もし、これで子供がいなかったら
マタニティマークをつけた妊婦をみかければ、勝手に憎しみを抱き
義両親のことも、孫を産んでない引け目から顔をあわせづらく、申し訳なく思っていたと思う
40代前半くらいから養子縁組について考え出して、親がいない人様の子を引き取るという未来もあったのかもしれない
だから、子供がうまれて、自分の血を受け継いだ子供を抱くことができて本当によかったのである
子供を産んだ後で「子育てが大変だからこなしの人生もありだったなー」と思えるのは実際子育てをしているから思えるのであって
ずっと不妊で子供ができなかったら、「子供がほしい」「子育てがしてみたい」と精神を病み続けていた。
自分の子供を育てるという人生の選択肢を選べたのは、子供が産まれてきてくれたからで
本当に幸運だった
不妊で世の中を憎まずにすんだ
義両親も祖父母も親も喜ばせることができた
夫と自分の遺伝子がかけあわさったらどうなるのかという結果を見ることができた
長年、生理というものとつきあってきたが、自分のからだの産む機能を使うことができた。ずっと排卵し続けてきたかいがあった
子供を産んで本当によかったと思う。子供が産まれていなければどれだけ悔しい思いをしたことか
どれだけ悲しみ、ストレスを味わうことになったのか