これらの発言に関連はないが、他人に対する配慮や倫理観に欠けた刺激的な言葉でそれなりに世論を賑わせた発言という共通点がある。
本当の意図はわからないが、前者は日本のために高齢者が引退して若い人に席を譲るべきであるという発言で、後者は保育園に入れなかったことに対する不満や社会問題に対する抗議としての発言であると思われる。
後者は国会に取り上げられて全国の待機児童は過去最小になった。
つまり実際にこの発言が社会問題の解決の一助になったことは間違いない。
対して前者の発言はどうなのか。
残念ながら現時点では老人ホームに入ってもおかしくない高齢者が要職にしがみついており、若い人がそのポジションにつくことは難しい状況が続いている。
確かに暴言や攻撃的な表現を用いることは、問題の解決につながらず、むしろ社会的な課題を増大させる可能性があるが、実際世の中をよくする可能性があるなら私はそれに期待したい。