだと男性の小便で個室が埋まりがちになるから小便だけ別に捌けるようにしよう、という考え方。

男を優遇してるんじゃなくて、利用者全員の使いやすさのために小便する人を隔離している、というほうが正しい理解だと思う。

  • 別に立ちションしたい女が男子トイレに入っても良いんだろ? それに男が驚かないかわりに座って小便したい男が女トイレ入っても騒ぐなよって話だよな

記事への反応(ブックマークコメント)

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